2022-06-23 【『6÷2(1+2)=?』】これ解ける?大論争を巻き起こした伝説の問題について漫画にしてみた(マンガで分かる) アシタノワダイ ahamo 信じるか信じないかはあなた次第 【『6÷2(1+2)=?』】これ解ける?大論争を巻き起こした伝説の問題について漫画にしてみた(マンガで分かる) 『6÷2(1+2)=?』ネットで議論を巻き起こしたこの問題!で、正解は? 【『6÷2(1+2)=?』】これ解ける?大論争を巻き起こした伝説の問題について漫画にしてみた(マンガで分かる) www.youtube.com 『6÷2(1+2)=?』ネットで議論を巻き起こしたこの問題!で、正解は? ことの初まりは、台湾のfacebookコミュニティにて算数の簡単な式を出題したところ半数以上の人が間違った解答をしたと言われた。その問題は次の通り。 6÷2(1+2)= さあ、あなたはこの問題になんと答えただろうか? 出題者の意図としては「9」が正解、「1」が不正解という引っ掛け問題だったわけなのですが、ごれが物議を呼び「1」が正解という主張する人も多く、長い間SNSや掲示板で議論を呼んでいた。 どこかでこの問題は見たが、結局答えがどちらかはっきりせず、うやむやになっている人も多いのではないだろうか?そこで編集部で結論が出たのかを調べてみました。 複数の数学者にきいても、人によって解答が異なる。 計算機も機種によって解答がバラバラ ネットの声でも、解答はバラバラ googleやLinuxなど主要なソフトウェアは「9」と解答 googleやLinuxまで「9」なんだったらそれが正解なんでは?と、思われるかもしれませんが結論に行く前にまずは、「9」派の主張と、「1」派の主張を整理してみよう。下の図をご覧ください。 つまり、ポイントは『2(1+2)』をかけ算の「×」を省略しただけと考える(算数的)か、多項式として他の演算より優先される1つの値として考える(数学的)かによって解答が変わってくる訳です。先ほどのgoogleやLinuxのソフトウェアが「9」と解答するのは、問題の数式を「6÷2×(1+2)」つまり、『×』を省略した式として計算するからなんですね。 でも、ここがこの問題が議論を呼んだポイントで、数式自体の書き方が間違っているということです。本来、整数の式で今回のように『(』の前の『×』を省略して書くことはしないそうです。ただ、それが明文化されていないのか、あくまで通常はしないという程度だったためにここまで話が大きくなってしまったようです。 結論としては、 算数的に考えると:『9』 数学的に考えると:『1』 数式自体が間違っている!(問題の出し方が悪い) ということでした。 <余談> 台湾のfacebookコミュニティでこの問題が取り上げられた時、答えは1派と9派で半々だった。数学専門家は「普通に左から右に原則通り計算してくれ」と、答えを9であると結論付けた。 これに対し、台湾の一部の学校教育部は「間違える人が多すぎる。きちんと指導を強化していく」とコメントしている。 grapee.jp
ことの初まりは、台湾のfacebookコミュニティにて算数の簡単な式を出題したところ半数以上の人が間違った解答をしたと言われた。その問題は次の通り。
6÷2(1+2)=
さあ、あなたはこの問題になんと答えただろうか?
出題者の意図としては「9」が正解、「1」が不正解という引っ掛け問題だったわけなのですが、ごれが物議を呼び「1」が正解という主張する人も多く、長い間SNSや掲示板で議論を呼んでいた。
どこかでこの問題は見たが、結局答えがどちらかはっきりせず、うやむやになっている人も多いのではないだろうか?そこで編集部で結論が出たのかを調べてみました。
googleやLinuxまで「9」なんだったらそれが正解なんでは?と、思われるかもしれませんが結論に行く前にまずは、「9」派の主張と、「1」派の主張を整理してみよう。下の図をご覧ください。
つまり、ポイントは『2(1+2)』をかけ算の「×」を省略しただけと考える(算数的)か、多項式として他の演算より優先される1つの値として考える(数学的)かによって解答が変わってくる訳です。先ほどのgoogleやLinuxのソフトウェアが「9」と解答するのは、問題の数式を「6÷2×(1+2)」つまり、『×』を省略した式として計算するからなんですね。
でも、ここがこの問題が議論を呼んだポイントで、数式自体の書き方が間違っているということです。本来、整数の式で今回のように『(』の前の『×』を省略して書くことはしないそうです。ただ、それが明文化されていないのか、あくまで通常はしないという程度だったためにここまで話が大きくなってしまったようです。
結論としては、
算数的に考えると:『9』
数学的に考えると:『1』
数式自体が間違っている!(問題の出し方が悪い)
ということでした。
<余談>
台湾のfacebookコミュニティでこの問題が取り上げられた時、答えは1派と9派で半々だった。
数学専門家は「普通に左から右に原則通り計算してくれ」と、答えを9であると結論付けた。
これに対し、台湾の一部の学校教育部は「間違える人が多すぎる。きちんと指導を強化していく」とコメントしている。