信じるか信じないかはあなた次第
電車内で「性の喜びを知りやがって!」などと大声で叫び一躍有名人になった“性の喜びおじさん”ですが、病気や死去の噂が話題です。
今回は性の喜びおじさんこと岩下竜二さんのプロフィールや正体、病気や死去説、犯人のその後と現在のまとめ
- 【岩下竜二】性の喜びおじさん死去の真相と犯人のその後を漫画にしてみた(マンガで分かる)
- 性の喜びおじさん死去~正体・病気説・犯人の現在やその後も総まとめ
- 「性の喜びおじさん」とは
- 「性の喜びおじさん」がテレビ番組に出演し話題に
- 「性の喜びおじさん」のプロフィールや正体
- 「性の喜びおじさん」は病気?統合失調症やチック障害?
- 「性の喜びおじさん」は気さくなおじさんだった
- 「性の喜びおじさん」が死去したニュースと真相
- 「性の喜びおじさん」死去事件の犯人のその後&現在
- まとめ
【岩下竜二】性の喜びおじさん死去の真相と犯人のその後を漫画にしてみた(マンガで分かる)
性の喜びおじさん死去~正体・病気説・犯人の現在やその後も総まとめ
電車内で「性の喜びを知りやがって!」などと大声で叫び一躍有名人になった“性の喜びおじさん”ですが、病気や死去の噂が話題です。
今回は性の喜びおじさんのプロフィールや正体、病気や死去説、犯人のその後と現在をまとめました。
「性の喜びおじさん」とは
あろうことか電車の中で、自らの“性”に対する不満をよく通る大きな声で、しかも延々とまくしたて続ける西郷隆盛似のおじさんが話題に!
この“性の喜びおじさん”が知られるきっかけは、2016年9月29日に投稿された「童貞をこじらせたオッさんの叫びが怖すぎるwwwww」というツイートとともにアップされた動画です。
その動画は、京王井の頭線の車内で、自身の“性”についての不満を大声で延々と叫び続ける、西郷隆盛似の”おじさん”を正面から撮影したものでした。
その動画は、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)などの掲示板やSNSの中で語り継がれる中で、いつしか”性の喜びおじさん”との愛称が付けられ、またたく間に拡散されていくことに…。
やがてYouTubeに字幕付きの動画がアップされたことで、性の喜びおじさんはネットを中心に一躍人気者となっていったんですよね。
その動画が現在も残っていたようなので、ここにも貼り付けておきましょう。
もし電車内にこんな人がいたら恐ろしいですよねぇ…しかも自分の目の前に…。
自分なら黙って車両を移動することでしょう。性の喜びおじさんのことが広く知れ渡った後ならいざしらず、この動画を撮影した人の勇気、半端ないです!
この動画が見られない人、見る勇気のない人のために、主なセリフを文字起こししてみると…。
性の喜びを知りやがって!
お前許さんぞ
自分たちばっかし
俺にもさせろよ
グギィィィ
チッキショー!
次々に頭の中に浮かんでくる“性”に対する鬱憤を、そのまま口に出してしまっている感じがして、一見すると支離滅裂な言葉を口走っているようにも思えます。
ですが、よくよく聞いてみると、思わずクスっと笑ってしまいそうな言葉もあるんですよね。
例えば、「あんなことこんなこと、ドラえもんみたいにやっとんだろ!」
こんな言葉を耳にしたら思わず吹き出してしまいそうです。そして性の喜びおじさん自身も、それを狙っているからなのか、妙にキョロキョロしながら呟いてるんですよね。
また、「Weekend Loverめ!」とか「月曜日のマンデーに!」、「諦めません、するまでは!」、「Do it,make love!」などなど…。
ただの変質者とは思えない言葉選びのセンスの高さがうかがえますし、しかもセンスは言葉選びだけではありません。そのルックスもなかなかのものなのです。
黒ずくめの衣服に身を包み、首にはパッツンパッツンの十字架のネックレスの“ゴスおじさん”で、西郷隆盛似の彫りが深く眼光鋭い容姿という絶妙な塩梅なのです。
これは人気が出ないはずはありませんね。
「性の喜びおじさん」がテレビ番組に出演し話題に
2017年1月30日に放送されたBSスカパー! のバラエティ番組「BAZOOKA!!!」で、漫才コンビの“千鳥”が性の喜びおじさんにインタビューを敢行したんですよね。
実は、高いトーク力を誇る性の喜びおじさんは、千鳥の2人と機嫌良くお話するうちに、本名や経歴、知らざる過去の話まで、性の喜びおじさんの正体が次々と明らかになっていきました…。
「性の喜びおじさん」のプロフィールや正体
この番組の中で明らかになった、性の喜びおじさんの経歴は次の通りです。
出典:http://torotter.blog.fc2.com/
・本名は岩下竜二(いわした りゅうじ)
・年齢は55歳で彼女いない歴23年
・熊本出身で現在無職、母親からの仕送りで生活
・父親の遺産で都内に築21年のワンルームマンションを購入
・学生時代はそこそこモテた
・初体験の話は頑なに拒む
・ジムで出会ったバストの大きな女性と交際していた
・今も自分に合う仕事が見つからない
・渋谷のツタヤ前にほぼ毎日出没
・ツタヤは出禁になっている
・ついでにスタバも出禁に…
・姉がいる
・東洋大学文学部インド哲学科卒業
そして極めつきはやっぱりコレ!大人の事情で文字にできないので、画像でどうぞ。
この嬉しそうな顔がたまりませんね!
ちなみに性の喜びおじさんは、元々はサラリーマンをしており、役職にも就いていたのだとか。確かにかなりの貫禄がありますよね!
しかし、その仕事がどうしても自分に合わないことに気付いてしまった性の喜びおじさんは、会社を退職することにしたそう。
その後は会社員時代に蓄えた資金などで個人投資家として資金運用をしていたそうですが、結局は上手くいかずに現在は無職で、熊本で暮らす母親からの仕送りで生活しているのだとか。
ちなみに、電車内だけでなく店内でも“あんなこと”をやってしまったのか、「TSUTAYA」と「スタバ」は出禁になっているそうです。こればっかりはやむを得ませんね。
性の喜びおじさんの謎の核心部分
で、性の喜びおじさんに関する謎の中でも、みんなが不思議に思っている核心部分の答えがこちら。
・あの動画は酔っぱらっていて心の声があふれてしまったところを撮られてしまった
・街行く幸せそうなカップルをみて腹いせで文句を言っている
2つ目は微妙ですが、少なくともあの動画は、性の喜びおじさんがシラフの状態じゃなかったようですね。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/
ただ、性の喜びおじさんのあの呟きは、あくまで心の中の声を口に出してしまっただけで、リアルとネットの違いはあれど、Twitterとなんも変わらないんじゃない?なんて面白い指摘も…。
「性の喜びおじさん」は病気?統合失調症やチック障害?
性の喜びおじさんの動画が初めてネットに投稿され、一気に拡散され出した頃は、まだ性の喜びおじさんは先ほどの番組にも出演しておらず、詳しい情報はほとんどありませんでした。
独り言を延々とまくしたてる性の喜びおじさんの姿に、統合失調症や知的障害、さらに本人の意思と関係なく首を素早く左右に振る独特の様子から、チック障害なども疑われていたようです。
チック障害とは?
チック障害とは、本人の意思とは関係なく、突然身体が動いたり、声が出てしまったりすることが一定期間続く障害です。
一口に“チック障害”と言っても、その具体的な症状は様々で、症状の種類によって「運動性チック」と「音声チック」、さらに持続時間の長短で「単純型」「複雑型」に分けられるようです。
また、その境界は必ずしも明確ではなく、複合的に現れる場合もあるようですが、それぞれによくある症状は次の通りです。
・単純運動チック……まばたき、首を急速にふる運動、肩をすくめる、しかめ顔。
・単純音声チック……せきばらい、吠える、鼻をすする、シューという音を出す。
・複雑性運動チック……自分を叩いたり、飛んだり跳ねたりする。
・複雑性音声チック……特定の単語を繰り返すもの、時には社会的に受け入れられない(しばしばわいせつな)単語を使うもの(汚言)、自分の発した音や単語を繰り返すもの(同語反復)。
このほか、まれに運動チックと音声チックの両方が慢性的にみられる「トゥレット症候群」もあります。
引用:チック障害(こころの病気のはなし/専門編) https://www.e-heartclinic.com/
この解説を読む限り、性の喜びおじさんの場合、“複雑性音声チック”が、しかも素早い首振りなどの症状も特徴的ですので、“トゥレット症候群”が疑われていたわけですが…。
しかし、前述したように性の喜びおじさんはれらの病気ではなく、当時の電車内での奇行の数々は泥酔によるものであり、シラフの状態だとごくごく普通の人であることが分かっています。
例えば、この動画の性の喜びおじさんをご覧ください。
とあるYouTuberが性の喜びおじさんに会いに行き、人生相談をぶつけるという企画なんですが、この動画で見る限り、会話もちゃんと成立しています。
「性の喜びおじさん」としてシェアされた動画のような、奇行も一切見られません。それどころか、とっても気さくで優しくて真面目な、ごくごく普通の楽しいおじさんなんですよね!
「性の喜びおじさん」は気さくなおじさんだった
ただ、最初に紹介した動画の性の喜びおじさんは、とっても危ない人物にしか見えません。
いくら酔っていたからと言って、いちゃつくカップルにムカついたからと言って、Twitterじゃあるまいし、電車の中であの言動はまともじゃありません。
ここまで怪しい人物だと、普通は関わりを避けたり、せいぜい遠巻きに観察するくらいなんですが…最近の若者達はスゴかった!
バンバン話しかけたり、一緒に撮った写真をSNSにアップし始めたのです。(それに気さくに応じる性の喜びおじさんもスゴいですが…)
いくつか紹介しましょう。念のため、性の喜びおじさん以外の人の顔にはモザイクをかけておきました。
出典:http://oomonoyoutubersokuhou.blogo.jp/
出典:http://oomonoyoutubersokuhou.blogo.jp/
性の喜びおじさんに一緒に写真撮りませんかって頼んだら笑顔で撮ってくれたし話も面白かったなっていうのを思い出した
— 兄徒(にいと) (@NIITkun) 2019年5月7日
性の喜びおじさんが話題になったことで、何人かのYouTuberが性の喜びおじさんに接触を試みており、その際の気さくな様子が動画で紹介されています。
それを見た若者の間に知れ渡っていたからこそ、このような画像が多く残っているのかも知れませんね。
「性の喜びおじさん」が死去したニュースと真相
田園都市線の車内で男性が取り押さえられ死亡したとの一報
その一報が入ったのは、2017年3月11日の正午過ぎ頃のことでした。
東京都世田谷区の東急田園都市線の車内で暴れる男性が、居合わせた乗客3人に取り押さえられ、その後意識を失った男性は、病院に搬送されたものの死亡したというニュースでした。
このニュースの詳細はこちら。
11日正午すぎ、世田谷区の東急田園都市線上りの車内で50代とみられる男性が暴れ、居合わせた乗客の男性3人に桜新町駅のホームで取り押さえられました。男性はうつ伏せの状態で肩や足を素手で押さえられていましたが、その後、突然、意識を失い搬送先の病院で死亡が確認されたということです。
警視庁によりますと、男性は車内で大声を出したあと、注意した乗客の男性(30代)の顔をいきなり殴るなどしたということです。
引用:田園都市線 車内で暴れた男性、取り押さえられその後死亡 http://news.tbs.co.jp/
同時に「性の喜びおじさん」がトラブルに巻き込まれたとの目撃ツイートも
そして、この一報と前後する時間帯に、Twitterには次のようなつぶやきが投稿されたのです。
先ほどの、車内トラブルで男性死亡を伝える一報に加えて、この目撃ツイートがシェアされたことで、いつしか性の喜びおじさん死亡説がどんどん広がっていくことに…。
ただ、この時点では、取り押さえられて亡くなった男性が性の喜びおじさんであることは、まだ確定していませんでした。
性の喜びおじさんの死去がニュースで伝えられ確定的に
そして、事件翌日の2017年3月12日の午前中のこと、情報番組『日テレNEWS24』やNHKニュースなどで性の喜びおじさんの死去が写真付きで報じられました…。
「性の喜びおじさん」死去事件の犯人のその後&現在
犯人の名前どころか報道すらないという不可解な結末に・・・
性の喜びおじさんはネットでは有名人でしたが、性の喜びおじさんを取り押さえた3人のサラリーマンは、性の喜びおじさんのことを知らなかったのかも知れませんね。
彼らにとってみれば、“車内で大声で暴言を吐いた上に暴れ出した危ないヤツ”とでもうつったのかも。
また、目撃者の情報によると、取り押さえられた性の喜びおじさんは、「苦しい…」と言っていたそうです。
だからこそ、前述したツイートにもあるように、「死んじゃうから気道は確保してあげて!」なんて声も上がったのでしょう。
ただ、性の喜びおじさんを押さえつけていたサラリーマンのうち、馬乗りになっていたサラリーマンは相当キレていたとの目撃情報もあり、そういった周りの声も耳に入らなかったようです。
結局、警察が来る前に押さえつけていた3人のうち2人はどさくさに紛れて逃亡、馬乗りになってブチ切れていたサラリーマンだけが残ったそうですが、その後の話は何も出てきていません。
たとえ偶発的な死だったとしても、仮にも人1人の命を絶ってしまったわけですから、逮捕されてしかるべきです。
それにもにもかかわらず、報道すらされないというのは一体どういうことなのでしょうか?
桜新町で乱闘騒ぎ…? ホームに規制線が張られ、トイレットペーパーが散乱していたみたいです。(画像は知人から) pic.twitter.com/ixgqOTBXOV
— 石川祐基|もじもじもじ鉄 発売中 (@denshageek) 2017年3月11日
現在も逮捕されていない犯人に批判の声
たとえ偶発的だったとしても、結果的に性の喜びおじさんを殺してしまったサラリーマンは、いまだ逮捕されておらず、今後も逮捕・起訴される可能性はほとんど無いのだとか。
報道では、電車内で暴れた男をその場に居合わせた正義の乗客が取り押さえた末の偶発的な事故との書き方がされています。
しかし、性の喜びおじさんが普通、そのような暴挙に出ることなんて考えられないことは、彼をよく知るネット民であれば誰もが感じていることでしょう。
暴言は吐くものの、実はとっても優しく真面目な人である性の喜びおじさん。
そんな彼を殺した犯人が現在も逮捕されないどころか、報道すらされない事実に、当然多くの疑問と、批判の声が寄せられています。
現在も性の喜びおじさんを惜しむ声が止まない…
また、その一報で性の喜びおじさんを惜しむ声が現在も止まないようです。その印象的なツイートをいくつかをピックアップしてみましょう。
性の喜びおじさんは殺されてしまったし、電車の変人大好き人間としては保護してほしい。
— 無敵の零ちゃん様 (@himitunoheya913) 2019年5月15日
みんな声がいいんだよマジで。
電車の演劇おじさん達を集めて本当に演劇させたらすごい舞台できる。
前から思ってたけど山本美月と性の喜びおじさんちょっと顔似てる気がする pic.twitter.com/Dhqo3amUxd
— Master-EROS (@NGK_048) 2019年5月13日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
電車の車内で「性の喜びを知りやがって!」「お前許さんぞ」など、自らの性に対する不満を延々とまくしたて続ける西郷隆盛似の“ゴスおじさん”として話題になった“性の喜びおじさん”。
そんな性の喜びおじさんがテレビに出演して明らかになったプロフィールや多くの人に愛された理由、電車内トラブルで死去してしまった事件の詳細と、犯人のその後と現在をまとめました。
もちろん電車の中であれだけの大声で延々とまくしたてられると、居合わせた乗客はかなりの恐怖と不快感を感じるだろうことは容易に想像できます。
しかし、正義感がそうさせたのかどうかは知りませんが、3人のサラリーマンがとった行動はあきらかにやり過ぎですよね。罰せられて然るべきだと感じました。
性の喜びおじさんこと岩下竜二さんの取り押さえシーン