信じるか信じないかはあなた次第
同じく無人島を舞台にした企画がヒットした「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)でも、ヤラセが露呈した。
12年6月放送の便利屋に密着した企画で、舞台となったゴミ部屋が捏造されたものであることを、便利屋の取締役を務めていたタレント・坂本一生(50)が週刊誌で暴露。
ポイント① 1998年から「ココリコの黄金伝説」が開始!
ポイント② 1999年スタートの「ココリコA級伝説」も好調!
ポイント③ 「いきなり黄金伝説」が神回を作りまくる
ポイント④ 路線変更で視聴率が低迷!
ポイント⑤ 低コストゆで手短に収録可能な方針に舵をきってしまった
テレビ界「ヤラセ番組37年」全暴露〈バラエティーの作られ方〉(1)「冒険少年」「消えた天才」「ガチンコ」…伝統のTBS
同じく無人島を舞台にした企画がヒットした「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)でも、ヤラセが露呈した。
12年6月放送の便利屋に密着した企画で、舞台となったゴミ部屋が捏造されたものであることを、便利屋の取締役を務めていたタレント・坂本一生(50)が週刊誌で暴露。
坂本は同社が番組企画で関わったNHK「ドキュメント72時間」やTBS「キスマイフェイク」、読売テレビ「す・またん!」のヤラセも連続告発してみせた。
バラエティー番組を手掛ける放送作家が振り返る。「坂本の告発を受けて同社の運営会社の社長は『キスマイフェイク』以外の番組の疑惑を否定しましたが、テレビ各局に至っては、ヤラセ報道をほとんどスルー。
番組サイドが依頼した仕込みなのか、同社の“単独犯行”なのかは曖昧にしたまま無視する形でした」18年5月、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で、宮川大輔(49)が自転車に乗り、球状の障害物をよけながら水上にかけられた橋を渡るラオスの「橋祭り」に挑戦する様子を放送した際、そんな祭りは実在しないことが発覚。タイで収録された「カリフラワー祭り」もでっち上げであることが判明し、当時の同局・大久保好男社長が「疑念を生じさせた」と謝罪した。
ところが、番組自体はその後も継続している。「日テレサイドは『どちらの祭りも現地のコーディネーターが番組のために用意したもので、制作スタッフが意図的に作り上げたわけではない』と釈明しましたが、常識的に番組専属ではないコーディネーターが単独で祭りを作り上げるとは思えません。事前にロケの段取り交渉などをしていた番組スタッフは、多少なりとも把握していたはずですが‥‥」(番組制作会社スタッフ)