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【制服・体操服泥棒】売れっ子から転落してしまった芸人を漫画にしてみた(クレプトマニア)@アシタノワダイ

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信じるか信じないかはあなた次第

 

 

 

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 【キングオブコメディー】売れっ子から転落してしまった芸人を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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元キングオブコメディ・高橋健一の現在を直撃!飛び出した“暗すぎる反応”

元お笑いコンビ『キングオブコメディ』の高橋健一が窃盗と建造物侵入の容疑で逮捕されたのは'15年末のこと。

「自宅からは女子高生の制服などが入った袋が70個も発見され、押収品は約600点に及びました。20年ほど前から犯行を重ねており、運送業を営む父親の軽トラを利用して窃盗を繰り返していました」(全国紙社会部記者)

 彼が育った家庭環境は複雑だった。

「高橋の父親は浮気を繰り返し、ギャンブルに大金をつぎ込む。浮気相手から自宅に電話があり、母親が泣きながら対応していたことも。その母親は難病を患っており、高橋が26歳になる直前に自殺しています。そういった家庭環境が、高橋の心を歪めてしまったのかもしれません」(同・前)

 それでも'10年に『キングオブコント』で優勝。'13年には父親の借金2600万円を肩代わりするなど、稼ぎも増え、売れっ子芸人となった高橋だったが、タバコや酒もやらなかった。唯一のストレス発散方法は“制服”を盗み、“それ”で自慰をすること。

 裁判では'16年9月に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が下った。逮捕からは4年半以上がたち、執行猶予期間は残り2か月ほどだが、現在はどうしているのか?

「世に出ちゃうと身近なところに迷惑をかけちゃう」

 都内にある高橋の実家を訪れると、2階建て一軒家の雨戸は閉め切られ、ヒッソリとしていた。犯行に使用された軽トラもない。近隣の女性は、

お父さんは病気で体調を崩してから、家に介護の人が出入りしていたの。最近はまったく姿を見ないから、病院に入ったんじゃないかな。健ちゃんも、全然見かけないですね。たまに妹さんが郵便物を整理しに来ているようですよ

 芸人仲間が高橋に連絡を試みる動画をユーチューブにアップしているが、返事はなく、消息不明。そんな高橋と連絡をとるべく、週刊女性は高橋の携帯番号に電話をしてみた。

もしも~し……

 静かな声の男性が出た。思いのほか明るい。

─元キングオブコメディの高橋健一さんですか?

あ……はい、そうですけど

 記者が名乗ると、一気に声のトーンは落ちた。

─現在は何をしている?

ちょっといろいろ迷惑かけちゃうので……ごめんなさい

─仕事は?

世に出ちゃうと身近なところに迷惑かけるので、申し訳ないですが……

 と、何度も“迷惑をかけるので”と繰り返すばかり。

 相方だった今野浩喜は、昨年に舞台の初主演を務め、今年1月から放送されたTBS日曜劇場『テセウスの船』にも出演するなど、俳優として地道に活動している。喜劇と悲劇を繰り返した男の胸に今、去来するものとは─。

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「制服泥棒」元キンコメ高橋健一父親が初めて明かした胸中

「制服泥棒」元キンコメ高橋健一
父親が初めて明かした胸中

東京都大田区にある元キングオブコメディの高橋健一被告(44歳)の実家は、古びた木造2階建て。外壁は黒ずんで劣化し、雨樋も一部壊れている。高橋が暮らしていた2階と父親が暮らす1階に、それぞれの玄関がある。本誌記者が訪問する直前、父親は1階のベッドで昼寝をしていた。

—息子さんはいますか?
「いないよ」

—息子さんはいまどちらに?
「警察」

—面会に行きましたか。
「行ってない。(捕まって)こっちも迷惑しているから」

—いま2階はどんな状況ですか?
「知らない」

—上がってないのですか。
「(足を指しながら)足が悪いから。俺は何も知らないから」

これまで、「父親の借金が……」という高橋の自虐ネタにたびたび登場してきた父親は、ここまで話すとそれ以降は口をつぐんだ。どうやら、高橋の逮捕後、一度も会ってはいないようだ。

高橋家と親しい地元住民は本誌にこう打ち明ける。

「ケンちゃん(高橋)の家はもともと裕福なお宅で、祖父母の時代はここらの土地をいくつか持っていたんです。ところが父親の代になって身代を潰した。運送会社をしていて、一時は従業員も複数抱えていたんですけど、海外で女遊びを覚えて浪費するうちに、家業が傾いた」

高橋の母は難病の膠原病を患って体調を崩し、高橋が12~13歳の頃、首を吊って自ら命を絶っている。ところが前述の様に、高橋はそんな家庭環境の悲惨さを隠すどころか、むしろ自虐的にネタにしてきた。'10年、「コント日本一」を決めるお笑いイベント『キングオブコント』で優勝したときも、賞金1000万円の使い道を問われて「これで、オヤジの借金の5分の1を返せます」と言って笑いをとった。

高橋は女子高生の制服を盗むことをやめられなかった。20年前から盗み始め、「制服を見ては自慰行為を繰り返していた」。

同じ現場で盗んだものは、同じポリ袋に入れた。高橋の自宅から押収された制服はなんと約1000点にも及んだ。制服にとどまらず、上履きなども盗み、「制服一式をそろえないとダメだった」とマニアックな性癖は治らなかった。盗まずには生きていけなかったのだ。

今後、高橋がシャバに出ても、同居する父親が支えになってくれる望みは薄そうだ。

高橋は現在、東京都江東区の城東警察署に留置されている。本誌は面会を申し込んだが、高橋本人から断られた。留置係の男性職員が明かす。

「(高橋の)ファンの人などが来て面会希望者がとても多いので、弁護士の許可を得た人とだけ会うことにしているそうです」

第2回公判は4月18日に予定されている。

gendai.ismedia.jp

 

クレプトマニアとは

クレプトマニアは「窃盗症」や「病的窃盗」とも呼ばれる精神疾患のひとつです。通常の窃盗行為は「○○が欲しいけどお金がないから盗んで手に入れよう」というように、行為者が利益獲得を目的として盗みを行うものです。
これに対して、クレプトマニアは、十分な資産を有しているのに数百円の物の窃盗を繰り返したり、窃盗する物自体には大して関心を持たないことも多くあります。 窃盗後は、盗んだ物を放置したり、一度も使わずに捨ててしまうこともしばしばあります。

窃盗症(クレプトマニア)の診断基準

世界的に、そして日本でも標準的に使用されている、アメリカ精神医学会による「精神障害の診断と統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, DSM)」の最新版である第5版(以下DSM-5)においては、「窃盗症」として以下の診断基準が挙げられています。

精神障害の診断と統計の手引き(DSM-5)による診断基準

窃盗症

  1. 個人的に用いるためでもなく、またはその金銭的価値のためでもなく、物を盗ろうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される。
  2. 窃盗に及ぶ直前の緊張の高まり
  3. 窃盗に及ぶときの快感、満足、または解放感
  4. その盗みは、怒りまたは報復を表現するためのものではなく、妄想または幻覚への反応でもない。
  5. その盗みは、素行症、躁病エピソード、または反社会性パーソナリティ障害ではうまく説明されない。

診断基準Aは、自分の欲しいものだけ盗むことが常習化している人や、お金がないので盗む人などを区別するためのものです。ただし、クレプトマニアであっても、まったく必要のないものだけを盗むという人はほとんどいません。欲しいと思ったものも盗みつつも、必要以上の量を盗み、結局全部は使用しなかったり、必要のないものまで盗んで、自分でもあとから「何でこんなものも盗んだんだろう」と思うことがほとんどです。

また、診断基準を見てもわかる通り、窃盗直前のスリルや緊張感、窃盗後の達成感や解放感等が特徴的で、盗むこと自体が目的にもなっており、窃盗を他者から咎められたり、逮捕されることがあっても窃盗行為を繰り返してしまいます。
自分自身でも窃盗行為を止めることが困難なため、窃盗行為の後で強い罪悪感や後悔を経験することも少なくありません。
「自分で何とかしないといけない」と思うことで、社会的に孤立し、適切なサポートに繋がらず、結果として重症化してしまうことも多く見られます。

 

クレプトマニアと間違われやすい・合併しやすいその他の精神疾患

精神疾患が関係した窃盗行為の中にはクレプトマニアと間違えられやすいものがいくつかあります。以下に主要なものをいくつかピックアップいたします。
※正式な診断には緻密な問診・診察が必要です。
※これらの精神疾患があると窃盗をしやすいというものではありません。
1
前頭側頭型認知症(FTD)

若年性の認知症の一種で、40〜50代に発症することも多く、早ければ30代頃から徐々にその症状が見られることもあります。認知症というと、主に記憶が障害されるアルツハイマー型認知症がイメージされやすいかもしれません。
しかし、前頭側頭型認知症は、初期には記憶の問題はほとんど見られず、性格の変化や社会的な行動から変化が現れることがほとんどです。そのため、認知症とは気づかれにくく、その他の精神疾患と間違われたり、時には単なる更年期障害や加齢による変化として長期間見逃され続けることも珍しくはありません。

主な症状としては、怒りっぽくなったり衝動的な行動が多くなる、無気力になり今まで取り組んでいた家事や趣味への意欲が低下する、共感性や思いやりが低下し自己中心的な言動が増える、同じような行動を繰り返すようになる、味覚や食べる量などに変化が現れる、などがあります。DSM-5においては、以下の診断基準が挙げられています。

精神障害の診断と統計の手引き(DSM-5)による診断基準

前頭側頭型認知症/前頭側頭型軽度認知障害

  1. 認知症または軽度認知障害の基準を満たす。
  2. その障害は潜行性に発症し緩徐に進行する。
  3. (1)または(2):
    (1)行動障害型:
    1. 以下の行動症状のうち3つ、またはそれ以上:
      1. 行動の脱抑制
      2. アパシーまたは無気力
      3. 思いやりの欠如または共感の欠如
      4. 保続的、常同的または強迫的/儀式的行動
      5. 口唇傾向および食行動の変化
    2. 社会的認知および/または実行能力の顕著な低下
    (2)言語障害型:
    1. 発語量、喚語、呼称、文法、または語理解の形における、言語能力の顕著な低下
  4. 学習および記憶および知覚運動機能が比較的保たれている。
  5. その障害は脳血管疾患、他の神経変性疾患、物質の影響、その他の精神疾患、神経疾患、または全身性疾患ではうまく説明されない。

診断基準Aに「認知症または軽度認知障害の基準を満たす」とありますが、初期の段階では認知機能に大きな障害は見られず、知能検査を行っても数値の低下は認められないことが多くあります。ただし、前頭葉や側頭葉の萎縮により判断力が低下するため、犯罪行為が現れることもあります。
内容としては、衝動性が高まり、目先の欲求を優先してしまいがちになるため、万引きや、痴漢や下着窃盗といった性犯罪、スピード違反などの交通違反、突発的な傷害事件などに繋がりやすいです。
特に大きな出来事もないのに30〜40代頃に突然窃盗行為が始まったり、クレプトマニアであっても、突然大量に大胆に盗むようになる等といったような窃盗内容における急激な変化があった場合、前頭側頭型認知症が疑われます。前頭側頭型認知症の診断には、MRIやSPECTといった脳画像検査も行った上で、専門の医師の判断が必要です。

2
摂食障害
自身の価値に体重や体型の影響を大きく受け、極端な食事制限(いわゆる拒食)や過度な運動、あるいは大量の食品を一気に食べ嘔吐することもある(いわゆる過食嘔吐)といった、摂食に関する衝動をコントロールできなくなる精神疾患です。クレプトマニアとの合併も多く見られます。
過食をするための食品を万引きしたことがきっかけで万引きが常態化したり、クレプトマニアを発症する場合もあります。
3
解離性障害
自身の行動や出来事の記憶がすっぽりと抜け落ちたり、現実感のないままに行動してしまう、といったような様々な症状を呈し得る精神疾患です。 強いストレスが要因になる防衛反応の一種ともされています。
万引きの記憶がない、頭の中で「盗め」という声が聞こえて盗んでしまうといった形で影響することもあります。
自閉症スペクトラム障害
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発達障害の一種で、対人コミュニケーションの困難、限定された興味・行動、反復行動等が特徴的です。
特定の対象に対するこだわりが強く、結果の見通しが立てづらいため、特定のものを何回も盗むといった行動が繰り返されることもあります。

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