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【スクール水着の歴史】スク水について本気出して考えてみた@アシタノワダイ

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信じるか信じないかはあなた次第

 

 

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スクール水着博覧会、40年の歴史に隠された秘密

 学童用の水泳帽子や水着の製造販売を手掛けるフットマークは、「平成」の区切りに際して昭和から平成への女子スクール水着の変遷を紹介する「スクール水着博覧会」(東京都墨田区、フットマーク館)を開催した。同社では、1978年から学校指定品に向けたいわゆる「スクール水着」を手掛けており、過去の代表的な製品を展示した。2019年4月20日(土)11時~16時に一般公開する。同時に、スクール水着の発展形として、スクール水着をモチーフに開発した20~30代女性向け水着「OTONA NO SKU-SUI スクールセパレート」を発表し、同社オンラインショップでの予約販売を開始した。価格は6800円(税別)。2019年5月10日に発送開始の予定。
「スクール水着博覧会」
「スクール水着博覧会」
出展された代表的なスクール水着(撮影:日経 xTECH)
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「OTONA NO SKU-SUI スクールセパレート」
「OTONA NO SKU-SUI スクールセパレート」
20~30代女性に向けた“大人のスクール水着”(撮影:日経 xTECH)
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 同社の創業は1946年、赤ちゃんのおむつカバーの製造がはじまりだ。夏場におむつカバーの需要が減ることから、対策として学校用水泳帽子を1969年に作り始める。その後、「国民皆泳」のスローガンからプール授業教育が開始されるなどの背景もあり、学童用品を扱っていた同社はスクール水着の製造販売を始めた。

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スク水好きなら知っておきたいスクール水着形状の変遷の歴史

スクール水着と聞くと頭に思い浮かぶのは股間部分が三角形になっている旧スク水のタイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
1970年代後半にメジャーな形状のスクール水着であったから、ということと、他の水着にはなかなか見られない形状だから、ということで覚えられやすいイメージだったかもしれませんが、現在でもスクール水着といえば、ということで思いつく人は、1970年代に生きた人のみならず、コスプレ文化による影響を受け、1990年代、2000年代に生まれた人も同じような認識があります(もちろん自分のときは違った、といいますが)現在では旧スク水は学校教育現場においてもほとんど使われていることはないそうですが、スクール水着にはどのような歴史があったのでしょうか。

スクール水着の形状変化の変遷

スクール水着の変化の歴史

▲このようなスパッツ型のスクール水着が現れたのは2000年代頃からだ。

例えばスパッツ型スクール水着は学校教育において水泳の授業が取り入れられた頃からあったわけではありませんし、旧スク水は2000年代に入るとコスプレのアイテムとして活用されるものの、実際に学校教育の現場では少数派になりつつある存在でした。
実はスクール水着を一つとってみても、形状や色など様々なものがあり、決して「紺色・旧スク水」というものだけではありません。

【画像付で解説!】紺色旧スクだけじゃないよ!色と形で見るスクール水着の種類
【画像付で解説!】紺色旧スクだけじゃないよ!色と形で見るスクール水着の種類
2018.3.10
スクール水着と聞けば紺色の旧スクを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 しかし実際には旧スクール水着に見られるような形状だけではなく、競泳水着のような形状のもの、色も様々なものがあります。 こうしたスクール水着に対するイメージは、当サイトの記事「競泳水着とスクール水着の違いはどこかまとめてみた...

スクール水着がどのような変遷を経て、今の形になっていったのか歴史を知りましょう。
その変遷はこのような流れがあります。

スクール水着がどのように変遷したかを示す画像

▲時代によってスクール水着の形状は変わってきたわけだが、写真の左から右のような形状で変遷していった。一番左から、旧スク水、新スク水、競泳スク水、スパッツ型スク水。

1970年代
旧スク水タイプ
1980年代
新スク水タイプ
1990年代
競泳スク水タイプ
2000年代
スパッツ型スク水/セパレート型スク水
2010年代
フリル型スク水/パレオ付きスク水

戦後から見ると、スクール水着メーカーが記録を残している1970年代から変遷を確認することができます。
上記のような流れで形状は変化しており、大きく分けて話すと10年毎にメジャーとなる形状が変わってきているようにも思えます。
ただ単純に時間が経ったから、スクール水着のデザインが変わった、というわけではありません。それではどのような理由でスクール水着が時代とともに変わっていったのでしょうか。

スクール水着が時代とともに変化した理由

スクール水着が時代とともに変化していった理由には下記のような理由が挙げられます。それぞれの時代において様々な理由でデザインに変化が起こりました

  • 学校教育向け水着(スクール水着)を参考にしていた競泳水着自体が時代とともに変遷したから(~1990年代)
  • 盗撮をはじめとする児童を狙う犯罪を抑止するため(2000年代前半)
  • 児童からの要望などアイデアを取り入れることによりデザインが変化した(2000年代後半)

スクール水着の参考にしていた競泳水着の変遷

学校教育で利用されるスクール水着は競泳競技に用いられる競泳水着のデザインを参考にされていたと言われています。
スクール水着は1970年後半までは旧スク水タイプが主流でした。というのも1970年代前半まではオリンピックで使用される競泳水着がまさに旧スク水の形状だったからです。

かつて競泳水着として使われていた旧スク水

▲今やスクール水着のアイコン的存在として認識されている旧スク水だが、かつてはオリンピックでも使われていた形状だ。その後の新スク水、競泳スク水タイプもかつては競技用の競泳水着だった。

これだけでも当時の競泳水着を参考に作られたということができますが、旧スク水をスクール水着のアイコン的存在のように思っている人はこの年代の人達ではないでしょうか。
その後、1970年後半に入るとオリンピックで使用される競泳水着の形状が新スク水の形に変化します。これに合わせて大体5年遅れで学校の教育現場においてもスクール水着の形状が変化しました。
同様の理由で1990年代に入ると、新スク水から競泳スク水のようなデザインに変化していきますが、やはり1980年に競泳水着の形状が変化しています。

また1980年代を中心にほぼ紺色のスクール水着だったものに、他の色が取り入れられるようになったのもこの頃です。形状と色で言えばスクール水着に革命が起こったのも1980年代と言えるのではないでしょうか。

 

盗撮などを抑止するため

スクール水着と同様に大きく変化したのが体育教育時に着用するブルマの存在でした。
ブルマも時代を追うごとにハイレグ化が進み、水着ほどではないにせよ食い込み、下着のはみ出しが顕著になるようになり、特に当時の女子にとっては恥ずかしいことこの上ない時間を過ごすことになりました、
この点で盗撮などの犯罪が問題となり、スクール水着自体もその盗撮の対象として狙われるようになりました。
特に女性側からの機運が一気に高まったことを受け、2000年に入るとほとんどの学校でブルマが廃止されショートパンツに置き換わるようになりますが、同じタイミングでスクール水着も露出による精神的負担、犯罪抑止を目的とするためにスパッツ型に置き換わりました。

児童からのアイデアを取り入れるようになった(2000年代後半)

スクール水着はさらに大きな変化を遂げるようになります。
これまでは大人側から見た学校教育で使われる水着はどういったものが的確か、という視点でばかりスクール水着の製造について論じられてきましたが、少子化が進み各メーカーがどういったものを作っていけばいいかという生き残りの部分、同様に露出に対する不安や懸念から進んだ水泳離れを解消するために児童からのアイデアが取り入れられたものが作られるようになります。
例えばフリル付きのスクール水着や、スカートのような大きなパレオがついたものなど、形状の種類が非常に豊かになりました。教育現場である学校側もスクール水着の形状については細かく規定、言及することがなくなったということもあり、今では自由にスクール水着を選ぶことができる時代になりました。

スクール水着を「スク水」と呼び始めたのはいつ?

スクール水着を「スク水」と呼び始めたのはいつ?

▲スクール水着のことをスク水と略して呼ぶのは自然な行為だと思うが、いつ頃からそれが使われてきたのだろうか。

スクール水着の歴史を語る上でもう一つ知っておきたいことがあるとすれば「スク水」という言葉がいつ頃から使われ始めたということではないでしょうか。
みなさんもご存知の通り「スク水」は「すくみず」と発生します。
なぜかごく一部では「すくすい」と呼ぶ人もいますが「すくみず」が一般的な呼び方であり、多くの人が使っています。

スクール水着のことを「スク水」と略し始めたのは、1980年代と言われています。
諸説ありますが、当時の一般的な生活環境の中で略され方ではなく、アダルトゲームやアダルトコミックの中で使われ始めたと言われています。
もっともその文献や証拠が示されたものはありませんが、少なくとも当時の親世代が「スク水」などと発生していたわけではないので、オタク文化の中で生まれた一種のスラングのようなものだと考えられます。
一般的に認知され始めたのは、1990年代後半ではないでしょうか。

まとめ

学校教育の現場においてスクール水着も日々、進化を遂げています。それは時代の要請に基づいたものが多く、過去においてはより泳ぎやすさを追求したものが良しとされていましたが、安全性の配慮や子供に対する負担のあり方などから、特に1990年代後半から考えられるようになり、今日に至ったと言えます。
革命的だったのはブルマの廃止ということですが、この事件がスクール水着を取り巻く環境を示す一つの指標として捉えることができます。今後もスクール水着は様々な形に変貌する可能性がありますが、いずれにしても児童へ配慮されたものになるということは言うまでもありません。

またどういった形になっていったとしても、あと数十年は旧スク水がスクール水着のアイコン的存在であり続けるような風にも思えます。これはスクール水着が学校教育の現場だけでなく、コスプレ文化に取り入れられたことによるもので、この文化が残る限りは旧スク水も残り続けるのではないでしょうか。

https://sukumizu.tv/column/9611.html

 学校のプール、廃止相次ぐ…水泳の授業なくす自治体も

老朽化した学校のプールを改修・新設せず、公営や民間の屋内プールでの水泳指導に切り替える自治体が出てきている。東京都葛飾区教育委員会は、2021年度以降に改築する小学校にはプールを造らず、校外の室内温水プールを活用する。区教委は「猛暑の影響などで、屋外プールでの水泳指導が思うようにできなくなってきている」と理由を説明する。(加藤健太)
水泳の授業を受ける子どもたち=東京都文京区の筑波大附属小で(平川譲さん提供)

水泳の授業を受ける子どもたち=東京都文京区の筑波大附属小で(平川譲さん提供)

 今秋からの学校改築に合わせ、校内の25メートルプールの取り壊しが決まった区立水元小学校など、現時点でプールを造り直さない方針が決まったのは3校。プールがない学校は、区営のスポーツセンターや民間施設に徒歩かバスで移動して授業をする。施設のインストラクターも教員と指導にあたる。水元小の児童は来年度から、学校から約1キロ離れた区営スポーツセンターの温水プールを使う。
 屋外の学校プールは、熱中症に気をつけるほか、水着姿を外から見られないよう配慮する必要もあり、学校の負担が大きい。区教委の学校施設担当、森孝行さんは「学校のプールがどうあるべきかを自治体が考える時に来ている」と話す。
 区教委はコスト面の長所も挙げる。学校プールを造り直すよりも、利用料を支払って屋内プールを使う方が、1校につき年間約260万円を抑えられると試算する。
 区立小に通う4年生の子がいる母親(46)は「炎天下で具合が悪くなった子もいたと聞く。屋内プール利用は時代に合っているのでは。インストラクターに習うことができるのも良いかも」と理解を示す。「移動に時間が取られ、プールに入る時間が短くなってしまわないか」と心配も口にした。

◆神奈川、埼玉、千葉では?

 学校プールの廃止は各地で進み、授業自体をなくす自治体も出てきている。
 神奈川県海老名市は、2011年度までに19小中学校のプールを全廃した。市営の屋内プール4カ所に徒歩やバスで移動し授業を行う。移動しても時間が確保できるよう授業は2~3時間の連続にしている。
 同市教委の担当者は「屋外プールでは6~7月の間に授業をしなくてはならなかったが、5~10月までに広げられ、計画通りに進めやすくなった」と利点を挙げる。
今年の夏で役目を終える葛飾区立水元小学校の25メートルプール=東京都葛飾区で、本社ヘリ「あさづる」から

今年の夏で役目を終える葛飾区立水元小学校の25メートルプール=東京都葛飾区で、本社ヘリ「あさづる」から

 埼玉県加須市は少子化を理由に21年度から小学校のプールの統廃合を進める。廃止する小学校の児童は、存続する近くの学校か民間のスイミングスクールで授業を受ける。中学校では22年度から水泳の授業を取りやめる。隣接の同県羽生市も20年度に全中学校のプールを廃止した。
 千葉市は19年度から、試験的に民間のスイミングスクールの利用とスクールの指導者による授業を始め、本年度は9校で実施予定だ。市教委は「多くの児童が意欲的で、プロの指導で上達を実感している」と手応えを感じている。
 課題は成績評価と移動だ。同市教委保健体育課の担当者は「学校とスクールでは評価の基準が違う。判断基準の作成を綿密にする必要がある」と話す。スポーツ庁の担当者は民間施設の活用に「安全面に考慮し、指導要領に示された内容を適切に実施していれば問題ない」とする。(今川綾音、寺本康弘)

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