アシタノワダイ削除動画@ホンネとタテマエ

アシタノワダイを解説・まとめ・考察する

【女性用風俗】女性向けピンク店で働くとどうなるのか。女性用風○の実態。料金や本番はできるのかを漫画にしてみた(マンガで分かる)

f:id:neko7773:20220321164113j:plain

信じるか信じないかはあなた次第

いまや珍しいものではなくなった女性向けの風俗サービス。しかし、実際にどのようなサービスがそこで行われているのか、また、どのような女性がサービスを利用しているのかをご存知の方は決して多くはないだろう。

 

 

 

www.youtube.com

 

ポイント① 男性は挿入以外の性的サービスを行う

ポイント② 報酬は完全歩合制。 バック率は4~6割が一般的

ポイント③ 研修料を取られるお店もある

ポイント④ 女風で求められるのは、ビジュアル、会話力、やる気 

ポイント⑤ 女性に尽くすのは悪い気分ではない

ポイント⑥ 女性の心のケアは大変

ポイント⑦ 時給5000円でも安く感じてくる

ポイント⑧ 女尊男卑の世界で我慢の限界が来ることも

 

 

「挿入してください」「できません」年間255人に施術したセラピストが明かす女性向け風俗利用客の“欲望”

女性向け風俗はどこまでしているのか?

 女性向け風俗に関して素朴な疑問があると思います。「どこまでサービスをしているのか?」ではないでしょうか?

 男性向け風俗は、本番なしのヘルスと本番ありのソープが存在しています。私がこの仕事を始めた2015年頃の女性向け風俗は、1人セラピストが趣味的に風俗営業をしている店舗が多い時代でした。そのため、お客さんである女性が望めば、なんでもありの時代だったと記憶しています。

 

 女性向け風俗は、男性向けとは男女の立場が入れ替わります。お客さんである女性が望めば、性器の挿入ありの店舗は多かったようです。

 今はというと、セラピストを何人も抱えるお店が増えています。管理売春で経営陣が逮捕されるリスクがあるので、多くの店舗が挿入行為を厳しく管理しています。挿入行為が発覚したセラピストはクビになる店舗もあります。

 しかし、ラブホの密室で二人きりの世界、実際はどうなのかは当人たちにしか分かりません。以前、ある大型店舗のオーナーの耳に、1人のスタッフが挿入をしているという情報が入った際、スタッフ全員に「この中で挿入をしている奴がいる、後で私のところへ来なさい」と伝えたところ、出頭してきたのは1人ではなかったそうです。

 私も昔はお客さんの要望にできるだけ応えていました。しかし、様々なトラブルを経験して、今はハンドマッサージの施術に切り替えました。

 挿入のリスクは、性病だけではありません。女性は挿入を許すと、心が持っていかれてしまう人も少なくありません。心を持っていかれた女性が、歯止めが利かなくなる可能性も挿入は秘めています。稀にお客さんと、ベッドの上で「挿入してください」「できません」という押し問答になることがあります。だだをこねて粘ったり、機嫌が悪くなる女性を見ていると、男も女も変わらないと感じます。

 お客さんへの事前アンケートの中で挿入の希望を聞いていた時期があるのですが、8割の女性が挿入を希望されていました。男性も女性も性は本能の領域になることを感じます。しかし、女性は男性よりも性のスイッチが入りにくい構造になっています。そして、ひとたび女性のスイッチが入ってしまうと、本能で挿入を求めてしまうこともあります。女性が男性よりも性欲のスイッチが入りにくいのは、自己防衛の意味もあると思います。事前アンケートに、私気持ちよくなってしまうと挿入をお願いしてしまうと思います。その時は断って下さいとお願いされたこともあります(事実、お願いされました)。

 

 また、挿入に関して、女性の性のプロなのに下手すぎるというセラピストの話もしばしば聞きます。例えば、「挿入を体験してみませんか? との申し出があり、プロのセックスに興味があったのでお願いしたところ、2分で瞬殺してしまい、笑いそうになりました」という情けない話や、「もっと気持ちよくしてあげると言うので挿入に合意したのに、私がイッてないのにセラピストさんがイッちゃったんです。自分だけ楽しんで酷い話だと思いませんか!」という不満なども聞きます。

「挿入してもらった時に『どう。気持ちいいでしょ?』と自信満々に聞かれて、思わず感じている演技をしてしまった自分が情けないやら残念やら。私、お金払って何やってるんだろ」と、風俗を利用してまで演技をした自分を悔いている女性もいます。

「挿入するから、色々なトラブルになるんだよ」という、この業界20年のベテランセラピストの一言が、私の心の深くに残っています。

裸を見ても全く興奮しなくなる

 男性向け風俗は、お金を払って女性の身体を触らせてもらう風俗です。一方、女性向けは、女性がお金を払って触ってもらう風俗です。立ち位置が、男女の風俗で逆になります。

 友人から「お金をもらって触らせてもらえるなんて、最高じゃん」と羨ましがられることが、しばしばあります。しかし、お金を払って触るのと、お金をいただいて触るのは次元が異なります。男性向け風俗は、女性の身体という商品が存在しています。一方、女性向け風俗では、男性の身体以上に女性を満足させることが商品になります。

 私は、一番多い年で年間延べ255人の女性に施術した経験があります。毎日毎日、女性の裸を見ていると完全に見慣れてしまい、性的興奮を感じなくなってきます。胸を触っているのに、二の腕を触っているのと同じ感覚になっている自分がいます。

 あるとき、家の押入れから、10年前にお気に入りだった成人雑誌が出てきたことがありました。私は、その雑誌を見て愕然としました。このヌード写真のどこに性的興奮を感じていたのか分からないのです。女性の裸を見すぎると、胸の大きい小さい、痩せているもしくはぽっちゃりなどの違いはあれど、皆同じに見えてきます。

 また、何百人もの女性の身体を触っているうちに、その女性がどんな男性と性行為をしてきたか分かるようになりました。経験人数が豊富な女性の中には、男性本位の性行為ばかりを経験していて、人数は多いのだけど身体が開発されていない人も見受けられました。

 反対に、経験人数は少ない女性でも、男性が尽くすタイプだと身体が開発されており感度が高いです。男性が自分の欲望を満たすために性行為をしているか、相手を思ってしているかで女性の身体の感度の成長度合いは異なります。

 さらに、膣に指を入れると、直近の性交履歴が分かるようにもなりました。その話を女性にすると、「こわ!」とひかれます。

セラピストへのお金の渡し方

 女性が性の対価としてセラピストにお金を渡す時の仕草は、一人一人異なります。

 財布からお札をとり出して支払いをする女性が4割、残りの6割の女性は封筒に新札を入れて支払われます。封筒も落ち着いた雰囲気のものから、可愛らしい封筒、高級そうな封筒、カラフルな封筒と様々です。封筒からもその人らしさが垣間見えます。

 施術前にお客さんから「私の身体をよろしくお願いします」との言葉と、封筒に入った新札を受け取ると、背筋が伸び「喜んでもらえるように頑張ろう」との気持ちが強くなります。また、施術後にお代と一緒に一筆箋に施術後の気持ちを書いて渡される人もいます。同じお金なのに、財布からむき出しでもらうよりも何倍も価値が上がる気がします。

女性は「完全犯罪者」

 男性の浮気はすぐにバレますが、女性の浮気はバレにくいというのは定説です。妻の異変に夫は気づかないことが多いです。ただし、家の中にはその女性の異変に敏感に気づく要注意人物がいます。それは、同性である娘さんです。

 風俗利用の日、小学生の娘に「お母さん、今日何かあるの?」と聞かれ「ドキッ」としたと、何人もの人が語っています。女性は小学生だろうと、女の鋭い勘と観察力を持っているようです。一方、夫は全く気づかない。髪の毛を切っても気づきません。

 もう一つ、夫に内緒で女性向け風俗を利用するという「完全犯罪」を試みる女性にとって、夫や娘以上に厄介な天敵がいます。それは、パソコンやスマホなどの電子機器です。

私のところに、1年に1件くらい男性からの連絡が入ります。連絡の主は、お客さんの夫です。スマホの扱いに不慣れな女性が、何かの拍子にメールの履歴を夫に見られてしまい、利用がバレてしまうことがあります。そのため、用心深い女性は、私とのやり取りのメールをすぐに削除しています。また、夫とスマホのGPSで居場所をお互い分かるようにしている方が、そのGPSを切り忘れたりすることも……。

 私の立場は風俗店であり、不倫相手ではないので訴訟には至りませんが、これがお店でなかったらと思うとゾッとします。また、使い捨てのメールアドレスではなく、フルネームの入ったメールアドレスでやり取りをしている女性もいます。「完全犯罪者」の女性でも個人情報の扱いは苦手な人が多いです。

3年続くセラピストはごくわずか

 女性向け風俗の業界では、3年以内に廃業するセラピストが多いです。その理由は主に次のようなものです。

(1) やってみて満足したから
(2) お客さんとトラブルになってしまったから
(3) 会社にバレそうになったから
(4) 妻・彼女にバレてしまったから
(5) 性病に感染したから
(6) お客さんが全然とれなかったから

 ほとんどが副業セラピストなので、恐らく(1)の満足したという人が多いのではないでしょうか。女性の心と身体を扱うため、難易度の高いハイリスクな仕事だと感じます。

(2)のようにお客さんがストーカーになってしまった話もしばしば耳にします。

(3)に関しては、女性向け風俗の仕事だけをしている人は少ないです。

(4)の、既婚者のセラピストが妻にバレた話もよく聞きます。

(5)については、私も性病でお客さんに迷惑をかけた際に辞めるか続けるか悩みましたが、性交痛や感じないことで悩んでいる人たちに後押しされて再開した経緯があります。

 始めてみたけれど、お客さんが一人もとれなかったという(6)にあたる話もよく聞きます。

bunshun.jp

「こんなにキツいと思わなかった」女性専用風俗で働く19歳男性がそう後悔する仕事内容

ホストクラブや風俗など「夜の街」の接客業で多額のお金を稼ぐ人がいる。ライターの佐々木チワワさんは「そうした人は、熱心なファン(客)が“推す”ことによって支えられている。だが“推される”側は苦労が多い」という――。

 

「アイドル化」と「SNS上でのアイデンティティの労働の義務化」

「推される側」も、金銭を得るためには相応の武器がいる。外見か内面の面白さか。ただ現在でイチから「推される側」になるにはSNSの駆使は欠かせない。特に歌舞伎町のホスト、バーテンダー、メンズキャバクラや女性専用風俗のキャストは、いかにぴえん系女子を釣るかというSNS運用が求められる。店側から投稿数、フォロワー数、RT数、いいね!数などノルマを設けられるのだ。

こうした接客業のSNS運用について、メイドカフェ研究をしている社会学者の中村香住は、「現代ビジネス」2021年8月6日配信の「メイドカフェの『メイド』が悩む、時間外労働としての『SNS労働』」でこう述べている。

メイドカフェを一般の飲食店と比べた時にはいくつかの特徴がある。その中でも大きいものとして、通常の飲食店よりも店員個人がフィーチャーされ、場合によっては「商品」化されているという点があるだろう。どういうことか。メイドカフェでは、ほとんどの場合、各店員が固有のメイド名を有する。それにより、客は各メイドのことを店員という無名の存在としてではなく、「○○さん」という固有名を持った存在として認識する。そして多くのメイドカフェでは、通常の飲食店業務に加えて、コミュニケーション業務とでもいうべき業務が生じる。(中略)常連客の中には「推し」のメイドを作り、その特定のメイドとのコミュニケーションを主目的としてメイドカフェに通う人もいる。(中略)そうなると、メイドカフェの店員であるメイドは、アイドルなどと同じように、SNSを使って自分自身のパーソナリティを発信したり、客と交流したりする必要が出てくる。これはSNSを用いたアイデンティティの管理・維持が労働と密接な関係を持っているということだ。英文学者の河野真太郎は、このことを「アイデンティティの労働」とも呼んでいる。

個人が商品として扱われやすい接客業全般で「アイドル化」と「SNS上でのアイデンティティの労働の義務化」が起きていると筆者も実感している。そうなると営業時間中は接客し、店の外でも客や従業員と交流して、日々「キャストらしさ」のために生活を営み、更にSNSの作業があるためオンとオフがなく常時労働を強いられている。逆説的に言えばそこまでしているからこそ、大金を稼げるのでもあるが――。

「近くて手に入りそうな存在」だからこそ破格の金額を投じる女性たちもいる

ホストクラブやメンチカ(※)といった業界は、こうしたSNSによるブランディングと、ファン(客)とのつながりによって支えられている側面が大きい。メジャーなアイドルや有名人は一人のファンによって売り上げや人気が左右されることはあまりないが、彼らは客との距離が近く、直接やり取りしている場合が多い。それだけ推しが「近くて手に入りそうな存在」であり、サービス以上に破格の金額を投じる女性たちがいるのもまた事実だ。

※メンチカ
メンズ地下アイドルの略称。ライブに加え、チェキや物販で稼ぐ。数百万円を稼ぎだすメンチカも存在する。そのため物販やチェキでの特典が過激になることもある。ハグに始まりキスなども……。某メンズ地下アイドルは、「前戯」を物販したことで炎上したらしい。

こうした距離感のリスクとしては、顧客への対応やLINEのやり取りがネット上に晒されたり、ネットストーカー傾向のある厄介な客の管理まで仕事のひとつになる場合がある。

そうした「SNSでの営業」をコンカフェキャスト以上に強いられている職業がある。女性専用風俗だ。男性向けに比べればまだまだ認知度が低いことに加え、女性が予約するには勇気がいるため、なかなか広がらなかった。筆者がある大手グループに予約のLINEを送ったとき、「勇気を出してお問い合わせいただきありがとうございます」とメッセージが返ってきたほどだ。

そんな女性用風俗界隈では、「女風に興味があるけどまだ予約までは……」といった女性がSNSのアカウントを作成することが多い。キャストはそんなアカウントに向けて営業DMを送るなど日夜を問わず活動する必要性がある業界となっている。

講習料と登録料として7万円を払い、セラピストになった19歳

2018年は石田衣良の小説『娼年』が松坂桃李主演で実写化された年でもあり、女性用風俗の認知度が拡大したことで女風元年と呼ばれている。確かに過去に出張ホストなどはあったが、料金が高額、本番行為を伴うなど違法性が高かった。しかし、現在は非本番で料金設定も60分1万2000円程度で若いイケメンのセラピストが在籍する店舗が増えた。令和ならではの女性用風俗という女の新たな遊びだが、ただプレイするだけではない。そこで働き手は心身ともに疲弊しているケースが多い。

「正直、こんなに風俗の仕事がキツいとは思っていなかった」

そうこぼすのは、都内の人気店で働いて半年になる19歳のハルキだ。コロナ禍で就職予定だった美容室が倒産し、生活資金を稼ぐためになんの知識もないまま業界の門を叩いた。

店主による雑な説明と簡単な実践、そして講習料と登録料として僅かな貯金から7万円を支払いセラピストに登録したという。もともと男社会や会話でのコミュニケーションが苦手だったというハルキは、女性用風俗なら「作業」をすればいいだけだと思っていたが、実際は違った。

強引に本番しようとする女性客も…

「ホテルでのプレイよりも、前後のやり取りに時間がかかる。一度に多数の指名客、またはSNSの予備軍とやり取りするだけで一日がつぶれます……。あと、中年女性と手をつなぎ、若者だらけの繁華街を歩いたのはキツかったです。手をつなぐのも最初は善意で一回やったら、それがお客さんの当たり前みたいになっちゃって。今更言い出せなくて、毎回そのお客さんとは駅までの15分くらいは無料サービス状態です。常連客のなかには、自分に対しどこまで無料でサービスしてくれるかで、自分の女としての価値を試そうとする人もいます。そして何かあったら『客だろ?』って上から目線なのもキツい。あとは勃起してないと怒る人もいるので、精力剤を手放せなくなりました」

 

店のマニュアルとして、初指名の際に水とお茶を買って女性客に選んでもらうというのがある。ハルキは本指名になった客にこれをやらなくなった。すると、彼のSNSには長文の苦情メッセージが届いたという。

「お客から『最初に比べて雑になったよね、手を抜いてるよね』と言われました。正直イラっとしました……。お茶出しのサービスは、こっちがお金を出してやってる善意なんです。ほかにもムカつくことは多々ありますよ。終了予定時刻を過ぎてもホテルを出ようとしない人とか、強引に本番しようとする人とか。女性が働くデリヘルならば店が助けてくれるんでしょうけど、女風は基本、キャスト任せ。店にはLINEで『入りました』『出ました』と報告するだけ。それで料金から半分以上の取り分をもっていくんですから、ヒドいっすよ」

手取りは増えるがリスクも高い“裏引き”

半年間で、ハルキは精神的消耗から安定剤の服用を始めたという。彼は現在、セラピストとして働きつつ、店には内緒で2人ほどの女性客から“裏引き”をしているという。単純に手取りは倍になったが、悩みも倍に増えたという。

「正直、失敗したと思っています。店を通してないってことは、特別感も生まれてしまう。性的サービスを買うというよりも、一緒にいる関係とかにお金が発生している感じが強くなる。だから下手に拒否をすると、お客さんの精神状態が悪くなる、いわばメンヘラになる。さらに彼女たちは『私はほかの客と違うでしょ!』みたいなマウントまで持ち出してくる。これ、そのお客さんから来たLINEなんですけど、ちょっとすごくないですか?」

スマートフォン
写真=iStock.com/towfiqu ahamed
※写真はイメージです

見せてきたスマホには、裏引きで会っている女性から、彼への要望が画面にビッシリ埋まっていた。

女風は一緒にいる時間に金銭が発生するため、デートだけでも有料だ。そのため、食事2時間、ホテル2時間の場合は4時間分の料金になる。ハルキはしっかり時間分を請求した結果、その女性は逆上したという。彼に届いたメールを、一部抜粋する。

セラピストの対応で自分の「女らしさ」を確かめている

「あなたはほっておくと、ご飯すら食べないんじゃないかなって心配して、会うときは食事に誘ったり軽食をもって行ったんです。ハルキを大切に思ってるからこその好意なのよ。一緒に出掛けたり、ご飯を食べて『おいしいね!』と共有するのが楽しかった。あなたも楽しかったでしょ? だから4時間分はいらないと思わない? いまはお店を通してないから、渡すお金の全額がハルキの手に渡ってる。普通に考えて時給1万なんてもらえる仕事なんてないよ? その辺も本当に私のことを大切に思っているならば、考えてほしいです」

ハルキのケースのように、女風の客はセラピストの対応次第で自分の「女らしさ」を確かめているケースが多い。前述したようにセラピストが勃起しているかを確かめたり、本番行為をねだって応えてくれるかを見ている客がいるのだ。彼女たちが利用する匿名掲示板では、「私はかわいいから本番をしてくれた」「あのセラピストはどんなブスでもすぐ本番するよ」などの書き込みが目立つ。

また、そんなセラピストにガチ恋している自分を認めたくないのか、「所詮、女の股を舐めないと生きていけない男」「学歴もないし今後どうなるんだろう?」「あんな接客で稼げるわけないのに」「バター犬のくせに」などの侮蔑的発言も散見される。夜の仕事への差別や攻撃的な発言は、男女ともに一定数あるもののようだ。

ママ活系のマッチングアプリも多数ある

もうひとつ、未成年の男性たちの稼ぐ手段として、ママ活にも触れておきたい。筆者は18歳の現役大学生であるレオに話を聞いた。

「今は固定の太いママがいて、部屋も借りてもらってます。あとは単発でママ活していて、僕は結構安い。デートで1万、エッチで2万、合わせて3万程度です。女性と違い、妊娠のリスクないですから。でも、10歳上の好きでもない女性に、こっちが性欲ないときでも求められたら応じなきゃいけないのは結構キツいですね……。ママ活という言葉も大学だと結構ライトに飛び交いますね。同級生もSNSで頻繁に『ママほしー!』なんて呟いている。女の子はパパ活しててもセックスしていることを隠したがるけど、男側は結構あっけらかんと全部話していますね」

ママ活系のマッチングアプリも多数存在し、かつてはヒモを飼いたい女性とヒモになりたい男性をマッチングさせるサービスも存在した。筆者も2020年に利用したことがあり、特に新型コロナウイルスによる一度目の緊急事態宣言中は、バイトを失った大学生や、店が休業して収入途絶えたホストが宣材写真をアイコンにして登録するパターンもあった。

性的搾取や性暴力の問題は男女問わず存在する

佐々木チワワ『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』(扶桑社新書)
佐々木チワワ『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』(扶桑社新書)

こうしたサービスは本来身分証の確認は必須だったが、すべてスマートフォン上で済ませられる時代だけに、兄の免許証などを借りて登録する未成年者も多かった事実がある。実際、ママ活アプリでマッチして出会ったら相手の男の子が15歳だったというケースも存在したそうだ。

現代は女性だけではなく、男性も未成年のうちから相手に金銭をもらうことへのハードルが下がってきているのを感じる。彼らは性的に消費されることに対する実感を持たずに要求に応えていたが、しばらくしてから「気持ち悪かった」と自覚するケースを耳にする。日本では女性の性的搾取、性暴力が取り上げられがちだが、筆者は男性の性的搾取、男性への性暴力も同じくらい重い問題だと考えている。

president.jp