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【徐々に値上げ?】リンガーハットがとんでもない赤字。大量閉店の理由を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

信じるか信じないかはあなた次第

 

 

(漫画)リンガーハットがとんでもない赤字。大量閉店の理由を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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長崎ちゃんぽんで強固なブランドを確立。60周年を迎えた老舗チェーンの挑戦

2022年7月に創業60周年を迎えたリンガーハットグループ。現在、長崎ちゃんぽん専門店「長崎ちゃんぽん リンガーハット」、とんかつ専門店「とんかつ濵かつ」、卓袱(しっぽく)料理専門店「長崎卓袱浜勝」を運営し、グループ全体で約700店舗を運営する。米濵和英名誉会長と佐々野諸延社長に、リンガーハットグループの挑戦の歴史を聞いた。

 リンガーハットの歴史は、1962年7月22日、とんかつ専門店「浜かつ(現・濵かつ)」を長崎市鍛冶屋町の一角に開店したことに始まる。創業者は、米濵(よねはま)和英・現名誉会長の長兄である豪氏。約7坪の小さな店だったが、当時の長崎県知事が常連客だったこともあり、長崎県庁の食堂運営事業を受注するなど、外食ビジネスの第一歩は順調にスタートした。

 和英氏はその長兄に呼ばれて高校卒業後に鳥取から長崎に移住、店の手伝いを始める。やがて70年代に入ると、日本の外食業界にチェーンストアという新たな形態が上陸した。

「興味を持って、フランチャイジーになるための勉強を始めたのですが、ある相談会で、チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブ主宰の渥美俊一氏から、“鶏口となるも牛後となるなかれ。フランチャイジーになったらそこから抜け出せない。苦労しても自分で開発したものを追求するのがビジネスの本筋だ”と助言され、自分たち独自の商材を考え始めたのです」

 米濵名誉会長は、チェーン展開を手掛けることになる経緯をそう振り返る。

独自の調理システム
「NOS」を開発

 だが外食チェーンとしては、単に生産効率を高めるだけではなく、「おいしさ」と「品質向上」を両立しなければならない。そこで2001年からNOS(ニュー・オペレーション・システム)導入への本格的な取り組みが始まった。 

「NPSの最大の効果は、現在の調理システム(NOS)が出来上がったことです」と語るのは、佐々野諸延(さかえ)社長だ。最も大きな変更は、それまで鍋で複数人数分を一度に仕上げていたちゃんぽんの調理を、1食分ずつ行う形にしたことだ。それが、現在の調理法の根幹となっている。

「ちゃんぽんは1人前ずつ作った方が、スープや麺の量にばらつきが出ず、絶対においしいのです。ではなぜ、1人前ずつ作らないのか?という話から改革がスタートしたのです」

 野菜の炒め作業では、鍋の表面温度や野菜の温度を時間ごとに細かく計測。「野菜の甘さを最も引き出せる温度と時間を特定し、何分後に何度のスープを注ぐと理想的な仕上がりになるかといった細かな点まで調理工程を突き詰めました」(佐々野社長)。さらにその作業を正確に行い、調理時間を短縮するためにIH調理器を導入。一度に複数のIH調理器を稼働させることで、40秒に1食のペースでちゃんぽんをディッシュアップすることを可能にした。

「NOSの導入で、誰もがおいしいちゃんぽんを一定の品質で作ることができるようになり、労働環境も改善しました。大きかったのは、注文に迅速に応えられるようになり、大型ショッピングセンターのフードコートへの出店が可能になったことです」と佐々野社長は振り返る。

 

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株式会社リンガーハット創業50周年特別企画「長崎ちゃんぽん」を全店で終日50円引き

― 実施期間:2012年7月17日(火)~23日(月)の7日間 ―

 株式会社リンガーハット(東京本社:大田区大森北、代表取締役会長兼社長:米濵和英)は、2012 年7月22日(日)にグループ創業50周年を迎えます。これを記念して、7月17日(火)から23日(月)の7日間、日頃の感謝を込めてリンガーハット全店で主力商品の「長崎ちゃんぽん」を終日50円引きの特別価格にてご提供いたします。また、麺増量無料サービス(1.5倍、2倍)も、通常通りご提供いたします。

実施店舗

 リンガーハット全店

割引価格

  通常価格 特別価格
西日本店舗 500円 450円
東日本店舗 550円 500円
東京23区店舗 590円 540円

※割引実施期間中は、終日割引価格でご提供致します。

2012年 リンガーハットグループは2012年7月22日(日)に創業50周年を迎えます

 リンガーハットグループは1962年7月22日、長崎市鍛冶屋町にとんかつ専門店「とんかつ浜勝」を創業したことから始まりました。1974年には現在の「リンガーハット」の原型となる「長崎ちゃんめん」を長崎市宿町に開店し(現・リンガーハット長崎宿町店)、1977年には名称を「リンガーハット」に改め全国展開を開始しました。2012年6月末現在、「長崎ちゃんぽん リンガーハット」を506店、「とんかつ浜勝」を104店、卓袱料理専門店「長崎卓袱浜勝」を1店運営し、グループ全体では約600店舗を運営しております。また、リンガーハットはタイ、アメリカ、台湾で6店舗を運営しており、今後一層積極的にアジアを中心とした海外展開を行ってまいります。

 今回の創業50周年を記念し、「長崎ちゃんぽん リンガーハット」、「とんかつ浜勝」でそれぞれ長崎の食材をふんだんに使った創業50周年記念メニューを発売するなど、いままでお世話になった皆様に感謝の気持ちをお伝えしていきます。

創業は1962年「とんかつ浜勝」から

 リンガーハットグループはとんかつ専門店から始まりました。ジューシーなうまみとやわらかな肉質が特徴の、ハーブを配合した植物性飼料で育てた「国産ハーブ豚」のとんかつが主力商品です。

ちゃんぽんのナショナルチェーン「リンガーハット」

 2009年10月よりグループ全店で使用野菜を全て国産化し、麺の小麦も国産のものを使用しています。主力商品「長崎ちゃんぽん」「長崎皿うどん」のほか、480グラムの国産野菜を使用した「野菜たっぷりちゃんぽん」が人気商品です。

リンガーハットグループ沿革

1962年 7月22日 長崎市鍛冶屋町にとんかつ浜かつを創業
1964年 3月 株式会社「浜かつ」設立
1968年 11月 「郷土料理別館浜勝」(現:長崎卓袱料理専門店「卓袱浜勝」)を開店
1974年 8月 長崎市宿町に長崎ちゃんめん(現・リンガーハット)第1号店を開店(長崎宿町店)
1978年 9月 福岡県春日市に北部九州本部を開設
1979年 2月 東京都新宿区に東京本部(昭和63年3月東京本社と改称)を開設
1979年 9月 関東地区第1号店(通算第37号店)を埼玉県与野市(現・さいたま市)に開店(大宮バイパス与野店)
1981年 3月 「長崎皿うどん」の販売を開始
1982年 8月 株式会社浜勝を株式会社リンガーハットに商号変更
1983年 6月 佐賀県神埼郡東脊振村(現吉野ヶ里町)に佐賀工場を新設
1985年 10月 福岡証券取引所に株式を上場
1988年 8月 静岡県駿東郡小山町に富士小山工場を新設
1994年 4月 関西地区第1号店(通算第225号店)を大阪府東大阪市に開店(東大阪西堤店)
1994年 8月 中京地区第1号店(通算第230号店)を愛知県岡崎市に開店(愛知岡崎店)
1995年 4月 SC(ショッピングセンター)内出店第1号店(通算第243号店)を長崎県大村市に開店(イオン大村店)
1998年 7月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
1999年 11月 福岡本社を福岡県福岡市博多区豊に移転し、当社グループ各社の本社機能を集約
2000年 2月 東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定替え
2005年 3月 リンガーハット・500号店を福岡県福岡市に開店(福岡橋本店)
2006年 2月 とんかつ浜勝・100号店を福岡県福岡市に開店(福岡大名店)
2009年 4月 ぎょうざに使用する野菜を国産化
2009年 10月 長崎使用するすべての野菜の国産化を実施
2010年 4月 リンガーハット・タイ1号店「バンコクK-Village店」をタイ国バンコク市に開店
2010年 6月 リンガーハット佐世保大野店で日本初の麺業態のドライブスルー開始
2011年 3月 レストラン運営会社リンガーハットアメリカインク(RINGER HUT AMERICA,INC.)とフランチャイズ契約を締結し、アメリカ第1号店の「リンガーハット サラトガ店」をオープン
2012年 3月 リンガーハット・台湾1号店「微風台北車站店」を中華民国台北市に開店
2012年 4月 リンガーハット・タイ3号店「セントラル・チェンワッタナ店」をタイ国に開店
2012年 5月 リンガーハット・タイ4号店「メガ・バンナ店」をタイ国バンコク市に開店
2012年 7月 リンガーハット・アメリカ2号店「ホノルル店」をハワイ州ホノルル市に7月中旬開店予定
2012年 7月22日 創業50周年

www.ringerhut.jp

 

1日に必要な野菜摂取量について

生活習慣病予防の観点から、1日に必要な野菜量は350g以上といわれています。野菜には、ナトリウム(食塩)を排出して血圧を下げる効果のあるカリウムが多く含まれ、体内の細胞・組織の酸化を抑制するビタミンも多く含んでいます。また、野菜に多く含まれる食物繊維には腸内環境を良好に保つだけでなく、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。ましべじ

毎日の献立に、野菜プラスし、栄養と彩り(いろどり)プラスしましょう。

自分がどれくらいの野菜を食べているのか、あとどれくらい食べた方が良いのかわからない・・。そんなときには、以下の2つの方法で、野菜量を見積もることができます。

1日5皿の野菜料理を食べましょう

片手にのるくらいの小鉢や小皿に入った野菜料理(ほうれん草のお浸し、具たくさんみそ汁、きゅうりとわかめの酢の物など)1つ分や生野菜のサラダ中皿1つ分には、野菜が約70g含まれると考えます。

  ひじき     おひたし    みそしる    生野菜      野菜ジュース

ひじきの煮物(小鉢)  お浸し(小鉢)  具たくさんみそ汁   生野菜サラダ(中皿)  野菜100%ジュース(1パック)

 

1日に必要な野菜量(約350g)を摂るためには、小鉢(小皿約70g)で5皿食べれば大体取れると言われています。

副菜だけでなく、主菜となる野菜炒めやポトフ、とんかつに添えてあるキャベツ等についても、小鉢に置き換えて何皿分入っているか見てみましょう。

yasaitatititi

野菜炒め(2皿分)   シチュー(2~3皿分)   添え野菜(1皿分) 

野菜の手ばかり

★1/3は緑黄色野菜で、2/3は淡色野菜がおすすめです。

その人に必要な1日の野菜量は、生野菜でその人の両手3杯分必要と言われています。そのうち1/3杯は緑黄色野菜、後の2/3杯は淡色野菜で食べると、必要なビタミンや食物繊維がバランスよくとれると言われています。

緑黄色野菜

★野菜350gは生の状態で両手3杯分。ゆでた(加熱した)状態では片手3杯分。

★ゆでる、炒める、煮る等の加熱調理をすると、たくさん食べられます!

 野菜てばかり

★果物は、1日に握りこぶし2分とりましょう(食べすぎに注意しましょう)

果物

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外食大手赤字ランキング、3位はリンガーハット、2位はドトール、ワースト1位は?【人気過去記事総まとめ】

外食大手赤字ランキング、3位はリンガーハット、2位はドトール、ワースト1位は?【人気過去記事総まとめ】
(画像=Satoshi/stock.adobe.com)

すでに2022年が始まって早2ヶ月。もうすぐ今年度も終わりにさしかかり、新たな門出を迎える人も多いかもしれない。

THE OWNERでは今年度にヒットした記事を振り返る特集を企画。今年度話題を呼んだ「外食産業」の動向について振り返る記事をピックアップした。新型コロナウイルスの感染拡大によって、次々と変わる国や自治体の対応に最も振り回されたであろう外食産業。

オミクロン株による感染もやや落ち着いてきているものの、新型コロナの感染拡大以前のようには客足は戻らないと言われる外食産業。今後、日本の外食はどうなっていくのだろうか。

1. 外食大手赤字ランキング、3位はリンガーハット、2位はドトール、ワースト1位は?(2021/05/05配信)

外食業界は、新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている。多くの企業が赤字に転落しているようだ。2021年2月に通期決算を迎えた8社をピックアップし、各社の業績に迫っていく。

コロナ禍で外食産業に大打撃

長引くコロナの影響は消費者の行動にも変化をもたらし、比較的感染が収まっている地域においても外出を避ける傾向にあり、各業界に暗い影を落としている。とりわけ、感染リスクが高いとされる飲食・外食産業への打撃は大きい。緊急事態宣言下の営業自粛をはじめ、各都道府県による時短要請なども相次ぎ、客足が遠のくばかりか営業そのものが制限されている状況だ。

規模の大きい店舗は休業補償も足りず、営業時短命令を受けた飲食チェーンのグローバルダイニングが、東京都を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。

2020年に倒産した飲食店は780件に

実際、経営が成り立たたなくなり倒産を余儀なくされた飲食店は、過去最多を記録しているようだ。帝国データバンクが発表した「全国企業倒産集計2020年報」によると、2020年の1年間に倒産した飲食店は780件に上り、過去最多とのことだ。

一般社団法人「日本フードサービス協会」が発表した「外食産業市場動向調査 2020年年間結果報告」によると、外食産業全体の売上は前年比84.9%で、1994年の調査開始以来最大の下げ幅だという。

業態別では、テイクアウトやデリバリー需要を拾いやすいファーストフードが同96.3%と健闘しているものの、ファミリーレストラン同77.6%、喫茶同69.0%、ディナーレストラン同64.3%、パブレストラン・居酒屋同50.5%となっており、特に飲酒業態への影響が深刻だ。

2. コロナで「貯金」が消えた外食企業ランキング 1位はあのファミレス企業!?(2021/10/30配信)

コロナ禍で収入が減り、貯金が大きく減った人も少なくない。これは企業にとっても同様で、特に外食企業ではこの1年間で「自己資本」を大きく減らした企業が目立った。例えば、ロイヤルホールディングスやすかいらーくホールディングス、ワタミなどだ。

そもそも「自己資本」とは何?

この記事では、東洋経済オンラインが2021年4月に発表した「外食企業の自己資本増減ランキング」を紹介しつつ、減額幅の大きな企業がどのような状況に陥っているのかを解説していく。しかし、その前にそもそも「自己資本」とは何を指すのかについて説明する。

自己資本は「返済する必要がない資金」「株主から調達した資金や留保分の利益」などと表現され、どちらも正しい説明だ。要は、企業が自由に使えるお金のことで、経営状況が悪化するとこのようなお金を使わざるを得ないため、自己資本は減ることになる。

ちなみに、金融機関などからの借入金は、返済する必要がある「他人資本」に分類され、企業の経営状況をみるときは、自己資本の比率が高い方が安定的だと判断される。そのため自己資本が減るということは、その企業に対する客観的な評価が低くなることにつながる。

外食企業の自己資本増減ランキングを紹介

では続いて、東洋経済オンラインが発表したランキングを紹介していこう。

ランキングは、前年比で自己資本の減少幅が大きかった順に並んでおり、クリエイト・レストランツ・ホールディングスとリンガーハットは2020年11月末時点、そのほかの企業は2020年12月末時点の決算の数字を基準としている。

3. ニトリ、マクドナルド、神戸物産… コロナ禍の勝ち組に共通する特徴とは?(2022/02/26配信)

日本3大メガバンクの一角を占めるみずほ銀行が、不名誉な記録を更新し続けている。9月30日、今年8度目となるシステム障害を起こしたのだ。止まらないシステム障害に、麻生太郎金融相も「極めて迷惑な話」とご立腹である。国の介入も取り沙汰されている。

みずほ銀行が今年8度目のシステム障害を起こす

コロナ禍は経済の混乱を招き、多くの企業にとって向かい風となった。一方、コロナ禍が追い風となった企業もある。勝ち組企業に共通するキーワードが「巣ごもり需要」や「テレワーク」、「非接触」だ。ニトリやマクドナルドなど4社の勝ち組企業を紹介しよう。

ニトリ:テレワークや外出自粛が追い風に

ニトリは、家具やインテリア、キッチン雑貨などのライフスタイルに関するさまざまな商品を展開している企業だ。コロナ禍でニトリに追い風が吹いた理由は、テレワーク(リモートワーク)が推奨され、自宅で働く人が増えたことや、外出自粛の呼び掛けに応じて自宅で過ごす時間が長くなった人が増えたことなどだ。

自宅にいる時間が長くなると、自然と自宅で過ごす環境を今より快適にしたくなる。また、テレワークのために必要な机や椅子を新たに購入する人もいる。このような理由でニトリを訪れ、家具や生活用品などを買い求めた人は多かった。

ニトリはラインアップが豊富で、「ニトリに行けば一度に必要な商品が手に入る」と顧客に感じさせている点もポイントだろう。コロナ禍においては、何店舗もめぐって商品を探すことを避けたい人が多いからだ。

4. スタバはなぜ競合に強いのか? スタバが意地でもテレビCMをしないワケ(2020/11/30配信)

(本記事は、大西 良典氏の著書『コロナ危機を生き残る飲食店の秘密~チェーン店デザイン日本一の設計士が教える「ダサカッコイイ」の法則』=扶桑社、2020年9月19日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

スタバはなぜ競合に強いのか?

ひとことで「居心地がいい」といっても、その感覚は人それぞれです。「スターバックス」を例に、居心地のよさについて考えてみましょう。

スタバには「サードプレイス=第3の場所」を提供するというコンセプトがあります。

ファーストプレイスは自宅、セカンドプレイスは職場、そしてサードプレイスが心地いい空間と時間を提供するスタバのカフェというわけです。

しかし、スタバが日本に上陸してから20年近くたち、今や競合も増えています。

店員さんが席までコーヒーを運んできてくれる喫茶店やカフェと比べても、スタバはファストフード店のようにカウンターで注文してドリンクやフードをセルフサービスで運ばなければなりません。

そのわりには、価格がファストフード店よりも高額です。特に近年は、「ブルーボトル」をはじめとする本格的なスペシャルティコーヒーなどを提供する競合店も増えています。

それでもスタバが安定した人気を誇っている理由は何でしょう?

私は、スタバのゆったりした一人掛けの上質なラウンジソファや、リビングを思わせる空間デザインの力が大きいと思っています。

スタバの椅子は名のあるデザイナーズチェアを使っているわけではありませんが、人間工学的に座り心地を研究して作られたオリジナルチェアです。

テレビCMによるイメージ戦略を一切行わず、店舗デザインにコストをかけることで、リアルな心地よさを追求しているのです。

そのため、スタバ愛好者は自宅とも職場ともちがうサードプレイスのスタバで紡いだ心地いいひとときによって癒やされ、会話も弾みます。

そのときの心地いい記憶を再現したくてまた来店するのです。

心理学では、思い出のある場所やものに記憶を重ね合わせることを「投影」といいますが、スタバのリピーターは、心地いい記憶をスタバに投影しているのです。

 

5. すき家、ららぽーと、イオン、一風堂から学ぶ飲食店が生き残るために知っておくべきこと(2020/12/01配信)

(本記事は、大西 良典氏の著書『コロナ危機を生き残る飲食店の秘密~チェーン店デザイン日本一の設計士が教える「ダサカッコイイ」の法則』=扶桑社、2020年9月19日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

なぜ「すき家」の入り口に時計台があるのか?

読者のみなさんの中にはお気づきの方もいると思いますが、「すき家」のファサード(建物の正面)には必ず大きな時計台がそびえています。

なぜ牛丼屋の入り口に、こんな時計台があるのでしょう?

実はこの時計台は、「すき家」発祥の地である横浜にある横浜市開港記念会館と、赤レンガ倉庫をイメージしているといわれています。横浜の開港によって牛肉文化が日本人に普及することになったので、時計台にはそうした歴史を象徴する意味もあるようです。大きな時計があると、つい人は時刻を確認したくなって時計に視線を送るので、時計とともに「すき家」の存在を認知させることができるのです。

第1章で、私の芦屋の店の外壁アートに道案内の絵を入れているのは、人が情報を読み取ろうとして視線を誘導できるからだとお話ししたのを覚えていますか?「すき家」の時計も、道案内の心理と同じ理屈です。

広告をうるさく入れると、人は無意識にスルーしてしまいますが、道案内や時計などの情報は自ら能動的に見ようとするのです。

ちなみに、東京・銀座4丁目交差点の「和光」の時計は、銀座のシンボルになっていますし、北海道の「札幌市時計台」も札幌のランドマークになっています。

また、英国のウェストミンスター宮殿の時計台「ビッグ・ベン」も、ロンドンを象徴する存在として世界中に知られています。これらも大きな時計が道行く人々の目を引き、その街の象徴となっている好例といえます。

 

いかがだっただろうか。外食産業にとってはまさしくコロは冬の時代だったといえるが、その中でも業績を堅調に伸ばしている企業は存在する。ますます先の読めない世の中になりつつある中で、私たちも変化をし続けていく姿勢が求められていきそうだ。

文・THE OWNER編集部

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リンガーハットは自らの首を絞めている? 上野周辺の店舗がすべて閉店

リンガーハット店頭
食品産業新聞社のある東京・上野には長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」が2店舗あったのだが、2020年の夏に上野駅前店が閉店。上野御徒町店も2021年1月27日限りで閉店し、上野からリンガーハットが無くなった。これにより、今後、筆者は平日の昼食にリンガーハットは利用できなくなった。リンガーハットに関しては所属契約していた体操の内村航平選手との契約継続を、2020年12月31日付で断念という悲しいニュースがあったばかり。コロナ禍での業績悪化が想定以上だったということだ。

 

〈レシートクーポン「餃子3個無料」も終了〉
閉店前の「お別れ昼食」として上野御徒町店へ行ってきたところ、レシートのQRコードを読み込んでアンケートに答えると、餃子3個またはソフトドリンク1杯無料というサービスも、1月31日限りで終了というお知らせがあった。自宅近くの「イオン」のフードコート内にもリンガーハットがあり、餃子無料券があるからという動機で、週末に家族でたまに行っているのだが、それも今後は無くなるのだろう。

業績悪化で事業を縮小することはやむを得ないが、リンガーハットのこの間の動きは、私にとっては自らの首を絞めているだけにしか見えない。月1回ぐらいの頻度で利用していたが、それが今後は限りなくゼロに近づくということだ。つまり業績改善のために行ったリストラが、逆に業績悪化に拍車を掛ける結果になったということだ。

〈フードコートという出店戦略が裏目〉
リンガーハットのIR資料によると、2020年度累計(3~12月)の売上高は前年比3割減だ。特に最初の緊急事態宣が出た4~5月は前年比の半減と大きく落ち込んだ。リンガーハットはショッピングモールのフードコートに出店するという戦略で業容を拡大してきた。最初の緊急事態宣言時はほとんどのショッピングモールが核店のスーパーのみ営業し、テナントはすべて休業という措置を取ったので大打撃を受けた。

「無印良品」を展開する良品計画の松﨑曉社長が決算説明会で、最初の緊急事態宣言時は大型商業施設内の店舗が休業せざるを得なかったと話していた。それを受け、今後は営業するかどうか、自分たちで判断できる路面店の出店を強化すると話していた。大型商業施設へのテナント出店は初期投資が低く、商業施設の力で集客できるので、賢い出店戦略だと思っていたが、コロナ禍ではそれらがすべて裏目に出たのだ。

コロナ禍で外食全体が打撃を受けているように見えるが、テイクアウトに向くハンバーガーや牛丼などは健闘している。テイクアウトに向かない麺類は圧倒的に不利で、明暗を分けた。コロナ禍で強い業種、弱い業種はある。

この年末年始、自宅近所のディスカウントストアで5食入り即席袋ラーメンがやたらと安く売られており、ついつい買ってしまった。ディスカウントストアもコロナ禍では強い業種だ。「ラ王」「正麺」など最近の即席麺はレベルが高く、チャーシューなどの具材をのせれば、お店で食べるラーメンと遜色ない。在宅勤務が続くと昼食は即席麺を食べる機会が増える。即席麺メーカーもコロナ禍では強い業種だ。リンガーハットが苦境に立たされたのは、即席麺メーカーの影響も少なからずあるだろう。

www.ssnp.co.jp

 

ライバル不在だったリンガーハット、客離れの本質的原因…「いきなり!ステーキ」の二の舞い?

ライバル不在だったリンガーハット、客離れの本質的原因…「いきなり!ステーキ」の二の舞い?の画像1リンガーハット1号店(「Wikipedia」より)

全国に約700店舗を展開する長崎ちゃんぽん店「リンガーハット」。2021年2月期の決算では、売上高が前期比28.0%減となり87億円もの赤字を出してしまった。この赤字幅は1962年の創業以来、最大だという。リンガーハットは昨年度、既存店128店舗を閉めるなどして26億円もの特別損失を計上。それがこのたびの業績悪化につながった。

 しかし、もともとリンガーハットは、チェーン展開が難しいといわれる料理「長崎ちゃんぽん」を中心に展開し、ライバル不在という環境を追い風に躍進した企業でもある。不調の原因は果たしてコロナ禍での顧客減だけなのだろうか。フードアナリスト・重盛高雄氏に解説してもらった。

業績不調の原因は消費者とのコミュニケーション不足?
 リンガーハットが創業以来の大赤字を出してしまったのは、コロナ禍による影響といえるのだろうか。

「リンガーハットが業績を落とし始めたのは、実はコロナ禍より前からなんです。2019年から客数も客単価も落ちています。その最大の要因は、リンガーハットの商品的価値と、消費者が求める価値にズレが生じていることでしょう。今の消費者は、飲食店で飲み食いする以外に、体験にお金を使う“コト消費”を求めているんです。

 リンガーハットは、その“コト消費”の動機付けにつながる売り出し方ができていません。例えば、リンガーハットのホームページを見ると、“ちゃんぽんを売っている”ということはわかるものの、消費者が求める“それを食べてどういうふうにおいしいのか”“どういうふうに楽しいのか”が描かれていません」(重盛氏)

 では、その“コト消費”の具体例には、どのようなものがあるのだろうか。

「すかいらーくグループのカフェレストラン『ガスト』では、同グループの中華レストラン『バーミヤン』、から揚げ専門店『から好し』の3ブランドのメニューがテイクアウトできるデリバリー店を出店しました。そして、ただ単にメニューの種類が豊富なだけではなく、各ブランドのコラボメニューも楽しめます。そうした新しい試みは消費者にとって“コト消費”となっているといえるでしょう。

 さらにリンガーハットは消費者とコミュニケーションを取る努力を怠っている傾向にあります。料理にこれをかけて食べたらおいしいとか、これとこれを組み合わせたらおいしいといった情報がホームページに一切書いてないんです。かといって、ちゃんぽんとしての出来も、初めて食べた原体験を上書きする味の向上があるとはいいがたい。数年ぶりに訪れて改めて感動を覚える方は少なく、むしろ失望する方のほうが多いんじゃないでしょうか」

 改良や成長がなければ、消費者が徐々に離れていってもおかしくないだろう。

今後の課題…テイクアウト需要へのプラスαの価値提供
 また、リンガーハットはコロナ禍で増えたテイクアウト需要にもあまり応えられておらず、伸び悩んでいると重盛氏は言う。そこでも、リンガーハットと消費者の間にある大きな意識の違いが原因となっているようだ。

 

biz-journal.jp

 

長崎ちゃんぽん リンガーハットの値上げ情報

リンガーハットの値上げ解説

長崎ちゃんぽん
年月日 カロリー 価格(税込)
~2006年9月 不明 399円
2006年9月~ 623kcal 450円
2009年~ 613kcal 東日本 500円
西日本 490円
2011年~ 632kcal 東日本 550円
西日本 500円
2014年4月~ 632kcal 東日本 565円
西日本 515円
2014年8月~ 632kcal 東日本 583円
西日本 529円
2015年8月~ 632kcal 東日本 583円
西日本 561円
2016年8月~ 683kcal 東日本 626円
西日本 561円
2017年8月~ 683kcal 東日本 626円
西日本 583円
2018年8月~ 683kcal 東日本 637円
西日本 604円
2019年10月~ 683kcal 東日本 649円
西日本 616円
2021年3月~ 642kcal 東日本 650円
西日本 620円
2022年4月~ 642kcal 東日本 680円
西日本 650円
2022年11月~ 642kcal 標準 690円
地域別 740円

値上げに関しリンガーハットはクソ。その一言に尽きる。

なにがクソかって? 色々な理由を並べては毎年のように値上げしているからに他ならない。他の飲食店も20年ほど前に比べればそれなりに値上げしているものの、リンガーハットのえげつなさを見ると可愛く見えるレベル。

その値上げに見合っただけの進化を遂げているのかと問われれば、答えはNO。2009年に野菜を国産化した以外は大した進歩はしていない。

上記のカロリーの推移を見ても分かるように、2016年頃からメニュー全体的にカロリーが増えた(量が増えた?)ものの、2021年時点では10年前の水準に戻っている。野菜の量が変わっていないということは麺の量を減らしたか?

国産野菜をたっぷり摂れることを大きな売りにしているが、長崎ちゃんぽんは長きにわたり野菜の量はそれほど変わっていない。にもかかわらず2006年まで400円で食べられたちゃんぽんが今や690円ですよ。実に1.6倍強。

ちなみに日高屋の野菜たっぷりタンメンは野菜350gで税込550円な。まあ、その日高屋も2019年12月にちゃんぽん専門店「ちゃんぽん 菜ノ宮」をオープンし、半年余りとなる翌2020年7月にスピード閉店するという失態を冒しているがな。

リンガーハットのセコさが極まったのは2021年。新型コロナウイルス対策として硬貨の受け渡し低減を理由に地味に値上げしたところ。皿うどんなど一部商品は値下げしたものの、売れ筋のちゃんぽんや餃子は値上げ。ほんとにセコい。

加えて人件費や物流費の高騰を理由に長崎ちゃんぽんの麺増量無料サービスを廃止。営利が目的の民間企業とはいえ、これだけ消費者を舐めきった企業も珍しい。企業と消費者のWIN-WINを目指すのではなく、自分たちが儲かることしか考えていない。

ただ、2020年9月から長崎ちゃんぽんや皿うどんと餃子のお得なセットを、ランチタイムから終日に切り替えた点は評価できる。

2021年10月にそのお得な終日セットも終了したがな。

2022年4月に、世界的な物価上昇を受け値上げ。ただ、この値上げに伴って、麺類などにセットする際の餃子を270円から200円に値下げしています。

しかし、2022年11月に再び値上げした際には、餃子の価格を据え置いた一方、セットの餃子を200円から250円に値上げ。

ちなみに、このタイミングでこれまで東日本と西日本で変えていた価格設定を、東京23区・沖縄・北海道の「地域別エリア」と、それ以外の「標準エリア」に変更。割高な地域別エリアでは長崎チャンポン単品で740円だよ、バカらしい。

外食産業において、特定のメニューに限ればこのくらいの値上げはままあります。しかし毎年毎年必死に理由を付けて少しずつ上げていくその姿勢が気にくわない。調べていてうんざりしたわ。

これはもうアレだね。大戸屋。「オオトヤーハット」に改称したらどうだろう? ちまちまとこっちを値上げしあっちを値上げし…パターンが一緒だわ。

neage.jp

 

リンガーハット <8200>【連結】赤字が続く

リンガハット、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

 リンガーハット <8200> [東証P] が10月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は1億8100万円の赤字(前年同期は3億1800万円の黒字)に転落し、従来の5000万円の黒字予想から一転赤字で着地。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2億4000万円の黒字→4億5000万円の赤字(前期は9億4300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益は2億6900万円の赤字(前年同期は6億2500万円の黒字)に転落する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来8円を計画していた今期の年間配当を見送り、2期ぶりに無配転落(前期は5円)とする方針とした。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結最終損益は1億6100万円の赤字(前年同期は2億1300万円の黒字)に転落したが、売上営業損益率は前年同期の-4.0%→-3.1%に改善した。

kabutan.jp