信じるか信じないかはあなた次第
- 【ランジェリーってなに?】これほんまに履いてる女おるん?
- ランジェリーの種類・機能を知る
- ランジェリーとは?ランジェリーの機能について
- ランジェリーとは?ランジェリーの種類について
- ■ネグリジェは絶滅危惧種
- ■60代女性のネグリジェ率が多い理由
- ■見られていなくてもおしゃれをしたい女性
【ランジェリーってなに?】これほんまに履いてる女おるん?
ポイント① 女はランジェリーをいつ着るの?
ポイント② ランジェリーにも用途に合わせた種類がある
ポイント③ ランジェリーは機能的にも優れている
ポイント④ 夏に涼しいからガーターベルトを履く
ランジェリーの種類・機能を知る
ランジェリーは、ブラジャーやショーツでボディをととのえたあとに身につけるアイテムです。
洋服のすべりをよくしたり、洋服からの透け防止など機能的な役割も持っていますが、見た目も美しく女性らしさを演出するファッション性にも富んでいます。
ランジェリーとは?ランジェリーの機能について
ランジェリーというと、なんだか「セクシーなもの」とイメージされる方が多いかもしれません。
ブラジャーやガードルは、ボディの体型をととえるアイテムに対して、ランジェリーはその上からからだのラインをきれいにみせたり、洋服のすべりをよくしたりする目的で着用されます。キャミソールやスリップをはじめ、いろいろな種類やかたちがあり、それぞれが持つ機能もさまざまです。ランジェリーが持つ機能について紹介します。ランジェリーの機能① かくす
ランジェリーには、ブラジャーなどの下着をつけることで生じるからだの凹凸を洋服にひびかない様に隠す機能があります。
薄手の洋服でもアウターにひびきにくくなめらかなシルエットになります。ビタっとしたTシャツでも安心ですね。
また色の薄い洋服を着ても肌やブラジャーが透けるのを防ぐので、薄いシフォンや淡い色の洋服も安心して着用できます。ランジェリーの機能② 見せる
ランジェリーは、贅沢にレースがあしらわれていたり、惚れ惚れするほど美しいデザインのものが多くあります。
せっかくなので美しいランジェリーを普段のファッションにも取り入れましょう。チラ見せして着こなしのワンポイントにしたり、透ける洋服の下にランジェリーをつけて重ねて見せたり、ランジェリーをおしゃれに着こなして気分を上げましょう。ランジェリーの機能③ まとわりつき防止
冬場は特に、静電気などでスカートのすそが脚にまとわりついて気になりますよね。
そういった時はランジェリーの出番です。スリップやペチコートを身につけることで摩擦をふせぎ、脚さばきが快適になります。ランジェリーの機能④ チクチクしない
表面がなめらかではないセーターなどの素材を、素肌に直接着ると肌がチクチクしますね。
そんなときも、ランジェリーを一枚着用しましょう。肌あたりをやさしくしてくれ、静電気を抑えてくれるものもあるので、チクチクも軽減されます。ランジェリーとは?ランジェリーの種類について
ランジェリーの種類について見ていきましょう。セクシーなものだけでなく、TPOに応じてベーシックなものからファッション性に富んでいるものなど、さまざまな種類があります。
着こなしに応じたお気に入りの1枚をぜひ見つけてください。ランジェリーの種類① スリップ
ワンピース型のランジェリー。
”洋服のすべり(スリップ)をよくする”という機能がそのままアイテム名になりました。
シルエットは、スタンダード、タイト、フレアなど多種多彩。丈の長さも、短めのものからロング丈までさまざまあります。身長やアウターの丈の長さに合わせて選ぶことができます。
スリップは洋服のすべりをよくし、ブラジャーやショーツのラインを洋服にひびきにくく、透けにくくしてくれます。
レースがデザインされたものも多く女性らしさの演出にもおすすめです。ランジェリーの種類② キャミソール
スリップの上半身(トップ部分)だけのものでセパレート型のランジェリーです。
ペチコートやキュロットペチコートを組み合わせることで、さまざまなアウターに対応できます。
またシャツやジャケットからチラ見せさせたり、透ける洋服に重ねて透け見せを楽しむこともできるアイテムです。ランジェリーの種類③ ペチコート・キュロットペチコート
スリップのボトム部分に当たる、下半身部分だけのランジェリーがペチコートです。
スカートの裾すべりをよくし、シルエットをキレイに見せてくれます。裏地がわりにもなり、薄い素材のスカートの透けを防ぐ機能もあります。キュロットペチコートは、キュロットパンツ型のペチコートのこと。クロッチ(股布)や太もも部分の摩擦を防ぐ役割があります。
ペチコート・キュロットペチコートの丈は、アウターの丈の長さに合わせて選ぶことができます。
ランジェリーの種類④ ブラスリップ
ブラジャーとスリップが一体となったタイプのランジェリーです。
ブラとスリップの肩ひも(ストラップ)がダブらず、すっきり見えます。ブラとスリップを重ね着する必要がなく、着脱も簡単です。
下着が透けてしまいがちなブラウスのインナーとしてもおすすめです。ランジェリーの種類⑤ ウィンタム(袖付きスリップ)
ニットインナーの機能と、ペチコート機能を合わせたタイプのランジェリーです。
ニットトップ付きのスリップをさすことが多く、季節に合わせた素材を選ぶことで防寒対策などにおすすめです。ランジェリーの種類⑥ カップ付きキャミ
ブラジャーとキャミソールが一枚になったランジェリーです。
ブラとキャミソールの肩ひも(ストラップ)がダブらず、すっきり見えます。ブラとキャミソールを重ね着する必要がなく、脱いだり着たりするのも簡単です。
ランジェリーの種類⑦ ナイトウェアランジェリー
ランジェリードレスのことです。
優雅な時間をまったり過ごせるアイテムです。
女性らしさを最大限に演出できます。
ランジェリーの種類⑧ ガーターベルト
太ももまでのストッキングを吊るためのベルト。
着用方法としては、ショーツの上に着用することもありますが、ショーツの下につける方がより実用的です。
寝るときのおしゃれはしないの? 若者のネグリジェ離れが深刻に
寝るときに着るものには、パジャマやスエットなど選択肢が多くあります。誰の目もない家の中だから、まったくこだわりがない人もいるかもしれません。
一方で、ベッドでもおしゃれを楽しみたい人には、かわいいものやセクシーなものもたくさん用意されています。そのうちのひとつがネグリジェです。
■ネグリジェは絶滅危惧種
fumumu編集部では、全国20〜60代の女性688名に寝るときの服装について調査を実施しました。
「寝間着にネグリジェを着たことがある」と答えた人は、全体でわずか16.1%と少ない結果でした。普段使いにはなかなか難しいのかもしれません。
年代が低くなるほど、ネグリジェを着た経験のある人がだんだんと少なくなっています。
パジャマを着る人も少なくなったとされ、ましてやネグリジェなんて未知の世界なのでしょう。
「冬はスウェット、夏はTシャツとハーフパンツが多いですね。わざわざパジャマを買うなんてしばらくしていないし、ネグリジェなんて着ようって発想がありません」(20代・女性)
■60代女性のネグリジェ率が多い理由
今回の結果では60代の女性が半数を超える高い割合になっています。ネグリジェにはセクシーなイメージがありますが…。
「うちの母は昔、『アッパッパー』と呼ばれるムームーみたいなやつをよく着ていました。もしかしたら、そんなのもネグリジェに含まれているのかも」(40代・女性)
ネグリジェ自体が過去の産物になってしまうのは、少しもったいないようにも思えてきます。
■見られていなくてもおしゃれをしたい女性
20代女性に絞ると、結婚をしている人がよりネグリジェを着ています。
パートナーがいる人は、たまにネグリジェを着てムードを盛り上げることも…。
「結婚してすぐの頃には、寝るときの格好も気にしていましたね。たまのネグリジェは、けっこう喜ばれた記憶があります」(20代・女性)
パートナーとマンネリになっている人は、ネグリジェを着てみるのもいいかも。
「部屋着やパジャマにどうでもいいものを着ていると、なし崩しに他のところもだらしくなくなる気がして…。見られていなくても、自分の気分を上げるためにかわいいのを着たい」(20代・女性)
美意識を高く保ちたい人にも、家でネグリジェが役立ちそうです。