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【フィリピン】闇バイトの衝撃のやり口について漫画にしてみた【ルフィ】@アシタノワダイ

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闇バイト強盗、実行役の個人情報握る指示役…恐怖感与え脱退防ぐ狙いか

各地で相次ぐ強盗事件で、逮捕された容疑者の供述などからグループの実態が明らかになってきた。「闇バイト」の募集に応じたメンバーの個人情報を握って恐怖感を与え、グループから抜け出せないようにしていた。その手口から、警察当局は暴力団など反社会的勢力が関与している疑いもあるとみている。

免許画像を送信

「家族や職場に危害を加えられるので、やめられなかった」

昨年10月に東京都稲城市で現金約3500万円が奪われた強盗致傷事件で、逮捕された容疑者の1人はこう供述したという。

事件で逮捕されたのは、

無職の葛岡隆憲(25)(宇都宮市)、

大古健太郎(33)(大阪府藤井寺市)、

職業不詳の真坂怜斗(23)(東京都墨田区)ら7容疑者。

 

東京都稲城市の事件で逮捕された真坂怜斗容疑者(26日午後、東京都多摩市で)捜査関係者によると、7人の大半は、借金の返済やギャンブルなどの遊興費を稼ぐため、ツイッターで高額報酬をうたう闇バイトに応募し、強盗グループに加わっていた。

 

「実行役は100万円前後」

「運転役は80万円」などと役割に応じた報酬を示されたという。

 

指示役からは、メッセージを自動的に消去できる通信アプリ「テレグラム」を使い、本人確認のため顔写真と運転免許証の画像を送信するよう要求される。

ひとたび画像を送ると、「逃げたらひどい目に遭う」という趣旨の話をされ、グループから抜けられなくなるという。

容疑者の1人は調べに対し、「自宅に知らない男が訪ねてきて、グループに監視されていると思った。怖い組織に入ってしまった」と供述したという。

こうした手口は、暴力団や、「半グレ」と呼ばれる反社会的勢力が仕切る特殊詐欺事件でも数多く確認されており、警察当局が関与を調べている。

「ルフィ」「キム」

 

大古健太郎容疑者(5日、東京都多摩市で)
大古健太郎容疑者(5日、東京都多摩市で)

 稲城市の事件で逮捕された容疑者7人のうち、大古容疑者は26日、中野区の事件に関与したとして強盗致傷容疑などで再逮捕された。7人のうち2人は、広島市で先月21日に起きた強盗殺人未遂にも関わった可能性があるという。

一方、容疑者が使っていたスマートフォンの解析では、指示役として「ルフィ」のほか、「キム」や「ミツハシ」と名乗る人物も浮上している。

 捜査関係者によると、一部の容疑者は「キムが『強盗に行った時は(被害者を)殺してもいい』と話していた」と供述したという。

 ルフィやキムらが別人なのか、同一人物なのかは分かっていない。だが、国際電話の着信履歴には、国番号としてフィリピンに割り振られている「63」が残されていた。警視庁はルフィらがフィリピンに滞在しながら、実行役に指示を出しているとみている。

 警察当局は、フィリピン当局との連携も視野に捜査を進める方針だ。

闇バイト強盗、実行役の個人情報握る指示役…恐怖感与え脱退防ぐ狙いか : 読売新聞オンライン

 

 

SNSの闇バイトに応募すると個人情報を根掘り葉掘り聞き出されて抜け出せなくなる

 2021年10月、特殊詐欺の容疑で29歳の男が京都府警に逮捕されました。男のスマホには闇バイトに応募してきた100人以上の写真が保存されていたそうです。いずれも、応募した人が自分の免許証を顔の横に持って写っていました。個人情報を押さえて、逃げられないようにするためです。

 TwitterなどのSNSでは、闇バイトの求人が多数出ています。「高額バイト」「裏バイト」などと呼ぶこともあります。1日5万円~10万円を現金払いで、自己負担なしという内容です。

 Twitterで連絡を取ると、LINEやTelegramといった別のチャットアプリで連絡するように指示されます。Twitterアカウントは通報され、そのうち停止されてしまうためです。Telegramについては、別記事『「Telegram」で連絡を求められたら要警戒! “闇バイト”などで悪用されるメッセージサービス』で紹介しています。

Twitterで「闇バイト」と検索すると多数の投稿が見つかります

 応募をした人の多くは「受け子」や「出し子」をさせられます。「受け子」は特殊詐欺の被害者と会い、キャッシュカードや現金を受け取り、元締めに渡す役目です。「出し子」は振り込め詐欺で騙し取ったお金をコンビニから引き出して、元締めに渡す役目です。この時、受け子や出し子が犯罪を怖がったり、現金を見て横取りしたくなる可能性があります。逃走されてはたまらないので、元締めは受け子や出し子の勤務先や家族の個人情報をあらかじめ根掘り葉掘り聞き出しておくのです。

 受け子や出し子は被害者や監視カメラに顔をさらす機会が多いので、逮捕される可能性がとても高くなります。例えば、コンビニの監視カメラなどに映った映像は警視庁の公開捜査ページで使われることがあります。被害者が騙された振りをしていて、警察が待ち受けていることもあります。

 元締め側は受け子や出し子の個人情報を把握していますが、逆に自分たちの情報は教えません。そのため、受け子や出し子が逮捕されても、元締めは捕まりにくいのです。

 実際に、受け子は頻繁に捕まっています。最近の事例では、70代女性から2000万円を受け取った町田市の37歳主婦は詐欺容疑で逮捕されました。1回5万円の報酬で10回以上受け子をしたそうです。17日には稲城市の80代女性から200万円を騙し取ろうとした31歳男が逮捕されました。コロナ禍で仕事が減り、SNSで闇バイトに応募した翌日に逮捕されたそうです。また、10月末に逮捕された受け子はなんと15歳の高校1年生でした。

 個人情報を押さえられた100人の内訳は20~30代が多いのですが、このように中高生も含まれています。目先のお金欲しさに個人情報を渡してしまうと、辞めたくても辞められなくなり、人生を棒に振ってしまいます。リスクが高すぎるので、受け子や出し子をしてはいけません。

 警視庁はTwitterで闇バイトに関する啓蒙を行っています。注意するキーワードとして、「闇バイト」「闇仕事」「裏バイト」「裏仕事」「運び」「受け」「出し」「叩き」「荷受け」を挙げています

 「受け」は受け子、「出し」は出し子のことです。「運び」は現金や違法薬物を指定された場所に運ばされます。「叩き」は強盗です。もちろん、重罪です。

 

 

 「荷受け」は「荷受代行」「荷物転送」とも呼ばれます。例えば、申し込み時に身分証明書の写真や個人情報を送り、その後、自宅に届いた携帯端末などを指定された住所に転送すると報酬がもらえるというものです。しかし、その携帯端末は自分の名義が悪用されて不正に契約されたもので、元締めの犯罪に利用され、端末代金や利用料、通話料まで支払わなければいけない状況に陥る恐れがあります。同じような手口で銀行口座を勝手に作られて、悪用されることもあります。

 電話や銀行口座を犯罪者に渡すのは犯罪です。自分は被害者だと思うかもしれませんが、法律に違反しており、捕まってしまう可能性があるのです。

 アルバイトをする際は、時給だけを見るのではなく、「受け子」や「出し子」などを指示されたり、Twitterで身分証を求められるような場合は、応募しないようにしましょう。

SNSの闇バイトに応募すると個人情報を根掘り葉掘り聞き出されて抜け出せなくなる【被害事例に学ぶ、高齢者のためのデジタルリテラシー】 - INTERNET Watch