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【統一教会含む宗教団体】絶対に入ってはいけないヤバイ新興宗教を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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信じるか信じないかはあなた次第

【カルト団体】絶対に入ってはいけないヤバイ新興宗教を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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宗教とセックスにまみれながら子どもたちが育つ、新興宗教「神の子どもたち」

■今回のオカルト事件簿
「神の子どもたち」

 
 2005年1月9日、カリフォルニア州のブライスで、車の中で拳銃自殺をした男性の遺体が発見された。男性の身元はすぐに判明。リッキー・ロドリゲスという、アリゾナ州のツーソンで電気技師をする男だった。そして、リッキーのツーソンの自宅アパートには、のどをナイフでかき切られた初老の女性の残虐遺体があり、血だまりの中、息絶えていたという。

 リッキーは殺人を犯す24時間前、自殺する48時間前、元妻、友人、そして自分が育ったカルト教団「神の子どもたち」で育った元信者に向けて、告白ビデオを遺していた。これを見た警察は驚いた。「神の子どもたち」が、子どもにまで性行為を強要していたということ、教団の中で幼児性虐待を受けてきた子どもたちが大勢いること、自分たちは精神的に傷つき、死んだも同然の状態であることを、リッキーはビールをあおりながら、淡々と語り続けていたからである。

 リッキーは「復讐する必要性がある。正義の必要性があるんだ。やりたい(殺したい)からじゃない。もう、このままでは、やっていけない」と、虚ろな目で語りかけていた。ごくごく普通に見える青年、リッキーは、なぜ、老女を殺し、自殺をしたのか。そして、彼を追い詰めた「神の子どもたち」とは、一体、どのような教団なのだろうか。

 「神の子どもたち」は、1968年、バプテスト教会のカリスマ的牧師、デビッド・バーグにより、南カリフォルニアで設立された新興宗教である。父親も牧師であったデビッドは、「イエス・キリストの愛の言葉を広める」ことを目的に、「神の子どもたち」を立ち上げた。最初はシンプルなゴスペルなどで信者に「イエスの愛を」と説いていたが、ヒッピーが集まるようになると「フリー・ラブ」が大事だと説教するようになり、セックスにより信仰を深め、広めようと、スワッピングや乱交を推奨するようになった。スワッピングは子どもたちの目の前でも行われた。「イエス・キリストがお望みのこと」「喜ばしいこと」だと信者の子どもたちは教えられ、異様な環境の中、育てられたのだった。

 グルであるデビッドには、カレン・ゼルビーというお気に入りの女性信者がいた。彼女は、セックスをしてイエスの愛を伝えることにより信者を増やす「浮気釣り(FF)」という新しい福音伝道を開発。カレン自身も積極的にFFを行い、アメリカだけでなく、メキシコやフィリピン、日本でもFF伝道活動が行われるようになり、信者数は一気に増えた。そして、信者の1人だったウェイターの男性の赤ん坊を身ごもったカレンに、デビッドは自分の養子として迎えてあげようと伝えた。彼は、家庭的なイメージを欲しがっていたため、赤ん坊の誕生はグルとしての株を上げるチャンスだったのである。

 1975年1月25日、カレンは男の赤ん坊を出産。名前をリチャード・ピーター・ロドリゲスと名付けた。デビッドは、リッキーのことを自分の次に偉大な存在だとし、跡取りだと公言。デビッド、リッキー、カレンはまるで皇族みたいな崇高な存在だと見られるようになった。しかし、リッキーの幸せな幼少時代は、そう長くは続かなかった。デビッドとカレンは、リッキーを利用して、フリーセックス対象年齢を下げようと企み、幼児・子どもたちにも性行為を強要するようになったのだ。

 教団は、3歳のリッキーが1歳や2歳の女児たちとペッティングをしたり、大人の女性と性行為をする様子を撮影。762ページにもわたる子育て本としてまとめ、信者に配布した。

 1996年に教団を去り、現在ニューヨークでストリッパーとして働きながら薬物中毒と戦っているデヴィータは、ドキュメンタリー番組のインタビューで、

「リッキーと私は、次世代のデビッドとカレンになるように育てられた。私は5歳の頃からベッドでデビッド相手に、手淫やオーラルセックスをさせられたわ」

「12歳になった時、リッキーは自分の母親であるカレンとセックスするようになった。一つのベッドの右側で私とデビッドがオーラルセックスをし、左側でリッキーがカレンとインターコース(性交)をしている。これがイエスの望むハッピーファミリーだと教えられてね。教団の子どもたちは、宗教とセックスにまみれながら育ったのよ。1歳の赤ん坊にオナニーを教えたりもして、狂っているわ」

とぶちまけている。

 子どもと大人が交わるフリーセックス推進により、さらに信者が増えた「神の子どもたち」。しかし、多くの小児性愛者を引き寄せることにもなり、デビッドはインターポールから目をつけられるようになる。教団は、1986年、これ以上探られては困ると考え、子どもの性行為を一切禁じた。そして、その8年後には「FF」「乱交」を禁止。教団名も「ファミリー・インターナショナル」に落ち着き、1994年にデビッドが死去した後は、ポルトガルに拠点を置いていたカレンがリーダーの座に納まった。

 リッキーは19歳の時にハンガリーの教団コミュニティで出会った女性と一緒になっていたが、カレンとの同居生活を続けていた。信者たちは、デビッドの後継人だと教えられていたリッキーがカレンの言いなりになっていることに疑問を抱くようになり、1人、また1人と脱退していった。カレンの家では、教団では禁じられいてたスワッピングが行われており、リッキーは次第に母親に反発するようになる。そして、2000年。妻と共に教団を出て、元信者たちが多く住むアメリカの某地区へと移り住んだのだった。

 しかし、しばらくするとリッキーは元信者たちから次々と連絡を受けるようになる。教団の大人たちに仕返しをしてほしい、壊された精神をどうにかしてほしい、と訴えられるようになったのだ。幼児性虐待を受けながら育った子どもたちは、誰もが心に深い傷を負う。リッキーはそのリーダーとして立ち上がる義務があるのだ、という元信者まで現れた。この声を無視できなかったリッキーは、復讐を企て、妻と離婚。2004年の29歳の夏、アリゾナ州へと向かったのだった。

 リッキーが殺害しようとしていたのは、母親のカレンだった。しかし、教団ナンバーワンである彼女の居場所はトップシークレットであり、リッキーは手がかりさえつかめなかった。しかし、しばらくして、老人ホームに入居している祖父母を訪問したという情報を得て、ホームのある町へと移住。電気技師の職を得て、マーシャルアーツや射撃の練習をしながら、母親を待ち続けた。そして、その4カ月後、あの告白ビデオを撮影したのだった。

 リッキーが首を切り殺害したアンジェラ・スミスという女性は、母親の側近であった。彼女は、教団が制作した子育て本で、リッキーに性の手ほどきをする役としても登場している。しかし、リッキーが母親の居場所を知ることができたのかは、今となっては知る由もない。

 セックスにまみれた幼児期のおぞましい記憶を消そうと、薬物に逃げる教団で育った子どもたちはとても多く、23歳の若さでヘロインとコカインの過剰摂取で死亡した、リヴァー・フェニックスもそうだったのではないかと、元信者らの間では囁かれている。そして、今もなお、多くの者たちが、「神の子どもたち」でのおぞましい性的虐待の記憶に苦しみ、薬物・アルコール漬けになっていると報告されている。

happism.cyzowoman.com

ファミリー・インターナショナル(神の子どもたち)

ファミリー・インターナショナル(英: The Family International、TFI)は、

キリスト教系の新宗教。1968年にアメリカ合衆国カリフォルニア州にてデビッド・バーグ(英語版)が創設した。旧教団名は神の子供たち、愛の家族、その後、ファミリー、2004年からはファミリー・インターナショナルとなる。

 

1960年代後半のジーザス・ムーブメントから派生した団体で、初期の改宗者の多くはヒッピー運動から流れてきた。1970年代、80年代において、アメリカとヨーロッパにおけるカルト論争を引き起こした団体のひとつである。

 

概要

救済、黙示信仰、そして会員がシステムと呼ぶ外の世界に対する精神的な「革命」のメッセージと共に、ファミリー・インターナショナルが成長、拡大するにつれ、結果として物議をかもした。

1974年、セックスを使って、神の愛を表現し、改宗者を獲得するという浮気釣り(英語版)と呼ばれる福音伝道の方法を始めた。

浮気釣りの実践は1987年に終了した。神の子供たちの創設者で預言者でもあり、自身をモーゼ・デイビッドと呼んだデビッド・バーグ(英語版)は、1994年の彼の死まで、多くの精神的で実践的なことがらの指示、助言を記した手紙モ・レターズを通して、信者とやりとりした。

彼の死後、未亡人のカレン・ゼルビー(英語版)がファミリー・インターナショナルのリーダーとなった。

グループの性に関する進歩的な考えから、児童性的虐待のうわさを呼ぶことになった。1990年代に司法当局や学者によって行われたいくつもの調査で、TFIは子どもたちにとって安全な環境であると結論付けされたが、そのような調査によって過去のトラブルが強調されることとなった。

 

TFIの指導者陣は、1978年から1986年の間に幾人かの子どもに虐待が起こったことを認め、過度の罰や成人と未成年者の間のいかなる性的接触をも禁じる指針を作成した。

 

1988年12月以降に子どもを虐待したことがわかった者は、TFI指導者陣によって破門されている。

2005年1月にリッキー・ロドリゲス(その数年前に団体を離れていた)が、元メンバーを殺害後に自殺したことで、メディアから再び注目された。事件は、元メンバー、現メンバーの両方にショックを与えた。

ファミリー・インターナショナル - Wikipedia

統一教会と自民党を結ぶ「票とカネ」。菅内閣に9名の利害関係者、日本会議とも共通する思想とは

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統一教会(家庭連合/現名称・天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)主催の各地イベントに自民党議員が参加しているという記事をよく見かけます。日本会議や神道政治連盟もしかり、保守系シンクタンクといえばそうなのでしょうが、政教分離が憲法にある状況で、政党と宗教との関係をどう説明するのでしょうか。

 

あの統一教会が組織再編で名称変更「天の父母様聖会」へ

世界基督教統一神霊協会(統一協会)……文鮮明氏により韓国で生まれた宗教団体が日本で注目を浴びたのは、「霊感商法」が社会問題になったことと、あの大規模な合同結婚式の様子がテレビに映し出されたことでしょう。

当時、日本の有名芸能人も参加した合同結婚式のインパクトは、とても大きかったですね。

統一協会は1954年、韓国ソウルで創設。活動国は現在194カ国に上り、日本では1959年から活動を始め、1964年に東京都知事の認証で宗教法人となりました。

1964の日本で宗教法人の認可を受けたときの初代会長は、元立正佼成会信者の久保修己氏で、「原理研究会」という、文鮮明が提唱する“統一原理”を研究する非営利団体が、全国大学で学生伝道をはじめました。

2015年に、文鮮明の妻である韓鶴子氏が総裁となって、名前も「世界平和統一家族連合(略称:家庭連合)」に変わっています。

この名称変更時には、献金や勧誘活動について使用者責任を問う司法判断があったことを受け、「今後このような問題を問われることのないよう、日本社会と国家からより信頼を受けることができるように、宗教法人として適正な管理運営に努めてまいります」とコメントをしています。

そしてさらに、「天の父母様聖会」に名称変更することになっています。

キリスト教系の新興宗教団体に分類されることもあるようですが、日本のキリスト教会では、カトリックもプロテスタントもキリスト教の一教派とは認めてはいません。

自民党と関係が深い? 巨大な資金力で韓国では財閥に

何と言っても「資金力」は大事です。

世界基督教統一神霊協会の財産を管理するため1963年に世界基督教統一神霊協会維持財団が設立され、そのもとに多くの企業を擁しています。

韓国では財閥の1つとみなされ、系列企業は「統一教グループ」と呼ばれ、宗教としてより統一系企業の方が有名で、文鮮明氏は事業家としてのイメージが強いようです。

文鮮明氏の親族がそれらの企業の幹部になっていることもある。

この統一協会が政治と関わるものとして、1968年に、文鮮明氏が岸信介氏の協力を得て反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立させました。

この「国際勝共連合」の名誉会長が笹川良一氏であるところに、右翼色が強く感じられますね。

自民党と統一教会の関係を強く匂わせるのは、やはり岸信介氏を通した関係があるからではないでしょうか。

特に岸信介氏の流れを汲む「清和会(現細田派)」グループの議員が、統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)主催の集会などに姿を表すのも、両者の深い関係を表しているように思えます。

特に、歴代の清和会会長と統一教会の蜜月は、噂の種は絶えません。

「反共産主義」で日本の政治に関与

「勝共連合」は、機関紙として『国際勝共新聞』・『思想新聞』、月刊誌『世界思想』を発行、関連会社の「世界日報社」が日刊新聞、『世界日報』を発行しています。

統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)と政治を語る上で、文鮮明-岸信介の「国際勝共連合」の思想を見る必要があるようです。

国際勝共連合ホームページには「さよなら、日本共産党」と題した特集をトップページに載せています。

共産党と共産主義の欺瞞と間違いを明らかにする……。創設直後から、大学、労働組合、一般人を対象とした反共講演会を開催してきました。学生を中心とした遊説隊による街宣活動、台湾・フィリピン・韓国などと交流して、PL教団青年部など宗教団体に働きかけも行ってきました。

「反共産主義」というところで見れば、保守政党との親和性が高いことが伺えます。となると、いまの共産党を巻き込んだ野党共闘は、絶対に許せないのでしょうかね。

確かに、立憲民主党の支持母体である「連合」には、いまだに強い共産党へのアレルギーがあります。

先の衆参補欠選挙においても、共産党の人たちと、同じ壇上に立つことを連合は極端に嫌っていました。立憲民主党議員にも、共産党議員と横並びに立ってテレビなどに映ることを避けるように要請していたようです。

安倍前総理を輩出した「清和会」に近い思想

国際勝共連合の運動方針には「共産主義の脅威から我が国を守る」とありますが、その他にも

・ジェンダーフリーや過激な性教育の廃止
・「選択的」夫婦別姓に潜む共産主義の索道を阻止
・男女共同参画基本法の改廃
・憲法改正
・緊急事態宣言基本法の制定
・スパイ防止法の制定
・日本版NSC(国家安全保障会議)の設置
・集団的自衛権の行使容認
・非核三原則の改廃
・武器輸出三原則の改廃
・防衛産業を成長戦略に盛込む
・宇宙の軍事利用を促進

などなど、安倍前総理を輩出した「清和会」に実に近い思想となっています。日本会議や神道政治連盟にも通じるところがあります。

おそらく国会議員の中には、日本会議、神道政治連盟、国際勝共連合(統一教会:家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)どれとも接点がある人も、保守勢力にはいると思います。

ネット上では、統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)主催の各地イベントに、自民党議員が参加しているという記事をよく見かけます。

また統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)関連の企業も多くあり、表向きではわからないまでも、国会議員が間接的に関係している現状もあるように思われます。

菅政権との関係

日本会議や神道政治連盟もそうですが、保守系シンクタンクといえばそうなのでしょうが、政教分離が憲法にある状況で、政党と宗教との関係をどう説明するのでしょうか。

現菅政権下では、閣僚の中に、統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)系と思われる人が9人います。安倍政権下では11人でした。大臣以外の役職者や党4役まで広げると15人になります。

あくまでも数字からの印象ですが、菅義偉総理大臣よりも、安倍晋三前総理大臣のほうが、統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)との関係は強いのでしょうかね。

ちなみに菅政権になって、日本会議及び神道政治連盟に関わる閣僚や役職者の数は、安倍政権時よりも増えています。

日本会議の主張、神道政治連盟の主張、統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)の主張……今の政権と深く関わっているこれらの団体側から今の政権を見れば、どうしても選択的夫婦別姓が認められる社会が、同性婚を容認する社会が訪れるとは、とても思えないのですがね。

社会のこういった問題よりも、経済優先、安全保障に積極的な姿勢を好む人達にとっては、今の政権を支持したいということなのでしょう。

それが、いわゆる「組織票」の本質なのかもしれません。

日本の政治は変わるか?マスコミが作る「組織票 vs 浮動票」の構図

昨今、選挙において、マスコミがそういう構図を作っているのかもしれませんが、「組織票vs浮動票」「コアな政党支持者層vs無党派層」の対立構造が見て取れます。そういう言い方をすれば、労働組合もしかりです。

一人ひとりが自分の意見をしっかりと持ち、「あれは良いけどこれはダメ」という部分をしっかりと意識することです。そして「ダメ」というところに重きを置き、利益誘導を重視しない姿勢で選挙に臨むべきなのかもしれません。

その政治家の思想を、その考えに至る背景も含め、しっかりと政治家を見ることが大事なのではないでしょうか。

間違っても雰囲気で、イケメンとか美人とか、若いとか女性だとか、はっきりと物を言うだとか、そんなことで投票しないでほしいものです。候補者が、どのような考えと理念、信念があるかを知るようにしましょう。

私達の政治リテラシーを高めないと、本当にこの国は終わってしまいます。世界の笑いものになってしまいます。その国の政治が笑われているということは、その国の「国民が笑われている」ということになるのですから。

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ヤマギシ会の芸能人/有名人6人!場所やヤバい評判・危険性・現在を総まとめ【2021最新版】

ヤマギシ会の評判や危険性は?

 

ヤマギシ会の評判や危険性を見ていきましょう。現代の一般社会に暮らす私たちにとっては、ヤマギシ会のことは、まったく理解できないことばかりなんです。

 

 

結婚・妊娠・出産もヤマギシ会が決めること

 

ヤマギシ会では、恋愛結婚はありません。調整機関が誰と誰を結婚させるかを決めるそうです。先ほども書きましたが、勤勉な男性は結婚できるけれど、勤勉でない人は結婚できない。

 

さらに、男性は一度離婚しても再婚できるけれど、女性の再婚はないなどがあります。

 

しかも、30~40歳代の男性と20代前半の女性というカップルが多く、一応制度的には拒否はできるものの、小さいころから洗脳状態にあるため、拒否することはほとんどないとのことです。

 

妊娠や出産も調整機関が決めるそうです。出産が許された夫婦にはコンドームが配られなくなる。また、子作りは夫婦間だけでなく、生産部の中で行われることもあるとのことで、「夫婦」という概念すらあまりないのかもしれません。

 

こういう結婚制度を見ると、ヤマギシ会は危険な会だと思わざるを得ません。

 

 

退会すると貧乏な状態で放り出される

 

ヤマギシ会は宗教ではありませんので、自分の意志で退会することはできます。ただ、簡単には退会できないのです。

 

なぜなら、ヤマギシ会に入会した時点で、私有財産はヤマギシ会のものになっているからです。退会したからといって、私有財産を簡単に返してもらえるわけではありません。過去には裁判を起こされているケースもあります。

 

ヤマギシ会を退会するということは、私有財産はなく、一般社会に数十万円だけ持たされていきなり放り出されることになるので、まともな生活をすることができません。

 

さらには、帳簿上ではヤマギシ会から給料が支払われている形になっています。でも、給料は「みんなもの」ですから、実際は個人には支払われていません。

 

給料が支払われていると、税金がかかります。特に、住民税は前年の所得から計算するので、無一文で実際は給料を支払っていないのに高額な税金を支払わなければいけないというわけなんです。

 

これはひどいですよね。この財産に関する評判は、ヤマギシ会は非常に悪く、危険性が高いと言えるでしょう。

 

 

子どもすら「誰のものでもない」

 

ヤマギシズムは「無所有」が基本です。そのため、自分が産んだ子どもですら、誰のものでもないという考え方があります。これは、洗脳されてしまうと、「そういうものだ」、「当然のことだ」と考えられるのかもしれませんが、一般的に考えると、かなりきついものですよね。

 

親の愛情を十分に受けられずに育つ。子どもへの愛情思う存分注ぐことができない。これは悲しいことです。また、洗脳されている時はそれで良いかもしれませんが、ヤマギシ会から脱出した時には、親子の愛情が希薄になっているということもあり得るんです。

 

 

子どもに労働をさせる

 

ヤマギシ会は独自のヤマギシズム学園を設立していますが、一般常識や教養は義務教育程度で十分と考えています。

 

そのため、中等部は週25時間、高等部は1日16時間も労働を強制されられるそうです。中学生に労働させるのは、児童労働になり、労働基準法に違反しますので、かなり危険なことです。

 

また、ヤマギシズム学園では、子どもは親と2ヶ月に1回しか面会できず、1つの布団に2人で寝なければいけない、1日2食しか食べられないなどの劣悪な環境で生活しなければいけません。

 

 

山岸会事件

 

ヤマギシ会を語る上で欠かせないことが、「山岸会事件」です。山岸会事件とは1958年に100万羽の鶏を養育するための土地を開拓するのが困難になったため、会員の知人に「ヨウアリ、スグコイ」などの電報を送り付け、監禁し、無理にヤマギシ会に参加させようとした事件です。

 

創始者である山岸巳代蔵にも逮捕状が出て、9ヶ月の逃亡生活の後に、ようやく逮捕されています。

 

 

体罰や食事抜きは当たり前

 

ヤマギシ会では、子どもへの体罰や食事抜きは当たり前であり、日常的に横行していたようです。

 

・「包丁を突きつけられて脅される」
・「風呂に連れていかれ熱湯をかけられる」
・「竹刀で20回も殴られる」
・「部屋に呼ばれて裸にされて殴られる」

 

これらのような体罰があったことが日本テレビのニュースで取り上げられています。体罰については、高田かやさんの本にも書かれているので、ほぼ間違いないでしょう。

 

 

漫画やアニメ、ゲームなども禁止

 

ヤマギシ会の子どもたちは、漫画やアニメ、ゲームなどの娯楽は一切禁止だったそうです。電話や恋愛なども禁止だったとのこと。高田かやさんは、図書室に行くのすら禁じられていたと本の中で語っています。

 

 

脱税していた?

 

ヤマギシ会は1997年に国税庁の調査を受けて、本来なら支払われるべき給料が会員に支払われておらず、ヤマギシ会が保管していたことについて、「贈与」に当たるとして、200億円もの申告漏れを指摘。60億円の追徴課税を課しています。

 

200億円ものお金があったというだけでも、相当ヤバいですよね。

 

 

ヤマギシ会の現在

 

ヤマギシ会はバブル期には参画者がどんどん増え、社会にも好意的に見られていましたが、1995年のオウムのサリン事件をきっかけに、「怪しいカルト集団」という印象が強くなり、参画者はどんどん減っていきます。

 

1999年には2150名程度だった会員は、2001年には1700名程度にまで減少し、現在はさらに減ってきているそうです。

 

それでも、農事組合法人の中ではトップですし、最大のコミューンであることには変わりはありません。ただ、これだけインターネットが発達した情報社会の中では、ヤマギシ会のやり方に疑問を持ち、脱会する人は増えていくことが予想されます。

 

 

まとめ

 

ヤマギシ会の基礎知識や場所、芸能人・有名人、評判や危険性、現在についてまとめましたが、いかがでしたか?

 

ヤマギシ会のやり方は、私たちの日常生活とあまりにも違うので、「危険な団体」と思った人も少なくないと思います。ただ、偏見は持たずに、自分の目でヤマギシ会はどんな団体なのかを確かめるようにしたいですね。

newsee-media.com

FLDS一夫多妻制を守るモルモン教分派の原理主義教団

文=スコット・アンダーソン 写真=ステファニー・シンクレア

も米国で一夫多妻制を掲げる教団の信者たちの素顔に迫る。

 

 最初の参列者がやってきたのは、夕方の6時頃だった。ここは米国アリゾナ州コロラドシティーにある集会所だ。30分もしないうちに、参列者の行列は、入り口から建物の横を通って駐車場まで達した。7時頃には何千人もの人々が数百メートルにわたってずらりと並んだ。皆、古風な晴れ着姿だ。男性は大人も子供もスーツで決め、女性はくるぶしまで隠れる長いドレスを身にまとっている。

 彼らは、数日前に心臓発作で亡くなったフォネタ・ジェソップの葬儀に参列するために、各地から集まってきた。彼女の息子たちは棺の足元に並び、参列者に挨拶している。夫のメリルは棺の横に立ち、その後ろにおそろいの白いドレスを着たたくさんの女性が並んでいる。彼女たちは全員、メリルの妻だ。68歳のフォネタは第一夫人だった。

 ここコロラドシティーと、州境をはさんで隣り合ったユタ州ヒルデールは、教団FLDS(The Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter-Day Saints)の発祥の地だ。FLDSは、モルモン教(正式には末日聖徒イエス・キリスト教会)の分派で、原理主義を掲げて今も一夫多妻の慣習を守っている。

 この地域に、信徒が入植したのは1920年代から30年代。米国社会からの孤立を避けようとしたモルモン教会が、一夫多妻の伝統を捨てる方針を固めたため、一部の信徒が教会を離れ、この地に入植した。教会は1935年、一夫多妻制を廃止しなければ破門すると、彼らに最終通告を突きつけた。だが、ほぼ全員が意志を貫き、独自の教団を発足させた。

 フォネタの葬儀では夫と3人の息子たちが、信仰あつい妻、そして母として故人をたたえた。だが夫の言葉からは、彼女の結婚生活が必ずしも順風満帆でなかったことがうかがわれた。

 メリルの妻の一人がその場にいないことは誰もが知っていたが、あえてその事実に触れる人はいなかった。4番目の妻キャロライン・ジェソップは2003年、8人の子供を連れて家を出て、FLDSの内情をつづった本を出版した。ベストセラーになったこの本には、外界と隔絶された信徒たちの生活ぶりが描かれ、フォネタの不幸な結婚生活についても触れられていた。夫に疎まれたフォネタは、日中は部屋に引きこもり、夜になると出てきて食事と洗濯を済ませ、古い映画を見るのが唯一の楽しみだったという。

 葬儀にこれだけ大勢の参列者が集まったのは、夫のメリルが教会内で高い地位にあるからだろう。彼はFLDSの幹部で、テキサス州西部の大きな支部を束ねる聖職者だ。しかし、私のガイド役を務めてくれた37歳の会計士、サム・スティードによると、FLDSでは大規模な葬儀は珍しくないと言う。

 「年に15~20回はありますよ。子供の葬儀でも3、4000人は集まります。こういう場で、信徒同士の親睦も深まりますからね」

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