信じるか信じないかはあなた次第
【シロの物語】クレヨンしんちゃんの都市伝説を漫画にしてみた②@アシタノワダイ
クレヨンしんちゃんシロの泣ける話・都市伝説まとめ!初登場回や犬種の謎も紹介
13年後のクレヨンしんちゃん
みなさんは、クレヨンしんちゃんに13年後のお話があるのを知っていますか?13年後のクレヨンしんちゃんは公式のお話ではなく一般の方が書いた物語なのですが、完成度が非常に高く泣ける!と話題になっています。今から13年後、しんちゃんは受験生になりシロと遊ぶ機会が少なくなってきました。シロはしんちゃんの忙しさを理解しながらも、寂しさを感じていました。シロはもうすっかり老犬になってしまい、近頃は食欲もありません。
みさえは元気のないシロを動物病院に連れていきました。そこで、シロはもうあまり長くないことを宣告されます。みさえはシロを連れ帰り、しんのすけたちにそのことを話します。しんのすけはそれを聞いて「母ちゃんが連れていったのはヤブ医者だったんだ!」と言い、シロを連れて家を飛び出します。しんのすけはほかの動物病院を何件も訪ねました。しかし、シロを助ける方法はありませんでした。
しんのすけはシロを抱きしめてその場に座り込みます。「シロ、ごめんよ。親友だったのに、シロがこんなになっているのにオラ気づいてあげられなくて」しんのすけは泣きながら、シロに謝りました。シロはしんのすけの涙を舐めながら、今いる場所が「しんちゃんと初めて出会った場所」だったことに気が付きます。捨てられていた幼き日のシロはずっと待っていました。落ちているわたあめでも美味しそうと言ってくれる人を。
そして、現れたのはしんちゃんだったのです。「シロ」と呼ぶ声が聴こえ、シロが顏を上げると泣きながら笑っているしんちゃんの顏がありました。「シロ今度はオラが待ってるから。だからもう一度美味しそうなわたあめになって戻ってくるんだゾ」こうしてシロは大好きなしんちゃんの腕の中で、最期の夢を見るのです。命あるものいつかは必ず死んでしまうことを教えてくれるシロのお話でした。