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- (漫画)島田紳助と石橋貴明の大喧嘩の真相を漫画にしてみた(マンガで分かる)
- 紳助親分の報復戦 (1) 反目の宿敵 紳助VS石橋
- 石橋貴明「関西芸人に無視された」
- 石橋貴明「バナナマンと共演NG・関係悪化」報道の衝撃…有吉ら石橋軍団の現在
(漫画)島田紳助と石橋貴明の大喧嘩の真相を漫画にしてみた(マンガで分かる)
紳助親分の報復戦 (1) 反目の宿敵 紳助VS石橋
殺られたら、殺り返す──。かつて芸能界に君臨した「紳助一家」のドンが掲げた〝ケンカ〟の流儀だ。引退から2カ月が過ぎ、ついに紳助親分が重い腰を上げた。挑発をやめない関東芸人と集中砲火を浴びせたメディアに対して、親分の「報復戦」が始まったのだ!
「僕の中ではセーフでした」。島田紳助(55)が引退会見で述べたセリフは今や、誰の胸にも刻まれた「紳助親分の名言」だ。なのに、またしても〝反目の関東勢の宿敵〟がやってくれた。先制パンチには報復が待っている。芸人を二分する「第2次東西抗争」が勃発したのだ!*
「オンエアを見た瞬間、『またやったよ。これで何回目だよ』と。本当によく放送に踏み切りましたね‥‥」
ある放送作家がこう感想を漏らすのは、10月27日に放送された「みなさんのおかげでした」(フジテレビ系)を振り返ってのことだ。
この日は全編を割いて、10月22日に50歳の誕生日を迎えた番組MCのとんねるず・石橋貴明の「サプライズパーティ」の模様が放送されていた。この回の冒頭で〝事件〟が起きたのだ。
自分の誕生日を祝うために、大勢の人間が集まっていることを知らないまま石橋は会場へと入っていく。そして、扉を開けて絶句する石橋。テレのせいなのか、なかなか室内に入ろうとしない。そして、やっと用意されたひな壇に上り、マイクを握った。開口一番、石橋はこう言い放ったのだ。「自分の中ではセーフだと思っていたんですが‥‥。50歳にして引退を決意しました」
会場は主役の思わぬギャグに笑いに包まれるが、明らかに「紳助親分の名言」をパクっている。さすがに、会場にいた芸人の有吉弘行(37)はヤバすぎることに気づいたのだろう。一切、笑うこともなく、
「やめなさい!」
と大声で制止していた。
前出・放送作家が言う。
「有吉のツッコミを見せないと、ギャグとして成立しないですからね。このツッコミでプツンと画面がパーティ司会者に切り替わるところを見ると、この部分は編集してあると思われます。たぶん、延々と紳助の会見を茶化していた部分をカットしたんでしょうね」
この場に紳助がいたら、「ワシのバックをどこやと思ってんねん!」と怒ったに違いない。しかも、石橋には過去にも紳助を挑発した〝前科〟がある。
09年10月に放送された「オールスター感謝祭」(TBS系)で起きた「東京03恫喝事件」。本番前に挨拶を怠ったお笑いトリオ「東京03」に対して、紳助は生放送中にもかかわらず、彼らの胸ぐらをつかんで「潰すぞ!」と恫喝したのだ。
今も「紳助親分の武勲」として語り継がれる事件を、石橋は小バカにしたのだ。
09年11月の「みなさんの──」で、初共演した「東京03」を前に、石橋は胸ぐらをつかんで、「挨拶しろや!」とギャグにした。
芸能記者が話す。
「このギャグをあとから伝え聞いた紳助は『あいつら、ホンマにナメとんのか!』とマジ切れしたそうです。まさに『抗争状態』でした。この時は、とんねるずのバックに控える芸能界の大物のおかげで、多くの血が流れる事態にはなりませんでしたが‥‥」
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石橋貴明「関西芸人に無視された」
とんねるずの石橋貴明(51)といえば、先輩、後輩にかかわらず傍若無人なふるまいをして笑いを取ってきた。ところが、そうした芸風が通用しないほど勢いが落ちてきているというのである。
昨年10月21日、石橋は大御所・ビートたけし(66)と初タッグを結成した番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(TBS系)を鳴り物入りでスタートさせた。だが、関東お笑い界を牛耳る大物2人が絡んだにもかかわらず、視聴率は低迷を続けてしまったのだ。
「最後の放送となった、3月3日の放送も視聴率3.2%という具合で、公式な発表がないまま番組は寂しい打ち切りとなりました。番組では、石橋が尊敬するたけしに気を遣うばかりで、存在感が希薄だった。いくら大物2人を組み合わせたとはいえ、ミスキャストの感は否めませんでした」(スポーツ紙芸能デスク)
そもそも石橋は、関西芸人に押されるばかりの関東芸人の失地回復を図ろうとしていたようだ。
「石橋さんは企画段階から『関西の芸人は使わない!』と、いきまいていました。実際、宣言どおりに出演する若手芸人枠から吉本芸人を完全排除するほど徹底していた」(TBS関係者)
ここまで石橋が関西芸人を意識する背景を、お笑い芸人を多く抱える芸能プロ幹部がこう語る。
「かつてダウンタウンが東京進出をしてきた80年代後半は、とんねるずの全盛期でした。当時、彼らの担当をしていた現吉本興業社長の大崎洋氏をして『ダウンタウンが大阪でやっていたことは、東京でとんねるずが全てやっていた』と言わしめたほど、逆に意識される存在だったのです。ところが時代は変わり、立場が逆転してしまったことを石橋本人も忸怩たる思いでいたのでしょう」
思えば「何やってんだテレビ」の裏番組はダウンタウンが司会を務める「爆笑大日本アカン警察」(フジテレビ系)だったが、みごとに返り討ちされた形だ。
「番組などの打ち上げで無名の若手を見つけると、石橋さんは積極的にお笑い論を熱く語ります。でも、酔いが回るとネタ込みかもしれませんが、『俺と松本(人志)、どっちを取るんだよ!?』と絡んでくるから、若手は答えに窮しますよ。実際にかわいがっている関東芸人も多く、おぎやはぎやバナナマンなども慕っています。それでも、そうした飲みの席で石橋さんが関西芸人に対してダメ出しをすると、売れっ子の彼らは関西芸人たちと仕事をすることも多いので、適当に相槌を打つしかないようですね」(お笑い関係者)
昨年9月にはテレビ東京で初の冠番組「ハレバレとんねるず 略してテレとん」が特番で放送されたが、2回目の特番となった3月11日の放送が視聴率3.9%と惨敗し、こちらも「何やってんだテレビ」同様に打ち切りがささやかれる始末‥‥。
ここまでの窮状となる前の石橋は、一昨年に引退した島田紳助をテレビで揶揄し続け、紳助本人から携帯電話で直接怒りをぶつけられるという事件もあったが、往年のギャグ「大どんでん返し!」よろしく、もはやそうした相手の反応すらない。
芸能評論家の三杉武氏が言う。
「要は、挑発しても相手にすらされなくなったということでしょう。長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジ系)のマンネリ化もささやかれ、パワーダウンは著しいですね」
妻・鈴木保奈美(46)が4月17日から「家族ゲーム」(フジ系)で15年ぶりに民放局の連ドラに出演したのも、こうした夫の苦境を見かねたからだろうか。
石橋貴明「バナナマンと共演NG・関係悪化」報道の衝撃…有吉ら石橋軍団の現在
石橋貴明
20日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、タレントの石橋貴明(とんねるず)がこれまで共演の機会が多かった後輩のバナナマンを共演NGにしていると報道。17日に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)でも、過去に同番組にレギュラー出演していたバナナマンの姿は見えなかったが、「週刊女性」によれば、バナナマンが次第に石橋を避けるようになり、それを知った石橋がバナナマンを共演NGにしているというのだ。「石橋が、『石橋軍団』の筆頭であるバナナマンと断絶状態になっているというのは、業界的にはちょっと衝撃的」(テレビ局関係者)という声も聞こえてくるが、果たして真相は――。過去に流れたタレントの共演NG説を数えれば枚挙に暇はない。石橋についていえば、以前からダウンタウンとの確執説・共演NG説が根強く、その理由としてダウンタウンの東京進出によって「とんねるず」の仕事が奪われたためだといわれていた。だが、石橋と親交が深い「おぎやはぎ」の矢作兼は2021年に放送されたラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)内で、「とんねるず」とダウンタウンに直接確認したところ双方とも「嫌いじゃない」と話していたと明かし、不仲説を否定。ちなみに、「とんねるず」とダウンタウンは14年には『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』(フジテレビ系)で共演を果たしており、石橋本人も今年5月にYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』内で不仲説を否定している。
同じくお笑い芸人では、ダウンタウンと爆笑問題の例がある。爆笑問題の太田光がコラムで松本人志を批判したことが原因ともいわれていたが、共演した21年放送の特番『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)内ではがっつりとトークを展開。太田もラジオ番組などで共演NG説を否定している。
本人が否定するケースが相次ぐ
俳優では、上野樹里と長澤まさみ、米倉涼子と鈴木京香、吉高由里子と柴咲コウ、福山雅治と木村拓哉、新垣結衣と多部未華子、水川あさみと戸田恵梨香の組み合わせなどが、たびたび不仲説や共演NG説を報じられてきた。上野は21年にTwitter上に「なんか知らないけど長澤まさみちゃんと仲悪いとか共演NGとかさ。意味わからない事たくさん」と投稿し、否定。米倉と鈴木も、同年にイベントで共演した際に、米倉が「なんで私たち、共演 NGって言われてるんでしょう?」と否定。水川と戸田に至っては同年、不仲だとする記事が出た直後、Instagramに
「憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります」(水川)
「どれだけの人を巻き込んだら気が済むのだろう どれだけの人を傷つけたら気が済むのだろう どれだけ物語りを広げるのだろう どんな写真を撮ったら満足するのだろう」(戸田)
と投稿して物議を醸した。
「そもそも吉高と柴咲はドラマ『ガリレオXX』(フジテレビ系)で共演している。新垣と多部は高校の同級生でキャラも被るので双方の事務所が共演NGにしているという、かなり無理のある原因が挙げられているが、根拠はない。福山と木村も、ともに主演級の大物俳優なので単にキャスティングの事情でこれまで共演がなかっただけだろう」(週刊誌記者)
一方、当人が共演NGであることを認めているケースもある。
オリエンタルラジオ・藤森慎吾は21年に宮迫博之とともに出演したYouTube動画内で、元交際相手の田中みな実の所属事務所から共演NGにされていると告白。南海キャンディーズの山里亮太は同年のラジオ番組内で、10年前にラジオ番組で品川庄司の品川祐について暴露トークをしたことがきっかけで、品川と共演NGになっていると明かし、千原せいじも、なだぎ武を共演NGにしていると公言している。
当人が明かしたわけではないが、19年発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、国民的テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)に出演する「えなりかずき」が、劇中で母親役を演じる泉ピン子を共演NGにしていると報じ、記事内で脚本を担当する橋田壽賀子氏が事実を認め大きな話題になったことは記憶に新しい。
石橋と後輩芸人、実は風通しが良い関係?
では、今回報じられた石橋とバナナマンはどうなのだろうか。テレビ局関係者はいう。「かつて『とんねるずのみなさんのおかげでした』などで石橋との共演が多かった有吉弘行やカンニング竹山、おぎやはぎ、バナナマンは『石橋軍団』と呼ばれたが、今では全員すっかり売れっ子のベテラン芸人になった。なので、相変わらず過去のノリでメチャクチャにイジってきて、さらに自分のYouTubeチャンネルに出させようとする石橋を警戒して、遠ざけようとしているという話も聞こえてくる。果たして本当に石橋サイドがバナナマンを共演NGにしているのかは定かではないが、『細かすぎて伝わらないモノマネ』は収録時間が長いので、多忙なバナナマン側が長く時間を拘束されることを嫌がり出演に難色を示したのか、もしくは単にスケジュールが合わなかったということも考えられる。
ただ、『おぎやはぎ』なんかもラジオ番組で石橋と共演した際には面と向かって散々ダメ出しをしてイジリ倒すなど、石橋と、バナナマンや竹山をはじめとした後輩芸人たちは結構風通しが良い関係なので、ガチで確執が生じているというわけではない気もする」
(文=Business Journal編集部)