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【WHOの思惑とは?】アメリカ、PCRやめるってよ@アシタノワダイ

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信じるか信じないかはあなた次第

 

【WHOの思惑とは?】アメリカ、PCRやめるってよ@アシタノワダイ

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PCR検査をやめ、より巧妙な誇張へ?

2021年7月29日   田中 宇


7月21日、米政府で新型コロナ対策を担当しているCDCが、コロナの診断にPCR検査を使うことを定めた昨年2月の緊急措置を今年末で解除することを発表した。PCRでなく、他の各種の検査を使ってコロナを診断するのが良いとCDCは言っており、PCRから他の検査方法に替える期間として12月末までの5か月間の猶予を設けた。昨年2月に中国発のコロナが世界に拡散して以来、PCRはコロナ感染者を判定する最重要な検査方法として日米を含む世界で使われてきた。世界を主導する米国のCDCが今回、そのPCRをコロナ判定の検査方法として使わないように変えた。 (CDC Seems To Tacitly Admit PCR Tests Can't Differentiate Between COVID And The Flu

その理由について、CDCの発表文は明確に書いていないものの「(PCRに代わる新たな検査法として)CDCは、新型コロナとインフルエンザとを区別して検出できる多重型の検査方法を各検査所が導入することを推奨する」と書いている。これは読み方によっては、PCR検査がコロナとインフルエンザを区別して検出できず、混同してしまうことが多発するので、CDCがPCRへの推奨をやめて、コロナとインフルとを混同せずちゃんと区別して検出できる他の検査法への切り替えを進めることにした、と推測できる。そうではなく、単にコロナとインフルの両方を1回の検査で判定できる方が便利だから、両方判定できる他の検査法に切り替えるこにとした、とも読めるが、すでにこの1年半でPCR検査が世界的に普及しているのだし、インフルエンザの検査もすでに世界的に普及しているのだから、わざわざ1回で両方を判定できる新しい検査を新たに定着させる必要はない。 (Lab Alert: Changes to CDC RT-PCR for SARS-CoV-2 Testing

PCR検査が、新型コロナだけでなくインフルエンザ(やその他)のウイルスなどに対しても陽性反応を出してしまうのでないかという疑いは以前からあった。私も記事にしている。コロナ発生後の昨冬、世界的にインフルエンザの患者数が前年より99%少ない状態で、PCRにってインフルがコロナと誤診されていた可能性が高い。PCRは判定時の増幅数を上げすぎると過敏な状態になり、コロナのウイルスが存在していないのに存在しているという結論を出してしまう「偽陽性」が過半になる。米国の研究では、増幅数が25サイクルだと陽性の70%が偽陽性、35サイクルだと90%が偽陽性だった。日米などで採用されていた40サイクルだとさらに偽陽性が多く、陽性者の中に真のコロナウイルス保有者がほとんどいないことになる。偽陽性の中にインフルのウイルスを新型コロナと誤判断してしまうケースが入っている疑いがある。 (コロナ危機を長引かせる方法

CDCなど各国の政府やマスコミ・権威筋は、PCRによる判定が偽陽性満載であることや、インフルがコロナと誤診されていると疑う考え方などを無根拠な陰謀論と一蹴・攻撃し、全く真面目に考えようとしてこなかった(PCRの専門家は当初から警告していたのに無視されてきた)。新型コロナの脅威が誇張されているという考え方自体がマスコミ権威筋にとってタブーだ。CDCは今回、コロナ判定にPCRを使うことの超愚策性・インチキさについて真面目に考える姿勢をとらないまま、代わりに上で紹介した曖昧な示唆をしつつ、PCRへの奨励をやめていく。CDCがPCRをコロナ判定用に使い物にならないと半ば認めたことは確かだ。日本など他の諸国も、何も説明せずにPCR利用を縮小していきそうだ。 (Why Is The CDC Quietly Abandoning The PCR Test For COVID?

PCRの代わりにどんな検査法が主流になるのか。ひとつ興味深い展開がある。CDCがPCRへの奨励をやめると発表する2日前の7月19日、「慈善事業」で有名な大金持ちの2人、ビルゲイツとジョージソロスが合弁し、コロナなどの検査製品類を開発販売してきた英国のモロジック社を買収すると発表した。ゲイツとソロスは、モロジックの事業を拡大し、コロナやその他(コロナが終わったら蔓延させる次の感染症とか?)の検査製品を安価に全人類が使えるようにする「慈善事業体」に変身させていくのだとマスコミが称賛している。 (CDC Declares PCR Tests Must Go Immediately After George Soros, Bill Gates Buy COVID-19 Test Manufacturer) (Bill Gates and George Soros back acquisition of UK diagnostic technology group Mologic

しかし、今回CDCがコロナ判定の検査としてPCRを捨てた後、次の検査法の主流の一つとしてモロジック社の製品が普及していくのだとしたら、どうだろう。ゲイツとソロスは、CDCの決定を発表前に知り、企業価値がこれから急拡大していくとわかった上でモロジックを買収する違法なインサイダー取引をやって、これからの大儲けを確定させたことになる。慈善事業(良いこと)のふりをした極悪なぼろ儲けになる。「極悪なことこそ良いこと」。ジョージ・オーウェルの1984的な世界。実際にモロジックの検査製品の利用が急拡大するかどうかは不明だが。 (George Soros and Bill Gates are helping to turn Mologic into a social enterprise

上で「PCR検査は偽陽性99%」みたいなことを書いたが、偽陽性が99%としても、残りの1%は真の陽性、本当のコロナ感染者である。だがそもそも、最初の武漢での発祥から1年半が過ぎた今、新型コロナのウイルスが、ある程度の発症力のあるものとして世界にまだ存在していると考えること自体の妥当性を考えてみる必要がある。コロナウイルスは一般的に、ヒトからヒトに感染していくうちに、感染力は強いが病気としての重篤性が弱いものにどんどん変異していき、発祥から1年も経つころには、みんな感染(というより咽頭付着)したが誰も発症しない弱いものになる。発症しなければ病気でないので、そのコロナウイルスは事実上消滅してしまう。2003年に中国から世界に広がったSARSのコロナウイルスは、発祥から数か月後に忽然と消滅した。 (The Great Big Delta Scare

それなのに今回の新型コロナは、発祥から1年半たった今も「デルタ種」なる変異株が世界中で「猛威」をふるっていると喧伝されている。変異すると感染力は強まるが、重篤性は下がる。新型コロナが、従来のコロナウイルスと違って1年半後もある程度の病原性・発症力を本当に保っているのなら、なぜそうなるのか権威ある専門家が研究して納得できる仮説が出てくるはずだが、それもない。ないということは詐欺が疑われる。デルタ種の「猛威」は、本当のことなのか。それともPCR検査の偽陽性や、都市閉鎖やワクチンの「効果」と同様、マスコミ権威筋が猛烈に誇張して軽信させた人々の頭の中にある「妄想」なのか(「妄想こそ事実。事実こそ妄想」も1984的だ)。 (Do Not Buy the Covid Delta Variant Propaganda

私は「新型コロナはすでに病気として消滅している」と推測している。昨年夏ぐらいまでは新型コロナで本当に発症した人がいただろうが、その後は他の病気で発症した人がコロナと誤診されるだけになり、人々の症状が針小棒大に喧伝され、軽信的な人々に恐怖心を植え付け続けた。長期の味覚喪失とかだるさとか、新型コロナ特有の症状といわれているものも、実は特有でなかったりする。 (NYT says covid virus has been eradicated, now it's “unvaccinated" people who are making others sick with their mere existence

新型コロナを世界に広げた国際勢力(WHOなどを傘下に持つ覇権運営体。欧米だけでなく、中国もこの運営体の一部)は、最初からコロナ危機を何年も続けるつもりだったので、病気として消滅しているのに猛威をふるっていると世界の人々に軽信させられたのは「大成功」である。英国で入院したコロナ感染者の大半が、コロナと診断されて入院したのでなく、他の病気で入院した後、コロナ検査したら(偽)陽性になった人だった。コロナ患者の大半は実のところ他の病気の患者である。陽性者のほぼ全員が偽陽性だ。 (Over half of Covid hospitalisations tested positive after admission) (Pseudopandemic

偽陽性満載のPCR検査がこれからコロナ判定に使われなくなると、事態が改善するのか?。たぶん違う。PCR検査は、もともと感染症の判定用に使うべきでないと専門家に警告されており、増幅度を過剰に引き上げることで意図的に偽陽性だらけにしていることが、早い段階からバレていた。これでは完全犯罪に程遠い。稚拙すぎる。もっと巧妙でブラックボックスが多い検査体制に転換し、コロナ危機の意図的な長期化を完全犯罪にしていかねばならない、と国際勢力が考えても不思議でない。モロジック社の検査製品が使われるのかどうかわからないが、次の主流の検査体制は、PCRよりも突っ込みどころの少ない、不透明なものになるのでないか。 (Three in 10 Americans Think Pandemic Is Over in U.S.) (都市閉鎖の愚策にはめられた人類

コロナワクチンの話はあらためて書きたいが、米国でも日本でも、ワクチン接種が進むほど、感染者が多く出る展開になっている。ワクチンが本当に効くのであれば、今の日本のように接種者が増えていくと集団免疫の状態になり、感染者が減っていくはずだ。しかし現実は逆で、接種者が増えている首都圏の3県に非常事態宣言が出される。ワクチンは効いていない(偽陽性者=感染者にされるので前提が不合理だが)。米国の調査では、接種者のうち一定割合の人々が接種によってむしろ新型コロナに感染しやすく、他人に感染させやすくなったことがわかってきた。早々と国民に接種を強要したイスラエルでは、ワクチンの効果が半年で急低下するので4-5か月ごとの接種が必要なこともわかっている。新型コロナという病気がもう存在していないのなら、これらの話も言葉通りに受け取れない。考えを整理し、あらためて書く。世界的に、コロナよりワクチンでの死者の方がはるかに多い。 (New Evidence Suggests COVID Vaccine May *SPREAD* the Virus: NBC News Report Deleted from USA Today Article) (California Counties See COVID Cases Rising In Most Heavily Vaccinated Counties) (Israeli Data Suggests Protection From Vaccines Drops Down to Nothing After Just 6 Months) (The Most “Vaxxed” Countries Have Highest Incidence Of Covid) (Why most people who now die with Covid in England have had a vaccination) (Covid Vaccines are killing people at a 79% higher rate than Covid-19 in the UK according to statistics

tanakanews.com

「安価な民間PCR検査」、「美容クリニック等のPCR検査」、「保険診療機関でのPCR検査」はいったい何が違うの?

昨今、1980円・2900円などの安価な民間PCR検査を行う検査機関が、都心を中心に広がり、話題になっています。また、少し前から、テレビCM等で、某美容クリニックが行っているPCR検査の案内を見られることも増えてきたかと思います。

社会経済活動の中で、新型コロナPCR検査のニーズは多く、検査環境が拡充されることは重要ですし、良いことだと考えられます。

一方、どのようなものにも、メリット・デメリットが存在するため、それぞれの特性などを理解して利用することが重要だと考えられます。

京都大学 ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授も民間PCR検査の精度には警鐘を鳴らしています。以下、記事中の宮沢孝幸准教授のコメントを引用させていただきます。

「PCR検査は偽陽性と偽陰性を大前提として考える必要があります。人間のやることに完璧や完全はありません。一定の精度が確保されていると言われる行政検査でさえ偽陽性、偽陰性は起こりうるリスクです。  自費検査を行う医療機関や施設に国が定期的に立ち入り検査を行っていれば話は別ですが、検査態勢や精度などの実態が“ブラックボックス化”しているのは事実です。自費検査に正確性を求めるのが、そもそも無理な話なのです」

格安の「自費PCR検査」って、どれくらい有効なのか? ウィルスの専門家に聞いたhttps://www.dailyshincho.jp/article/2021/01270855/

 

また、2021年2月23日の厚労省からのアナウンスでも、コロナ自費検査施設の精度に問題があることが指摘されています。

2021年3月26日の消費者庁からのアナウンスでも、市販されている検査キットの質には問題があることが指摘されています。

(市販キットを販売している美容クリニックも同様の目で見られています)

東京都港区からは、自費検査を扱う施設の中で、医師の診察なく陰性証明を出したりする不適切な例について、医師法や厚生労働省の通知などに抵触する可能性があるとして、改善を指導し、利用者への注意喚起を行っています。

 

今回は、「安価な民間PCR検査」、「美容クリニック等のPCR検査」、「保険診療機関でのPCR検査」の3つのPCR検査は何が異なり、どのようなことに注意が必要なのかについて解説いたします。

そもそも一体何を確認すればいいの?

「安価な民間PCR検査」、「美容クリニック等のPCR検査」、「保険診療機関でのPCR検査」の3種類で検討すべきポイントは、以下の5つだと考えられます。それぞれ解説の中で重複することもありますが、一つずつ解説させていただきます。

  • 価格
  • 検査の精度
  • 結果が出るまでのスピード
  • 検査そのもの・医療機関としての信頼性(PCR検査の環境・医療/検査機関としての信頼性)
  • 陽性になったときの対応

価格はなぜこんなに違うの?

2020年12月現在、よくある価格は以下のようになっています

  • 「安価な民間PCR検査」:1980円〜2900円
  • 「美容クリニック等のPCR検査」:4900円〜15000円
  • 「保険診療機関でのPCR検査」:2.5万円〜4万円

これだけ大きな差があると、普通の方は、なんでこんなに違うのか?と感じることでしょう。

一番大きな理由は、検体・検査をどのように行っているかでしょう。

保険診療の医療機関が行っているPCR検査は、保険診療で行うために、非常に多くの規制を遵守し、複数の機関(例:ISO、アメリカ病理学会など)の承認をとった検査会社に委託して実施しているケースがほとんどです。この場合、検査会社は、臨床検査技師を多数雇用し、バイオハザード基準を遵守し、結果についても精度を上げるために、ダブルチェック・トリプルチェックを行っています。結果的に、保険診療の医療機関が検査会社に支払っているPCR検査の費用は、非常に高額であり、そこにスタッフの人件費や個人防護具等の費用が加わるために、2.5〜4万円という金額になります。

一方、美容クリニックが実施しているPCR検査の多くは、院内にPCR検査の機械を置き、大量に検査を行うことを行っています。「自費診療」で行うため、保健所等のチェックは入らず、精度をあげるために、ダブルチェックを行うかどうかは、コストを踏まえて、美容クリニックの判断に一任されることとなります。PCR検査の機械はそれほど高いものではなく、検査の試薬も数量がでれば安くなりますので、数千円という金額で受託を行っているところが多数見られます。また、現在、PCR検査を行っている美容クリニックの経営母体は医師ですらなく、WIFIを提供する企業であったり、カラーコンタクトを販売する企業、インターネット関連の広告企業など、医療とは全く関係ない企業が実質的に経営を行っているケースが多数見られます。そのような企業に雇われた医師が、名義貸し等で院長をおこなっているケースも多数あります。

安価な民間PCR検査については、美容クリニックと同様に、自分たちでPCR検査機器を購入し、検査を行っています。保険診療では有りませんし、ましてや、「診断ではない」と謳っているため、検査の手法や精度は外部からの監査が入ることは有りません。試薬を売っている検査会社そのものがやっているケースや、大手通信機器・建設業などの企業が参入して実施しているものが目立って報道されています。数量を大量に処理することを前提とし、コストを下げて対応しているので、非常に安い価格でPCR検査を受けることはできます。

また、診断書や、迅速検査のオプションを選択すると、結果的には、大幅に価格が上がることも特徴の一つです。

  • 「安価な民間PCR検査」:1980円〜2900円 → 9980円〜16000円
  • 「美容クリニック等のPCR検査」:4900円〜15000円 → 18000円〜29000円
  • 「保険診療機関でのPCR検査」:2.5万円〜4万円 → 35000円〜45000円

PCR検査の精度は違うの?

「安価な民間PCR検査」「美容クリニックのPCR検査」で用いられている検査の手法は、いわゆるPCR検査(polymerase chain reaction)であり、保険診療の医療機関が委託している検査会社での手法と、論理的には同じものです。使っている試薬は公開しているところと、していないところがあります。

しかし「民間PCR検査」の価格は、医療機関が検査会社に支払っている検査料よりも圧倒的に低く設定されています。ボリュームの増加で単価が下がっていること以外に考えうることはないのでしょうか。特に、医療に置いては、検査品質が重要でありますが、それを犠牲にしていることはないのでしょうか。

保険診療でPCR検査を行う場合、保険診療の医療機関と、そこから検査を受託する検査機関は、検査の精度を確保するために一定の基準を満たすことが求められています。そのためには、検査機器のみならず、検体を採取したり扱う医療スタッフ、検査を行う検査技師などのスタッフ、検査機器や検体の環境を整える必要があり、それにはコストがかかります。また、検査結果が出た場合、結果の精度をあげるために、ダブルチェックを行っています。

「美容クリニックの自費PCR検査」においては、保険診療で求められる基準を要求されることは有りませんし、監査を受けることも有りません。

実際に、某2900円の民間PCR検査で陽性のケースで、クリニックフォア で再検査を行った3件中、3件とも陰性となりました。(2020年12月17日現在)

PCR検査の結果が出るまでのスピードは違いますか?

スピードは、当初、保険診療で行う検査会社は3日程度かかり、「安価な民間PCR検査会社」や「美容クリニックの自費PCR検査」とは大きな差が有りましたが、現在はどれも6時間程度で結果が出るようになっており、大きな差はありません

逆に、最短3時間で結果が出ると言っているような検査は、ダブルチェックを行っていないと考えられ、精度を犠牲にしていると考えられるでしょう

安全に受けられるの?

保険診療の医療機関では、症状のある方は受診の方法や、場所など動線が分けられているため、無症状の方が安全に検査を受けられるように配慮がされています。

美容クリニックの自費PCRは、郵送検査をメインで行っているところが多く、新型コロナウイルスに対する安全性という観点では問題がないところが多いでしょう。

「民間の対面型自費PCR検査」は、現在のところ陽性率は1%程度であるということです。これは、企業を対象に郵送PCR検査だけを行っている某携帯会社の検査は陽性率0.01%であることを考慮すると、圧倒的に高い陽性率となっています。これは、症状がある方や感染したかもと思い当たる方などが、医療機関を受診することなく、これらの「民間の対面型自費PCR検査」を受診しているという可能性が考えられます。

一方、「民間の対面型自費PCR検査」は、あくまで単なる検査を行う場所であり、感染の疑いがない人・症状のない人を前提に検査を行っています。一般的な感染対策は行われているでしょうが、コロナに感染した人が訪問するということを前提とした対応は取られていないと考えられます。1%の検査受診者がコロナにかかっているとすると、その感染症状のある方が同じ環境で検査を行っている可能性もあるため、感染リスクについても注意が必要と考えられます。

医療機関・検査に対する信頼性は問題有りませんか?

検査そのものに対する信頼性は、既に解説したとおりです。

美容クリニックのPCR検査は、院内で保険診療の基準を満たさず行っているところが多く、品質を保証する術がありません。また、3時間で報告等を謳っていることを考えると、陽性者のダブルチェックは行っていない可能性があります。

民間PCR検査機関のPCR検査は、「診断はできない」と謳っている検査であり、少なくとも我々が経験した「偽陽性(3/3)」を踏まえると、陽性者のダブルチェックは行っていないように考えられます。

検査機関・医療機関に対する信頼性も考慮する必要があります。

民間PCR検査は、そもそも「医師の判断は無い」「診断ができない」という前提の検査を行っております。さらに、医療とは全く関係ない企業(WIFIの会社・カラーコンタクトの販売会社・出版社・建設会社など)が運営しているケースもあります。安価でPCR検査を提供してもらうのは良いことですが、最低限、「品質の担保」「感染拡大を防ぐために陽性が出た時の対応を適正化する」の2つは行ってもらいたいところです。

美容クリニックについては、美容医療の医師が、自身の専門ではない新型コロナウイルス感染症に対し、どこまで責任を持って陽性者の対応をしてくれるのか、ということに尽きます。前述のように、経営主体が医師ではない、一般の企業であることも多く、そのような場合、院長は単なる雇われ院長で、陽性患者さんに責任を持って対応してくれないことがあるえることもご注意下さい。

(写真と本文は関係ありません)

陽性となった時の対応はどうなりますか?

保険診療を行う医療機関では、陽性となった場合の重症度の判定、保健所への報告、患者さんへのその後の過ごし方の説明、必要であれば治療・お薬の処方は責務であり、当然行っています。

ご不安な点などは、医師に確認の上、保健所からの連絡を、感染拡大を起こさないような環境でお待ちいただくことになります。

しかし、「民間PCR検査」で陽性となった場合には、そもそも診断を行うことができないために、新型コロナウイルスに感染しているとは診断されず、別途医療機関への受診が必要となります。また、この場合、保健所の指導に基づき、既に民間PCR検査で陽性結果が出ていたとしても、保険診療・公費でのPCR検査を行うことはできません。再び、自費でのPCR検査を行うことが必要となります。

和文・英文診断書・健康証明書はもらえますか?

民間PCR検査では、陰性証明書や、診断書は、医療機関ではないため発行が難しいケースが多いようです。追加費用で診断書の発行が可能と当初言っていた民間PCR検査も、保健所の指導を受け、現在は診断書の発行は不可能になっています。

また昨今は海外でも安価なPCR検査の質、証明書の偽造などが問題となっており、海外渡航のためのPCR検査や診断書では、指定医療機関や、保険医療機関からの発行であることが求められることも多くなっています。

特に、美容クリニックの自費PCR検査は、検査基準を満たしていないために指定から漏れていることも多々ありますのでご注意下さい。

「民間PCR検査」でPCR検査を検討されている方へ

これから「民間PCR検査」でPCR検査を受けようと思っている方は、国立国際医療センターの忽那先生がおっしゃっている、以下の点にご留意ください。

以下、忽那先生の記事を引用させていただきます。

  • 発熱や咳などの症状や新型コロナ患者との接触歴がある場合は、行政検査の対象になる可能性がありますので、身近な医療機関に相談してください
  • 医師の判断の伴わない検査センターでのPCR検査で陽性だった場合、必ずその旨を事前に伝えた上で医療機関に相談してください
  • PCR検査が陰性であった場合も「新型コロナではない」とは限りません。陰性証明書が感染対策をしなくてよい免罪符になるわけではない点にご注意ください。

PCR検査が陰性であった場合も「新型コロナではない」とは限りません。陰性証明書が感染対策をしなくてよい免罪符になるわけではない点にご注意ください。

安価な自費でのPCR検査が広がることは基本的には良いことだとは思いますが、検査センターの特徴・特性を理解した上で利用するようにしましょう。

クリニックフォアのPCR検査について

クリニックフォアでは保険診療医療機関として、検査精度を担保したPCR検査を行っております。症状がある方は、公費にて診療・検査をさせていただきます。

また、陽性となった場合も、責任を持って対応させていただきますのでご安心下さい。

受診、検査をご検討の方は、こちらをご覧ください。

参考資料

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00199.html

https://news.livedoor.com/article/detail/19744304/

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/notice/efforts_003.html

https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_210326_02.pdf

https://www.city.minato.tokyo.jp/imuyakuji/covid19/kensakaizen.html

公開日:2021年1月28日、更新日:2021年3月26日

作成:クリニックフォア医師

www.clinicfor.life

 

「PCR陽性判定=ウイルスの感染証明ではない」国会答弁

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孫正義と民主党

孫は福島第一原子力発電所事故後、元ソフトバンク社長室長で元民主党衆議院議員であった嶋聡の民主党人脈を使って、当時の菅直人首相とともに、再生可能エネルギー(「自然エネルギー」)の普及と脱原発を掲げて活動を始めた。
菅首相が政府委員や公職者でもない孫の意見にエネルギー政策を頼っため、孫の個人的な持論が民主党政権の政策に反映された、と批判されることもある。
孫はエネルギー間のバランスを考えず、再生可能エネルギーに偏重した政策を実施させ、しかもその後、自身が再生可能エネルギーで巨大ビジネスを展開したため、孫の動きを震災に便乗した補助金ビジネスとして「政商」と批判する声がある。

 

実際に、民主党政権による固定価格買取制度の導入に際して、孫は菅直人首相に強く働きかけて同制度を成立させている。
その際、孫は参考人として呼ばれた政府の委員会において、太陽光発電は造成コスト等も含めるとコストが非常に高く、最低でも40円/kWhの高い買取価格が必要だと主張した(孫はこのとき、太陽光発電は40円/kWhでは9割の地点で採算が合わず、本来は更に高い42~45円/kWhが必要であるが、「消費者への負担とのバランスを考えると」最低でも40円/kWhが必要だと強く主張した)。
孫を取材し尊敬していたという旧知の堀義人も孫をツイッター上で「政商」だと批判し、その批判から孫と討論会を実施する運びとなった。
民主党の原口一博は孫の立てた大規模太陽光発電所(メガソーラー)構想に対して「太陽光か原発かという選択肢ではありません 『大規模・独占・集中・排除』か『小規模・分散・自立・共同』で選択しないといけない」と忠告したと言う。
2017/11/16(木)
 
 

 

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