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(漫画)90年代のパチンコ店の様子を漫画にしてみた(マンガで分かる)

信じるか信じないかはあなた次第

 

 

(漫画)90年代のパチンコ店の様子を漫画にしてみた(マンガで分かる)

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昔のパチンコ店は今では考えられないことが多々あった これはこれで良い思い出だった

従業員は見た目も怖い人が多かった



今では礼儀正しく笑顔でいらっしゃいませ!とお迎えしてくれます。

私が初めてパチンコを打ったのは1990年代。

店員さんの平均年齢は30代と思われるほど、年配の方が多かった印象です。

髪型もパンチパーマの人もいたり、若めの人もいるにはいましたが暴走族バリのリーゼントだったり。

真夏でもなぜか長袖を着なくてはいけない理由がある人もいましたね。

歩き方が怖い人の歩き方(わかりますか?)だったりと・・・何せ自分は中学生の頃ですからね。

そりゃあ大人の世界はより怖く映るものですよ。

パチンコに接客というものはまだ重要とされてなかった時代です。





私のよく行っていたお店では、カウンターも若くてかわいい子でも何でもない、眼光鋭いおばちゃんでした。

大量の両替(それでも¥30000分ほど)があると、ずっとこっちの目を見て淡々と景品を用意してたっけ。

固まったように下を向きながら、何とも言えない空気の中待ってました。

 

従業員はシマの端でタバコを吸っていた



誤解がないように付け加えると、そういう人もいたという話です。

シマの一番端に当時は¥500玉に替える両替機があって、そこが店員さんの基本ポジション。

両替機の上には灰皿、あと昔のパチンコ店あるあるで有名な「長いゴム付きの¥100ライター」

一応お客様用かな?、紛失、盗難防止用としてひもを付けたライターがぶら下がっています。

100円ライター ひも付き
お客さんも「あ、ライターないな」という時、両替機まで行ってちょっと火をつけるために重宝しました。

両替機に肘をついてタバコを吸っていましたね。

呼び出しランプを押すとお休みのところ不機嫌そうな顔で来てくれます。






そういえば店員さんに箱を下ろしてもらうのも、思い出があります。

当時は箱を下ろすのは、「基本的に自分でやる」のが当たり前と思っていました。

というのも初心者の頃、どうにも箱がいっぱいになってしまい自分で下ろせるほど器用でも発想もなかったので、

呼び出しランプを押した、押してしまった時がありました。





店で一番怖い雰囲気の方がやってきて大声で一喝、

「箱ならここにあるだろ!(隣の空き台)、どこ見てんだボケェ!!」

「はい・・・(もう二度としません)」

あんなに怖い大人に怒られるなんて、子供には刺激が強すぎトラウマ級でしたね。

以来、大当り中でも自分で箱を下ろせるスキルが自然と身に付きました。

そう思えば昔とはずいぶん変わったと痛感します、お店も、お客さんも。





その頃は、基本的に1回交換。

大当りが終わったら、上皿の玉もすべてジェットカウンターに流してレシートにしなくてはいけません。

まだ打つなら現金投資、持ち玉で打てるようになるのはもう少し後の時代からです。

なので箱を積むという機会もほとんどなかったですね。

子供連れのお客さんも普通にいた



まだ小学生になったかぐらいの子供連れもありました。

良いか悪いかは別として、車内に置いておくより何十倍も安全だけれど。

子供は打つのはやや難しいので、落ちている玉を拾って集めたりしていましたね。

別に不快感は感じず、一掴みぐらいあげるとすごい笑顔で「ありがと!」と喜んでたっけ。

あの子は今何してるんだろうか・・・





カウンターにある景品も、いかにも子供が欲しがるようなラインナップ。

あまり玉でもらう「小さいヤクルト」は、毎回近くにいる子供にあげてました。

親も遠くで右手を上げて「ありがとな」のしぐさ、何かいい時代でした。

今でも小さいヤクルトは思い入れがあって、たまに飲みたくなります。

今はトイレを借りるためでも子供の入店はNG、すぐに従業員が走ってきます。

 

店内ではマイクパフォーマンスがあった



マイクパフォーマンスというとイメージが違うのですが、店員さんがマイクで威勢良く喋り続けます。

代表的なのが、大当りした時。

「こちら55番台、55番台のお客様!、7が揃いましてのラッキースタートおめでとうございます!」






ただアナウンスするだけじゃなく、抑揚をつけたり七五調だったり、巻き舌などを使って器用なんです。

「た・ち・つ・て・と」=「チャ・ツィ・チュ・ツェ・チョ」

「さ・し・す・せ・そ」=「シャ・シュイ・シュ・シェ・ショ」

吉川晃司や布袋寅泰のオーバーなものまねみたいな口調とでも言いましょうか。

うまい人のマイクは、

「何か、かっこいいのです」






オリジナルの言葉も織り交ぜ、リズムよく流れるような口調、次の人へのスムーズなバトンタッチ、

汗を流しながら盛り上げるマイクの煽りに感動するような店もありましたね。

マイクの目的は、福引などで当たると鐘をチリンチリン鳴らして周囲の人の目を引く「煽るため」ですが、

今ならラップに近い?感じでカッコよさに憧れたぐらいです。






今では煽りマイクは禁止、その役割をパチンコ台が担っています。

キュインキュインはじめ、上部にある役物、激アツ演出の効果音なんかがそれにあたります。

打っている本人を祝福するためでなく、周りのお客さんを振り向かせて煽るためです。

今後まだまだ派手になっていくのは必然でしょうね。

よく行っていたお店では、有線で長渕剛が流れると必ず一緒にマイクで歌う店長がいましたね。

見るといい顔して笑顔で歌ってるんですよ、最高でした。

昔のパチンコ店は今では考えられないことが多々あった これはこれで良い思い出だった - 元店長からパチプロになった男!

 

 

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