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【貧富の差】底辺の子供と富裕層の子供が受ける教育の違いを漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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 【貧富の差】底辺の子供と富裕層の子供が受ける教育の違いを漫画にしてみた(マンガで分かる)@アシタノワダイ

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【速報】東大合格者数ランキング上位20校 公立勢健闘!日比谷51年ぶりの60人超、1位は40年連続で開成〈週刊朝日〉

東大と京大の合格発表が3月10日にあり、東大は2993人、京大は2724人が喜びの春を迎えた。入試分析や高校の合格者数を紹介する。

 

正午になると、東大赤門前には受験生たちが集まっていた。

新型コロナウイルスの感染拡大で今年も掲示板での合格発表はなくなり、ホームページ(HP)での発表となったが、そのHPを東大で、スマートフォンなどで見るためだ。

 

大きくうなだれる受験生がいる一方で、静かに喜びをかみしめる合格者がいた。  

 

赤門前に来た川和(神奈川)3年の青山勝繁さんは理科二類を受験した。落ちたら、東京観光をして帰宅する予定だった。結果は合格。

 

「周りの目が気になったので大きな声を出せませんでしたが、家に帰ったら喜びの声を思い切りあげたいと思います。東大では野球部に入りたい。神宮球場で、甲子園に出場したような選手たちを相手に野球ができることを目標にしています」   

 

2浪の末、合格を勝ち取った受験生もいた。千葉県在住の男性(20)は、慶應義塾大理工学部で「仮面浪人」をしてきた。昨年、数点差で不合格となり、諦めきれなかった。男性も理科二類に合格した。

「親が最初から最後まで応援してくれたのが大きい。親に合格を伝えたら、『心配していなかった』と言ってくれたが、自分はとても不安だった。合格を伝えられて、ホッとしています」   

 

今年も国公立大前期日程の合格者が出そろった。まずは東大の合格者数ランキングを見よう。  

 

1位は144人で開成(東京)。このままトップになると見られており、そうなれば1982年から40年連続で1位だ。コロナ禍でもオンライン授業を4月から実施し、生徒らも自主的に勉強に取り組み、授業が遅れることはなかったという。  

 

公立校も健闘している。日比谷(東京)は63人で昨年より23人も増やした。60人を超えたのは1970年の99人以来だ。横浜翠嵐(神奈川)は49人で23人増、県立浦和(埼玉)は46人で13人増、岡崎(愛知)は31人で12人増だった。

 

教育ジャーナリストの神戸悟さんはこう見る。

 

「大学入学共通テストの平均点が高かったことが関東圏や都市部の公立校で強気の出願につながり、合格者が増えたのではないか。

 

他方で、中国・四国など地方では志願者が減っており、合格高校にもその影響が出ていると思います」  

公立校の躍進について、大学通信の安田賢治常務はこう見る。

「関東や近畿、中部で志願者が増えており、合格者も増えている。緊急事態宣言が出ている大都市の受験生は東京に出てくることを気にしなかった一方で、宣言の出ていない地域では東大を敬遠した可能性があります」

   

京大では北野(大阪)が4年連続でトップだが、私立中高一貫校で合格者の増加が目立つ。特に西大和学園(奈良)は京大と東大で増やし、それぞれ4位、5位に入った。

 

神戸さんは「東大に加え、京大にも合格者を出す余裕が出てきた。横綱のようになってきている」と見る。  

 

新型コロナの感染拡大は、個別試験(2次試験)の実施にも影響を与えた。横浜国立大は実施を取りやめた。宇都宮大と、信州大の2学部も中止した。  

 

横浜国立大に合格した高校を見ると、トップは柏陽32人(前年17人)で、横浜翠嵐29人(同13人)、湘南25人(同19人)と続いた。県内進学校が合格者を増やし、上位を占めた。教育ジャーナリストの中山まち子さんは言う。

「基礎学力のある生徒が多い進学校を中心に合格者が増えた。2次試験で挽回しようとしていた生徒は残念な思いをしたはず。今年の入試は英語民間試験や記述問題の導入見送りもあり、最後まで入試に振り回された受験生も少なくなかったと思います」  

 

以下は、10日時点での東大合格者数上位20校。

(1)○開成(東京)            144人(106人)

(2)○灘 (兵庫)             97人(75人)

(3)○麻布(東京)             82人(49人)

(4)○聖光学院(神奈川)       79人(69人) 

(5)○西大和学園(奈良)       76人(51人)

(6)○桜蔭(東京)             71人(61人)

(7)○渋谷教育学園幕張(千葉) 67人(46人)

(8) 日比谷(東京)            63人(48人)

(9)○駒場東邦(東京)         56人(38人)

(10)横浜翠嵐(神奈川)        49人(44人)

(11)○海城(東京)            47人(43人)

(11)○栄光学園(神奈川)      47人(34人)

(13) 浦和・県立(埼玉)      46人(25人)

(13)○浅野(神奈川)          46人(37人)

(15)○久留米大附設(福岡)    36人(27人)

(16)○渋谷教育学園渋谷(東京)33人(28人)

(16)○早稲田(東京)          33人(24人)

(18)○ラ・サール(鹿児島)    32人(23人)

(19) 岡崎(愛知)            31人(19人)

(19)○甲陽学院(兵庫)        31人(17人)

 

(合格実績のある学校への週刊朝日とサンデー毎日、大学通信の合同調査を基にした速報値で、数値は今後変動する可能性がある。

○は私立。右端のかっこ内は現役合格者数) (本誌・吉崎洋夫)

※週刊朝日3月26日増大号の記事に加筆

news.yahoo.co.jp

耳塚寛明教授の研究調査結果、NHKテレビニュースで紹介(子どもの学力と家庭所得の相関性

10月7日土曜日の午後7時のNHKニュースで、本学文教育学部の耳塚寛明教授の研究調査結果が紹介されました。
 耳塚教授の研究調査は、子どもの学力と家庭所得の相関性の有無を、首都圏にある人口およそ25万人の市に住む小学6年生およそ1200人と、その保護者を対象におこなったものです。算数の学力テストの結果については、保護者の年収が高くなるにつれて点数が高くなるという結果が、また家庭での子どもの学習時間については、保護者の年収が高くなるほど学習時間が長くなるという結果が出ました(下記参照)。
 子どもの学力と家庭環境の関連をめぐっては、従来より保護者の学歴については調査がなされてきましたが、所得との関連性を幅広く調査したのはこれが初めてです。耳塚教授は「漠然と指摘されてはいたが、データのうえでも、家庭の経済力による学力の格差が表れた。格差を埋めるために学校で十分な指導がなされるように、財政的支援が必要である」と、番組のなかで提言されています。
 なおこれは、お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「誕生から死までの人間発達科学」(拠点リーダー: 内田伸子教授)の一環として実施された JELS 2003 (Japan Education Longitudinal Study 2003)の調査結果であり、調査の実施に当たっては、本学大学院人間文化研究科の博士後期課程に在籍するリサーチ・アシスタントが協力しています。耳塚教授は本研究調査の結果を、9月末の日本教育社会学会でも報告されました。

 また耳塚教授は、現在大きな問題となっている高等学校の「必修科目はずし」について、朝日新聞や読売新聞(同紙とも10月26日朝刊)などで、受験特化の指導が背景にあることを指摘し、バランスを欠いた学力しか身につけていない生徒が増えることに憂慮の念を表明されています。

NHKニュースで報道された調査結果
(1)算数の学力テスト(100点満点)の結果と保護者の年収
年収500万円未満の家庭の子どもの平均点: 42点
年収500万円〜700万円未満では: 43点
年収700万円〜1000万円未満では: 54点
年収1000万円以上では: 66点

(2)家庭での学習時間と保護者の年収
年収500万円未満の家庭の子どもの学習時間
30分以内: 67%
1時間〜1時間半: 23%
2時間以上: 10%
年収1000万円以上の家庭の子どもの学習時間
30分以内: 24%
1時間〜1時間半: 39%
2時間以上: 37%

www.ocha.ac.jp