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(漫画)園子温の例のアレ(マンガで分かる)

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小誌は映画監督の榊英雄氏(51)、俳優の木下ほうか(58)から「性加害」を受けた女優たちの告発を報じてきた。そんな中、「週刊女性」(4月5日発売号)は園子温監督(60)の性要求疑惑を報じた。

 

 

 

 

 

(坂口拓)園子温の例のアレ(マンガで分かる)

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園子温に「性要求」を直撃した! 水原希子が語る「芸能界の性加害」

小誌は映画監督の榊英雄氏(51)、俳優の木下ほうか(58)から「性加害」を受けた女優たちの告発を報じてきた。そんな中、「週刊女性」(4月5日発売号)は園子温監督(60)の性要求疑惑を報じた。

園氏といえば09年の「愛のむきだし」でベルリン国際映画祭のカリガリ賞、国際批評家連盟賞をW受賞するなど世界的に高い評価を受ける、日本を代表する監督の一人だ。

 同記事では園氏は性的関係の見返りに女優を映画に出演させていたとし、「主演女優にはだいたい手を出した」と話していたと綴っている。さらにネット版では〈フェラして〉などの園氏が送ったLINEも掲載された。園氏は公式サイトに「お騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします」と直筆のコメントを掲載。一方で、「事実と異なる点が多く」、「しかるべき措置」を取ると反論した。園氏の知人が話す。

「園さんは来年WOWOWで放送予定の新作ドラマを愛知で撮影中でした。主演は東出昌大でコンセプトは『ちょっとエッチな怪奇・心霊ミステリー』という学園コメディ。報道後、監督を降板しました」

 取材を申し込むと園氏と代理人弁護士が応じた。

――しかるべき措置とは?

代理人「民事の損害賠償請求と刑事告訴を準備しています。園さんのこれまでの言動の中で女性を不快にさせるようなことが一部あったことは認める。しかし、性的な関係と引き換えに女優を出演させたとか、主演したほとんどの女優と性的関係があるというのは事実とまったく異なります」

――LINEなどの物的証拠については?

代理人「酔っぱらっていて、そのようなLINEを送ったのは事実。それが不適切な言動だったのも間違いない。しかし、いきなり無差別に送ることはなく、ある程度関係性が築かれた中で送っていた。ただそうした要求と引き換えに役が決まるというのは事実無根です。また(記事中の元女優)Cさんに乱暴に性的行為を迫ったとありますが、そうしたこともありません」

――「主演女優にはだいたい手を出した」とある。

園「一般の方からも『お前、あいつとやったのか』みたいなメールが(女優に)来ているそうです。迷惑かけたなと思って。僕の身の潔白を証明しない限り、これから僕の映画に出る人もいなくなってしまう」

 そんな園氏の「右腕的存在」だったのが映画プロデューサーの梅川治男氏(61)だ。「愛のむきだし」や「ヒミズ」をプロデュース。小誌は先週号でその梅川氏の性加害を報じた。梅川氏は19年、女優のA子さんを食事に誘った。性的な話題を一方的に繰り返す梅川氏にA子さんは「帰りたい」と告げるも帰そうとせず、最後は条件として、トイレで局部を撮影した写真を送るよう強要していたことをメールとともに報じた。

――園氏は梅川氏の性加害を知らなかったのか?

園「プロデューサーと監督ってそんなに親しくないので。右腕的存在ではないです。右手小指くらい」

 ただし、小誌記事が出る直前にも2人はやり取りをしていたという。

園「(梅川氏とは)ここ5、6年会っていなかったのですが、少し前に仕事場に遊びに来て、その後、連絡を取るようになっていた。そうした中で、彼が『文春が園さんのことを取材している』と。ところが、実際は彼自身

 

 ただし、小誌記事が出る直前にも2人はやり取りをしていたという。

園「(梅川氏とは)ここ5、6年会っていなかったのですが、少し前に仕事場に遊びに来て、その後、連絡を取るようになっていた。そうした中で、彼が『文春が園さんのことを取材している』と。ところが、実際は彼自身のことだった。僕からは『強要していないなら、ちゃんとそう主張してください』と伝えました」

 だが、梅川氏は小誌の取材にも「ノーコメントで」と言うのみだった。

 その梅川氏がプロデュースしたのがネットフリックスで昨年4月から配信されている「彼女」だ。廣木隆一氏が監督。水原希子が演じる同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵の愛憎と逃避行を描くロードムービーだ。同作には性的描写が多く含まれている。そこで導入されたのが「インティマシー・コーディネーター」。同職は性的なシーンを撮影する際の俳優と制作側の橋渡し役であると同時に、制作側と俳優の潜在的な上下関係を絶つ役割を担う。#MeToo以降、本人の意志に反した撮影の強要が問題視され、俳優の尊厳を守るために導入されたもので、ハリウッドではすでに一般的になっている。「彼女」では、水原が導入を提案し、実現した。水原は昨年4月にこう語っている。

Netflixで公開されている「彼女」

 

〈わたし自身、これまでも『セクシュアルなシーンの撮影で、必要以上の人数が現場にいた』という話を耳にしたこともありますし、嫌な思いをしたことのある人もいると思います〉(「シネマトゥデイ」)

水原希子

 こうしてインティマシー・コーディネーターの浅田智穂氏が撮影現場に入ることになった。だが――。制作関係者が明かす。

私も園作品のオファーが……

「梅川氏は浅田氏を邪魔者扱いしました。あれこれと口を出されて、自分の作品が“検閲”されると思ったのでしょう」

 そして梅川氏は驚きの行動に出たという。

「梅川氏は浅田氏に対し、『出しゃばらないでください』、『撮影をかき乱さないでください』などと夜中に何度もメールを送りつけていたのです。梅川氏の嫌がらせで浅田氏は精神的に参ってしまい、ネトフリに『作品を降りたい』と申し出るまでになっていた」(同前)

梅川氏(自身のFacebookより)

 ネットフリックスが引き止め、浅田氏はなんとか最後まで職務を続けた。浅田氏に取材を申し込むと「全ての現場において、誠意を持ってスタッフや出演者と向き合っております」と回答し、梅川氏からの嫌がらせの有無については言及しなかった。梅川氏にも質問状を送付し、何度も連絡したが回答はなかった。

 

「もともと芸能界にはこういう(性加害のような)側面がずっと存在していて、私も男性監督から言葉のセクハラにあたるような発言をぶつけられた事は数え切れないぐらいありました。相手は無意識に言っていたのかもしれませんが私の中ではずっと無念の気持ちが残っています。

 園監督のお話も以前から耳にしておりました。いろんな役者さんが実際に警戒をしていました。私も以前、作品のオファーがあった際には友人の役者さんから園氏はそういう噂があるから気をつけた方が良いと言われたことがありました」

 性的な場面を撮影する際の苦悩についても明かす。

「インティマシーシーン(性的な場面)の際に共演の年上の役者さんの方が前貼りを拒否して下半身が硬直した状態で撮影に入り、友人の女優さんがとても理不尽な気持ちで撮影をしなくてはいけなかったというようなお話もありました。業界では(大勢のスタッフの前でも気にせずに)脱いで演じ切るのが立派な俳優だ、といった歪んだ捉え方を押し付ける暗黙の了解が存在していました」

 としてコーディネーターの効用を説く。女優を目指す人々にはこう語りかけた。

「制作者側から『映画に出すよ』などと言われ、被害に巻き込まれるという事態は絶対に起きてほしくないと願っています。なので、その様なことを言ってくる人がいたら騙されて欲しくないし、逃げてください。日本の芸能界、映画界には真っ直ぐな思いで作品を作っている方が沢山います」

 人気女優の覚悟の問題提起が、業界全体に広がることを願いたい。

bunshun.jp

 

news.biglobe.ne.jp

園子温監督、直筆謝罪文「今後のあり方を見直したい」 一部報道を否定「しかるべき措置を」

映画「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」などで知られる園子温監督が6日までに、所属事務所の公式サイトを更新し、直筆の謝罪文を掲載した。園監督をめぐっては、一部週刊誌で性加害疑惑が報じられていた。

 

5日までにホームページでは「関係者各位の皆様にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。

事実関係を整理して、改めて発表いたします」とコメントしていたが。新たに公式サイトを更新し、直筆の謝罪文を掲載した。

 

以下は全文。

「この度の2022年4月5日発売号の週刊女性の記事におかれましては、関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします。映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております。しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る所存です。この度は多大なるご心配とご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

二〇二二年四月五日 園子温」

 

映画界では、榊英雄監督による女優への性加害が報じられ、監督作が公開延期になったばかり。また、俳優の木下ほうかは複数の女優への性加害疑惑が報じられ、無期限の活動休止を発表している。

news.yahoo.co.jp