信じるか信じないかはあなた次第
【起業・独立】社内ニートになるとどうなるのか@アシタノワダイ
社内ニート(しゃないニート)
労働者であるためニートではないが、仕事がないため社内でほとんど働いていない労働者のことである。
就学も労働も職業訓練もしない(できない)非労働者をニートと呼ぶ。
これに対し、社内ニートとは従業員としてその企業に在籍しながら、十分な仕事も与えられず、机に座って終日暇をつぶしているものをいう。オフィスニートともいう。
社内におけるニート的な存在という意味で、一部のマスコミ記事などで散見される言葉であるが、一般的には浸透していない。
いわゆる窓際族であるが、窓際族が定年が近い者というイメージであるのに対し、社内ニートは若年層も多く含む。
一見気楽に見えるが、将来の仕事につながる人脈やスキルを構築する機会も与えられない(特に、勤務中に勉強をしたり情報収集をすることが禁止されている場合)など、モチベーションが高い労働者にとっては大変苦痛を伴う立場である。
また、解雇されるか、左遷される為の準備の為の扱いも同等な面もある。
なぜそのような存在が許されているのか不思議に思われるが、日本の労働慣行では従業員一度正規雇用として雇うと(格段の理由がない限り)簡単に解雇できないことや、強力なコネ(有力取引先、政治家など)がバックについていたりすることがある。
また、上司から気に入られている・職場のムードメーカーの役割を果たしているなどの理由により、少ない仕事でも許容されていたり、逆に上司との折り合いが悪く仕事を「干されて」しまった場合などもある。プロジェクトが頓挫し1つのチームが丸ごと社内ニートと化してしまうこともある。
社内ニートと呼称され、最近クローズアップされてきた問題ではあるが、この種の従業員は昔から存在していた。但し、それらの実態が外部で話題になることはなかった。マスコミなどで話題になり始め、「社内ニート」と呼ばれ始めたのは近年になってからである。
現在では20代~30代を中心に増加しており、会社経営者や人事部は車内ニートに陥る原因を究明し打開策を打つ必要がある。
社内ニートの1日
8:28 出勤
8:30 ロッカーの鍵を開け、届いた書類の整理等、毎日のルーチンをこなす
8:45 ルーチン終了。お茶を飲んで一息。
8:58 相方が出社。仲は悪くないが、目で挨拶する程度。基本会話はなし。
9:00 席に着く。仕事はなく、意味もなくExcelを立ち上げてみる。
9:30 Excelを立ち上げたまま30分経過。相方は目を開けたまま気絶。
10:00 トイレに立つ。帰りにロッカーを開けたり閉めたりして5分くらい時間をつぶす。
10:30 顧客から問い合わせの電話。2~3分説明して終わる。相方は気絶中。
11:00 眠くなってきたので、WEB版のニュースを見たりしてちょっと指を動かす。
12:00 昼。業者の弁当を自席で食う。その後はぼんやりうたた寝。
13:00 午後のお勤め開始。とりあえずExcelを眺める。
13:30 眠くなってきたので、Googleの地図を開き、適当に全国旅行する。
14:00 問い合わせ電話が2本ほど入る。無駄に丁寧に答えてあげる。
14:30 課長に呼ばれる。忙しいところ悪いがと言われつつ、
簡単な事務仕事を頼まれる。
14:45 事務仕事終わる。再度仕事がなくなる。
15:00 トイレでピッチャーのまねをしたりし、時間をつぶす。
16:00 机の引き出しを少し片付けてみる。
16:30 問い合わせ電話。相方が取る。終わってから今日初めて口を開いたかもと相方
がポツリとつぶやく。無言でうなずいてやる
17:20 ロッカーの鍵を締める
17:30 退社