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【国籍がほしい?】フィリピンパブが激減した原因を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

信じるか信じないかはあなた次第

フィリピンパブというのはフィリピン女性が接客をしてくれるクラブ、キャバクラだ。フィリピンと近接するベトナム、タイ、マレーシア、ミャンマーなど東南アジアに位置する近隣の女性も在籍をしていたりする場合もある。

なぜフィリピンパブは最近減ってきたのか?

 

 

【国籍がほしい?】フィリピンパブが激減した原因を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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昔流行ったフィリピンパブ

昔流行ったフィリピンパブ

今や懐かしフィリピンパブブーム

今から15〜25年ほど前に「フィリピンパブブーム」が席巻したのを知っていますか?知っているのはおそらく30代以上の人が多いのではないでしょうか。日本に留学しているフィリピン人学生も10代20代の人たちはあまり「フィリピンパブブーム」を知らないくらいですから。そう、世代ではっきり分かれるこの認識こそ、一大ブームを物語るものなのかもしれません。

フィリピンパブの登場から約30年。今やその数は全盛期の10分の1。フィリピンパブブームとはいったいなんだんたのか。そしてなぜ流行って廃れたのかを、今回はご紹介したいと思います。

フィリピンパブってなんで流行ったの?

遊びに行ったことはなくても一度は耳にしたことのある「フィリピンパブ」。その最盛期は2004年でした。この年、なんと8万2714人ものフィリピン人が興行ビザで日本に来ています。
そしてこのフィリピンパブにこぞって押し寄せたのが50〜60代の男性。特に中小企業の社長や地元の商店経営者など、金銭的にそれなりに余裕があるオジサンたちの夜の社交場となったのです。常連の人たちが口々に言うには「フィリピンパブは安いし(キャバクラの半額程度)、歳がいっててもモテる」のが良かったみたいですね。モテるといっても、そういう風に思わせてくれるくらい気持ちよく接客してくれるということ。商売だということを忘れさせてくれるくらいフレンドリーで、いくら年齢が離れていても愛想よく接してくれるんですね。一度経験してみれば、日本人のキャバクラ嬢はビジネスライクで気を使ってしまうようです。

とはいえ、フィリピンパブで働く彼女たちは、建前上は興行ビザでタレントや歌手、ダンサーなどのエンターテイナーとして入国しています。どんな人たちが多かったかというと、貧困層出身の若い女性たち。歌やダンスができれば日本で働けるということで、いっせいに日本を目指しました。それを当時は、ジャパンに行く人=「じゃぱゆきさん」と呼びました。そうした現象がメディアでも取り上げられ、「フィリピン人といえばフィリピンパブ」というイメージが確立されていったのです。

フィリピンパブブームの誕生

昔流行ったフィリピンパブ

40年以上前は、グアムやハワイと同じくらい人気の観光地だったフィリピンですが、80年代になると外国人観光客は激減しました。その理由は、1982年にマルコス政権が戒厳令を敷いたこと。「フィリピンは危険な国」と敬遠されるようになったのです。もう一つは、横行していたフィリピンやタイへの買春ツアーに、国内外で批判が高まったからです。(当たり前ですよね…)
しかし、そこで困ったのがフィリピン国内のエンターテイナー業界。このままジリ貧で活動するよりも、若い女性のエンターテイナーを日本に送ろうという動きが生まれました。
さらに1982年にフィリピン政府は、国民が海外で就労することを奨励する「海外雇用庁」を設置しました。こうして官民が手を組むようにして出稼ぎ労働の動きを加速させていきました。ここに先ほど触れた「じゃぱゆきさん」が誕生するのです。同時に日本ではフィリピン人女性がどんどん人気になり、需要は拡大。フィリピン人の「日本で働きたい!」と日本人の「フィリピン人っていいじゃん!」が見事にマッチしたのです。

本来、歌手やダンサーなどだけに認められる興行ビザですが、認定要件が曖昧だったため、フィリピンで歌やダンスの練習を少ししてきただけの人たちも多くいました。しかしそれでも日本ではフィリピン人女性は大人気。全盛期には、フィリピン全土で日本側のブローカーがオーディションを開催し、歌やダンスの技術はそっちのけ、見た目を基準に選抜し、日本へと送り込んでいきました。北は北海道、南は沖縄まで、フィリピンパブのない歓楽街はないと言ってもいいほど爆発的に人気だったのです。

フィリピンパブの衰退

昔流行ったフィリピンパブ

これほどまでに愛されていたフィリピンパブなのに、なぜ廃れていったのでしょう。それには一つのきっかけがあります。フィリピンパブ全盛期の2004年、アメリカ国務省による「人身売買報告書」で、日本が監視対象国に指定されたのです。興行ビザで入国している外国人女性は「性的搾取による人員売買」であり、日本は「被害者である外国人女性を全く保護していない」と非難を浴びました。残念なことですが、実際に買春行為を強要する一部の悪質なプロモーターがいたことも事実。このアメリカによる批判に対して、日本は興行ビザの運用を厳格化しました。というのも日本には当時、安全保障理事会入りを目指す、という外交的な駆け引きがあったのです。
この決定にフィリピンパブは大打撃。興行ビザの厳格化から2年後の2006年には興行ビザの発給件数はおよそ10%まで減少し、多くのフィリピンパブは廃業に追いやられました。

では、今フィリピンパブで働いている人たちはどんな人かというと、ほとんどが日本人男性と結婚して滞在許可を持っている女性(奥さまですね)、もしくは親族訪問ビザというビザで来て、しれっと不法滞在している人たちです。残り少なくなったフィリピンパブで働くホステスはそうした人たちですから、30代後半や40代など以前と比べるとずいぶん高齢化しているのが現状です。

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国際結婚の統計と婚姻割合や離婚率って知っていますか?

日本で国際結婚している人ってどのくらいいると思いますか?

平成28年の国際結婚者数と割合

日本で平成28年に結婚したカップルは620,531組あります。
このうち、日本人同士のカップルが599,351組、一方が外国人と言うカップルは、21,180組あります。

日本で国際結婚者は結婚全体の3.4%なんですね。

最も国際結婚の多かったのは平成17年で、714,265組のカップルが誕生したのに対して、国際結婚が41,481組だったようですから、この時の割合で5.8%。

それまで国際結婚者は増え続けてきたのですが、平成17年をピークに減少して、平成26年以降は大体2万組、結婚したカップル全体の3~4%程度というのが、日本における国際結婚の割合なんですね。

これだけ国際化と言われながらも、実は国際結婚自体は減っていたなんて驚きました。

厚生労働省のHPに統計データが公表されています。

 

国際結婚した男女の数

これによると、国際結婚した男女についても面白い数字が読み取れます。

平成28年度で国際結婚した男性は14,851人、それに対して女性は6,329人、つまり国際結婚は男性の方が女性の2倍以上多いという事です。

これも正直意外でした。

私は女性の方が国際結婚する人が多いと思っていましたが、実態は男性の方が圧倒的に多いようですね!
厚生労働省の一覧表によると、この30年以上常に男性の方が国際結婚は多いという事がわかります。

日本人が国際結婚した男女別国別ランキング

この表からは、男女別、国別の数字もまとめられていますので、国際結婚者の割合でまとめてみました。

男性が結婚した女性の相手国

平成28年
1位 中国    37%
2位 フィリピン 23%
3位 韓国・朝鮮 14%
4位 タイ    6.5%
5位 アメリカ  1.7%
6位 ブラジル  1.5%

その他の国    17%

女性が結婚した男性の相手国

平成28年
1位 韓国・朝鮮 26%
2位 アメリカ  17%
3位 中国    13%
4位 ブラジル  5.0%
5位 イギリス  3.9%
6位 フィリピン 2.4%

その他の国    34%

それ以外の国では、男女ともにペルーが7位に入っています。

このランキングからだと、男女共に、韓国、中国、アメリカ、フィリピン、ブラジルは、日本における国際結婚相手として一定割合があると言えそうです。
特に最も近い韓国、中国が、日本人の結婚相手としては、男女とも多い国なんですね。

傾向としては、男性の場合、同じアジア圏の女性との結婚率がとても高いことがわかります。
フィリピンは20年ほど前は1位でしたが、以降中国が1位となっています。

女性の場合は、韓国・朝鮮が30年以上前から常に1位で、アメリカが常に2位であることもわかります。

国際結婚の男女別国別初婚割合

日本人の男女に対して相手国の異性が初婚かどうかを調べたデータもあります。
意図するところが私にはよくわかりませんが・・(汗

日本人男性に対して相手国の初婚女性割合

日本人女性に対して相手国の初婚男性割合

日本人女性に対して相手国の男性は初婚が多いようで、最低でも70%以上は初婚者となっています。
ところが、日本人男性に対して相手国の女性の初婚率は、アジア圏女性が40%~60%、アメリカ、イギリス等は80%以上という割合になっています。

日本人男性はバツイチ外国人女性が好きなのでしょうか?

ただ、現実的な見方をすれば、アジア圏の女性達は日本人男性に対して、日本と言う国の安全に対する評価や、経済的な支援を求める傾向もあることから、一度結婚に失敗して子供を抱えている等の理由で、ある程度経済的にも余裕のある日本人男性を選んでいるであろうことは、別のデータから予想することが出来ます。

国際結婚の男女別国別年齢差

それが次の国際結婚における年齢差の一覧表になります。

これを見ると、日本人男性と結婚する外国人女性のうち、中国フィリピンタイペルーは、年齢差の平均が10歳以上であることがわかります。
それに対して日本人女性と結婚する外国人はどの国であっても、年齢差があまりない事もわかります。

国際結婚の離婚率ってどのくらいだと思いますか?

 

平成28年の国際結婚の離婚者数と割合

国際結婚は離婚率が高いと言われますが、実際にどのくらいか調べてみました。
平成28年の厚生労働省が公表したデータです。

離婚したカップルは全体で216,798組あって、日本人同士のカップルでは203,853組、一方が外国人のカップルでは12,945組でした。

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