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【ブラ◯◯◯◯の話】本当にあったブラック校則を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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【ブラ◯◯◯◯の話】本当にあったブラック校則を漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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ツーブロ禁止、下着は白… 「ブラック校則」見直しを

校則や学校生活のルールについて話し合う私立大東学園高の生徒や教職員ら(2018年11月、同高提供)=共同

サイドを刈り上げる「ツーブロック」を禁じた髪形の規則、下着の色まで厳格に定めた校則――。児童や生徒が「理不尽だ」と不満の声を上げる学校生活のルールは少なくない。専門家は「社会の変化に合わせて柔軟に見直されるべきものだ」と指摘する。

「なんでツーブロックはだめなの」。福岡市のある中学で9月、3年の男子生徒が頭髪の規則を話題にすると、担任教諭が口を挟んだ。「じゃあ、人生を懸けてツーブロックで高校受験に行ったらどうだ」。生徒たちは押し黙った。その場にいた女子生徒(14)は「受験を理由にされると何も言えなくなる」と話す。

ツーブロックを巡っては東京都の教育長が3月、一部都立高での禁止の理由を問われ「外見が原因で事件や事故に遭うケースがある」と発言した。生徒の要望を受けて3年前にツーブロックを解禁した私立大東学園高(東京・世田谷)の佐々木准教頭は「髪形が原因で生徒が事件に巻き込まれた例はなく、被害者側に問題の原因があるとは考えにくい」と反論する。

いじめられないための配慮として、パーマや毛染めをしていない「地毛」だとする証明書を求める学校もある。校則問題に詳しい河合良房弁護士は黒髪や直毛以外の生徒への人権侵害に当たるとし「髪形は個性の一つでもあり、干渉は慎重にすべきだ」と提言する。

福岡市の中学1年の男子生徒(13)は、男性教諭数人による身だしなみ検査に違和感を覚えた。男子生徒によると、教諭らは生徒を廊下に並ばせてシャツのボタンとボタンの間を開かせ、下着の色を確認したという。

検査に先立ち、「下着は白・ベージュで華美でないもの」という新たな規則が追加されていた。「意見も聞かれず、納得のいく説明もない。僕たちには下着の色を選ぶ自由さえない」。男子生徒はため息をつく。福岡市の公立中のPTA会長を務めた経験がある後藤富和弁護士は「下着の色の指定や検査はセクハラ。社会では許されないことがなぜ学校で起きるのか」と非難する。

理不尽な校則に注目が集まったのは、2017年に大阪府の女子高生が地毛の黒染めを強要されたとして府に損害賠償を起こしたことがきっかけだ。その後、府教育庁は府立高に校則の点検を指示し、全校がホームページで校則を公開した。

子ども中心のルールづくりに取り組む動きもある。東京都世田谷区の桜丘中では10年以降、「生徒に考える力、判断力を養ってほしい」と校則や定期テスト、チャイムもなくしていった。

熊本市教育委員会は8~10月、小学1~3年を除く児童や生徒、保護者、教職員を対象に校則についてアンケートを行い、約5万人の回答を得た。必要のない校則として「靴下の長さ、髪を結ぶ高さ」「日焼け止めの禁止」などが挙がり、児童・生徒が校則を作ったり考えたりする場が必要だという回答は子どもも教職員も8割を超えた。

市教育委員を務める熊本大の苫野一徳准教授(教育学)は「学校のシステムは多くが『みんな同じが美徳で効率的』となっていて、多様化への対応が追い付いていない」と話し、「子どもが声を出せる環境を整える必要がある」と指摘している。〔共同〕

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高校生の娘が、パーマをかけたいと言っています。校則で禁止されていますが、守らなくてはいけませんか。

Q 高校生の娘が、パーマをかけたいと言っています。校則で禁止されていますが、守らなくてはいけませんか?

髪型は自己表現の一つ、人格権に基づくといわれています。


髪型を強制することは、身体の一部に対する直接的な干渉となり、強制される者の自尊心を傷つける恐れがあるため、人格権としての権利が保障されています。


昔は、男子は全員丸刈りで長髪禁止という学校もありましたが、現在では、多くの学校が髪型の規制を必要最小限にしています。
高等学校は、その学校の教育理念に基づいて、社会通念上、合理的と言える範囲内で校則を制定することができます。一方、生徒は、学校に入学することによって、校則を守ることを承諾することになります。


たいていの学校の場合、入学するときに、生徒と親に対して校則について説明がなされます。
校則で、パーマを禁止することは、高校生にふさわしい髪型にしてほしい、非行を防止したいという学校側の考えであり、社会通念上、人格権を不当に制限するものとは言えないでしょう。


ところで、校則に違反したからといって、即刻、停学や退学になるわけではありません。学校が、生徒に退学などの重い処分をする場合は、生徒から校則違反をした理由を聞き、退学にせざるを得ないかどうか、普段の行いも考慮した上で、決定することになります。


結論として、パーマをすることの必要性が特にないのであれば、校則を守るべきでしょう。高校受験の前に、どのような学校かしっかり調べて、納得する学校に入学することが大切です。

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