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【Pちゃん】探偵ナイトスクープの怖すぎる放送事故@アシタノワダイ
テレビではさまざまなバラエティー番組が放映されている。
近年、出演者が本音を語る形式のバラエティー番組が主流になっているが、例えば司会者が辛口のコメントを述べたり、ゲストが自由に思いを口にすることで成立している番組だ。
時に特徴的なコメントが流行語になったりSNSで炎上してしまうなど、強いインパクトを与える番組形式となっている。
コメントをより強調するため、画面下に文字テロップを入れる番組も多く見られる。
実は、それらの番組スタイルの元祖とも呼べる番組が『探偵ナイトスクープ』という番組だ。一体どのような番組なのだろうか。
『探偵ナイトスクープ』
1988年3月から現在まで続く長寿番組だ。
制作は大阪に本社を置く朝日放送テレビ(ABCテレビ)のため、いわば地方ローカル番組という位置づけになっている。
現在は二代目局長の西田敏行が番組を仕切っている。
『探偵ナイトスクープ』は視聴者参加型のバラエティー番組形式を取っている。
視聴者から寄せられたさまざまな依頼をタレントが調査員に扮して調査する。
そしてその調査過程を取材班が密着ロケし、その模様を放送しながら局長らがコメントを加えていくというのが『探偵ナイトスクープ』の長年変わらない番組形式だ。
いまは芸能界を引退してしまった上岡龍太郎の「当意即妙のコメントを生かした番組を作りたい」という希望から始まったのが『探偵ナイトスクープ』だった。
上岡龍太郎は1988年から2000年まで『探偵ナイトスクープ』の初代局長を務めた。
問題の回「インコ」
『探偵ナイトスクープ』史上でも放送事故級にホラー色の強い怖い回としてあげられるのが、2012年10月に放送された「インコ」の回だ。
この案件の依頼者は奈良県奈良市在住で、依頼主が保護した迷いインコの飼い主を探して欲しいという内容の依頼だった。
捜査開始後インコが「奈良市三条」という言葉をしゃべったために、奈良市三条を中心に捜索が開始された。
その後もインコはいろいろな言葉をしゃべり始める。
それでも結局飼い主につながる有力な情報は得られず、調査員の努力もむなしく飼い主は見つからず捜査は打ち切りになってしまった。
「インコ」が言った恐怖の言葉
ここまではありがちな捜査依頼だったのですが、番組の終盤にインコが発した不可解なセリフがホラー映画並みの恐怖感を視聴者に与えた。
そのセリフは
「ぴーちゃん、ごめんね。ここは異世界かも、内職してたら急にだれもいなくなった。ぴーちゃんだけでも逃げて。電話もつながらない。私はでていきます」というものだ。
「ぴーちゃんごめんね」と「私はでていきます」という部分だけはハッキリとしているのだが、それ以外は明瞭には聞こえなかったため、それが余計にオカルト的な感じで怖い回として扱わた。
そのため『探偵ナイトスクープ』の放送史上で最も怖いといわれる神回のひとつと扱われている。
ネット上の動画には「閲覧注意」とコメントが付いている。
他にも探偵ナイトスクープでは放送事故や都市伝説レベルの怖い回が放送されている。